人間牧場

〇秋の夕日

 昨日は人間牧場での草刈り作業を終えて帰宅途中、運転していた軽四トラックのバックミラーとサイドミラーに、綺麗な夕日が映りました。横目に見上げながら通ったJR下灘駅のプラットホームには、夕景を見ようと集まった人が相変わらず沢山いて、賑やかそうでした。

潮風ふれあい公園から見えた夕日夕やけ

 こんな時は夕日のメッカシーサイド公園でと思うのですが、公園はリニュアール工事中で、狭い駐車場もいっぱいで中に入れず、仕方なく迂回して潮風ふれあい公園まで足を伸ばしました。運よく夕日の残照が海を照らし、とても綺麗な夕日を見ることができました。

 よく色々な人から、「夕日を見に行きたいのですが、いつの夕日がお勧めですか?」と尋ねられます。その都度、「あなたが見に来た時が一番」と笑って誘いますが、本当は空気の澄んだこの頃が一番綺麗に見えるようです。

 夕日を見に来た人たちと雑談をしながら見ていると、偶然親友の稲葉さんが通りかかりました。稲葉さんは砥部町の人ですが、公園の上の方に畑を作っていて、昨日は私と同じく農作業をしての帰りでした。一人で見る夕日もいいですがみんなで見る夕日もまた綺麗でした。

「♯真っ赤だな~ 双海の夕日は 綺麗だな~♭ 思わず歌い たくなる夕日」

「普通なら シーサイドにて 見るはずが リニューアル工事 車止めれず」

「色々な 人から聞かれる 質問は いつの夕日が 一番綺麗?」

「空気澄む 秋の夕日が ひょっとして 一番綺麗 いやいや年中」

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人間牧場

◯人間牧場にて

今日はこちらの地方では通称「くだり」という北東の風画強いものの、雲一つない秋晴れです。そんな好天気に誘われ、急な思いつきで人間牧場の草刈りに来ています。

今は時折かかってくる携帯電話に対応したり、休憩時間を利用して持参しているタブレットで、こうしてfaceBookに記事を、自宅から遠く離れた人間牧場で書くこともできるのですから、便利な世の中になったものです。

標高130mの高台からは愛媛県はもとより、山口県や広島県の島々まで一望でき、一人占めするのは勿体ないほどの眺望です。

今月はここ人間牧場で、子ども体験塾やジュニアリーダーの研修会が相次いで開催される予定です。来客を気持ちよく迎えるためにも、今日はもう人踏ん張り草刈りを頑張りましょう。

人間牧場からの眺望

 

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人間牧場

〇煙会所の大掃除

 このところどういう訳か2~3人の来客が多く、毎日の様に人がやって来ます。その都度わが家のゲストハウスである親父が住んでいた隠居家と、囲炉裏のある私設公民館、それに東屋(屋外)を使い分けていますが、やはり圧倒的に多いのは私設公民館煙会所です。

大掃除した私設公民館煙会所の囲炉裏部屋

 そんなこともあって昨日は午前中、煙会所の畳を濡れ雑巾を固く絞って拭いたり、併設しているトイレの掃除をしました。自宅の掃除は余程のことがない限り妻に任せきりでしませんが、ゲストハウスの隠居家と私設公民館煙会所の掃除は私の仕事だと認識して、人が来る前に掃除をしています。

 少しずつですが秋も深まり始め、間もなく囲炉裏の火が恋しい季節になってきました。そのため昨日は自分が端材で作った炭箱に炭をいっぱい入れ、火おこし用の木っ端や火吹き竹も綺麗に拭いて火箸、じゅうのなどの7つ道具も準備をしました。これでいつ寒さが来ても大丈夫です。

 芳名禄など必要ないと思い置いていないので、記録には留めていませんが、この煙会所にはかつて永六輔さんや竹村健一さんなど著名人も沢山見えられ、囲炉裏を囲んで色々な話をしましたが、その人たちもいつの間にか鬼門に入り、寂しい限りです。

「このところ 知人友人 足繁く わが家を訪ね その都度懇談」

「わが家には ゲストハウスが 三つある 隠居や東屋 囲炉裏部屋まで」

「客筋に 応じてそれぞれ 使い分け それぞれ趣き 違うからいい」

「秋深く なると囲炉裏が 恋しくて 炭火で煮炊き それもまたよし」

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人間牧場

〇届けてもらった稲わら

 昨日外出先へ友人の本多さんから、「頼まれていた稲わらを庭先に届けておきます」と電話が入りました。所用を済ませて夕暮れ時自宅に帰ると庭先に、稲わらが積まれていました。運よく自宅にいた孫奏心がその様子を話してくれました。日暮れまでにはまだ時間があったので、早速稲わらをビニール紐で運べるほどに束ね、一輪車で倉庫の隅の稲わら置き場まで運び入れました。

本田さんが届けてくれた稲わら
本尊山も秋の夕焼け

 最近の稲刈りは稲わらを小刻みにカットして田んぼに戻すので、稲わらを貰う手立てがなく、2年前から元地域おこし協力隊の本多さんが、稲木にかけて稲落としした稲わらを確保してくれるので、近くの田んぼへ貰いに行っていましたが、今年は忙しいのにわざわざわが家まで運んでもらい、恐縮しました。

 倉庫にストックした稲わらは来年初夏になると、家庭菜園に植えるスイカ畑の敷きわらに使います。本当は麦わらが良いのですが、ここら辺で大麦を作る人は今時殆どなく、麦わらも手に入らないので稲わらを使っています。これも循環型農業なので、本多さんにお礼の電話を入れました。

「庭先に 稲わら届き ビニールの 紐で束ねて 倉庫の隅に」

「最近は 稲刈り同時 稲わらは 刻まれ田んぼ 還元される」

「来年の 夏に稲わら 畑敷き スイカを作る 早くも準備」

「お陰様 稲わら雨に 濡らさずに 収納出来て 安堵しました」

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人間牧場

〇国勢調査を終えました

 今年は5年ごとに行われる国勢調査の年です。国勢調査は正確な統計を作成するため、統計法という法律によって国民は、調査項目に回答する報告義務が定められています。数日前近所の調査員が調査票をわが家へ持って来てくれました。最近はインターネットでも回答ができるようになっていますが、私はあえて黒鉛筆を削って調査票の家族状況を塗りつぶして行きました。

5年に一度の国勢調査

 塗りつぶしながら、わが家の家族状況を色々記入し始めると、息子や若嫁、それに同居の孫たちの生年月日を知っているはずなのにとっさに思い出せず、息子に携帯電話で確かめたりする慌てぶりでした。全て記入し終え、記入漏れや間違いがないかもう一度確認して、専用の切手不用封筒に入れ、歩いて近所の郵便局の郵便ポストに投函し一件落着でした。

 今年は新型コロナ統計ともいうべき予期せぬ時代背景があり、感染拡大で倒産する企業や失業者が出るなどの悪影響を反映した結果になるだろうと想像しています。5年後に行われる次の国勢調査の頃にはワクチンも開発され、マスクの要らない世の中になることを期待しています。そういえば5年後には私も生きていれば80歳です。

「今年は 5年に一度の 調査年 国民の義務 調査に協力」

「同居人 生年月日 いつだった? 記入も出来ず 息子に電話」

「記入漏れ ないか確認 封筒に 入れて糊付け ポスト投函」

「今回は コロナの影響 反映し 倒産・失業 もろに現る」

 

 

 

 

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人間牧場

〇75歳にしてクラフトに挑戦

 6年前に亡くなった親父は何かにつけて器用でした。ゆえに今も家の周りには親父の造ったものがやたらと多く、暮らしやすい工夫が随所に見られ助かっています。器用な親父には何か困りごとがあれば何でもやってくれるので、自分がする必要もなく日々を暮らしてきました。そんな私を見た親父からは、「お前は不器用だ」といつも言われていました。

掘り始めた馬路村産魚梁瀬杉の盛り皿
ケヤキの板を使い掘り始めた自在吊り

 ところが親父が亡くなると頼れる人もなく、仕方なしに親父の遺した道具類を使ってあれこれやっていますが、流石にこの歳になると進歩の跡も見られず、釘を打つはずの金槌で手を叩いてみたり、鋸で手を切ったりと大怪我はしないもののすり傷切り傷は絶え間がないほどで、その都度リバテープを貼って回復を待つ有様です。

 それでも何かを作ってみたいと思うようになり、蜜蜂の巣箱を作ったり、妻に頼まれて掃除道具置き場作ったりしてますが、少し自信のようなものが頭を持ち上げ、難易度の高いクラフトに挑戦し始めました。何年か前高知県奈半利町に住む坂本利男さんから馬路村産魚梁瀬杉の切り株をいただきました。その切り株は親父の手で座卓に生まれ変わって、人間牧場の水平線の家に運び、私の落伍高座の演台として使っています。

 切り株を貰った折、魚梁瀬杉の一枚の板をいただいていました。何をするでもなく煙会所の床下にしまっていましたが、先日その板を何かに出来ないかと思い立ち、木製の少し大き目の盛り皿を作ってみようと思い立ちました。早速ノミやカンナを使って掘ったり削ったりしました。同じように倉庫に保存していたケヤキの板を使って、煙会所の天井から自在鉤を吊るす自在吊りも造り始めました。

 クラフトというにはまだまだ修行が足りませんが、2つとも私が初めて挑戦し始めた木工工芸品?なので、その仕上がりを楽しみにしている昨今です。私は明日76歳の誕生日を迎えます。数え年だと喜寿ですが、来年の77歳までにこの二つを綺麗に仕上げ、自在吊りを取り付け、盛り皿に鯛の活け造りを置いて、煙会所の囲炉裏を囲んで喜寿のお祝いをしたいと思っています。乞うご期待です。

「不器用と 親父に烙印 押されたが 性懲りもなく クラフト挑戦」

「魚梁瀬杉 板を使って 盛り皿を 彫ってみようと ノミとカンナで」

「ケヤキ板 使って自在 吊り作る イメージ通りに 中々できぬ」

「これからは こんな趣味にも 手を出して 豊かな人生 謳歌をしたい」 

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人間牧場

〇トリアージという言葉の意味

 昨日は定期健診の日でした。8時30分から受付・診察の予約なので、通勤時間と重なって市内での渋滞があるかも知れないという予測をして、自宅を少し早めの午前7時に出ました。普通であれば40分ほどで到着する予定ですが、病院の入り口付近で少しだけ渋滞に巻き込まれ、結局病院に着いたのは午前8時でした。自動受付機で受付を済ませ、2階の検査場で検尿などの検査を終え、外来診療受付を済ませて外待合で診察順番を待ちました。

待合室で聞く様々情報

 水曜日の午前中ながら待合室の椅子は、コロナ対応のため真ん中の席がに貼り紙がされ、間隔を置いての着席のためほぼ満席状態でした。患者さんの中にはいくつもの病気を抱えている人も多く、またそれなりに勉強しているのか、知ったかぶりで病気の知識を、隣の席の人にさも得意げに話をしていました。その人から「トリアージ」という聞き慣れない言葉を聞きました。大災害が発生し避難所が著しく不足する状況の時、避難所の利用者に自宅を失った人、高齢者、しょう害者などに優先順位をつけて受け入れる仕組みです。

 その人が、「大災害の時なら分かるが、新型コロナのような時にこのトリアージで優先順位をつけられると、私のような疾病持ちは健常な人に比べ助かる比率が低く、黙っていると処置もされず殺されかねない」と話されました。助からない命に時間をかけるより、助かる可能性が大きい順に2人、3人と救う方が「正しい」という理論も分かりますが、命の選別や命のランク分けはあってはならないと思い、その人の話を興味深く聞きました。

 新型コロナの流行がによって、私たちの身の回りでも「トリアージ」のような様々な横文字言葉が飛び交うようになりました。知ったような顔をしてはいるものの、私たち一般市民にはその意味さえも知らず知らされずやり過ごしていますが、デジタル手段を持たない一般市民には、オンラインやズームなどさえもまるで別世界の話なのです。待っているとその内デジタル表示に自分の番号が表示され、中待合を経て診察をしてもらいました。今回も異常が認められずホッとしましたが、次回は正月明けの1月6日の予約を取って病院を後にしました。

「三ヶ月 一度の定期 検診に 出かけ受付 待合室で」

「病院の 待合室は ほぼ満員 隣に座った おじさん熱弁」

「トリアージ 知っているかと 尋ねられ あんたは偉いと 誉められました」

「もし順位 つけられたなら 何番か? 言われてドキリ 処置なしあの世?」 

 

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人間牧場

〇今年の夏は綺麗な花に癒されました

今年の夏は真っ赤な芙蓉の花と黄色いヒマワリの花に随分癒され元気を貰いました。

ヒマワリは夏のほんの短い間だけ咲き、既に片付けて種を取り、跡地には野菜の種や苗が元気に育っています。

真赤な芙蓉の花は、友人から貰った珍しい花で、挿し木をして増やした苗を、裏庭に植えましたが、今も名残の花が咲いています。

 

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人間牧場

〇大相撲秋場所テレビ観戦

 度重なる黒人差別で亡くなった方々の、名前を書いたマスクをつけて抗議し優勝した、ゴルファー大坂なおみさんなどスポーツ選手の活躍は、テレビ観戦ながらコロナウイルスでどことなく沈んだ私たち日本人の心に、大きな希望や勇気を与えてくれました。同じスポーツでも国技と言われる大相撲は格別で、残念ながら新型コロナの影響で無観客や観客制限となり、大阪、名古屋、九州での地方場所も、多くの力士が動いてコロナのリスクが高いことから、年六場所全てが両国国技館開催となりました。

初優勝した雲本出身力士正代

 そんな中先週までの2週間、恒例の秋場所が国技館で開催されました。歓声を上がることができない館内は、ごひいき力士の名前を染め抜いたタオルと拍手しか応援ができず、大きな声援や時には興奮余って座布団が飛ぶかつての場内とは違って、テレビの前での観戦もどことなく拍子抜けがしますが、コロナワクチンが開発されコロナが終息すれば、また元の賑やかさが戻ってくることでしょう。そんな思いを込めて相撲ファンである私は極力相撲を見ています。

 最近は炎鵬など技のデパートといわれる小兵力士が多く、その小さい体で大きな巨体の力士に勝ったりすると、半官びいきもあってテレビの前ながら大きな拍手を送っています。秋場所は何といっても熊本出身である東関脇正代の大活躍でした。貴景勝や朝の山に先に大関になられ悔しい思いになったうっぷんを晴らすように快進撃を続け、ついに13勝2敗の好成績で優勝し念願の賜杯を手にすることができました。熊本は地震や今年も大雨災害に見舞われ甚大な被害を受けただけに、地元の人に大きな勇気を与えたに違いありません。

 次場所と思っていた大関取りも、先場所や今場所の13勝2敗の好成績での優勝で、大関になることが確実のような雲行きです。優勝を決め支度部屋へ向かう正代が、涙をこらえながら付き人と抱き合って喜ぶ姿は感動ものでした。盛りを過ぎ休場の多い2人の横綱のことも気になりますが、この上は一層精進し、最高位の横綱を目指し頑張って欲しいと思います。一年納めの九州場所が国技館に場所を移しても、正代の活躍を期待しています。

「大相撲 新型コロナの 影響で 6場所全て 東京開催」

「座布団が 飛んだ会場 コロナにて 拍手だけしか 応援できず」

「大雨の 被害に遭った 熊本の 出身力士 初優勝する」

「優勝に 加えて大関 なるという 二重の喜び 次場所楽しみ」

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人間牧場

〇釣った小魚の料理講習

 昨日は穏やかな初秋の日曜日で、珍しく6人の家族みんなが在宅で、それぞれ思い思いに過ごしていました。午前中部活に出かけていた中1の孫希心が帰り昼食後、息子は子ども二人を連れて下灘の港付近へ釣りに出かけたようでした。

釣果はたったこれだけ
まな板に乗った小魚を粗調理実習する孫奏心

 3時間ほど過ぎた夕方小さめのクーラーボックスを提げて3人が帰って来ました。私「釣れたかい?」、孫奏心「釣れた釣れた、楽しかった」、私「何が釣れた?」、孫奏心「イワシやアジや鯛も」と言ってクーラーボックスを開けて見せてくれました。

 中にはデッカイ氷の塊の隅に小魚がチョロチョロでした。孫奏心は日ごろ私が魚の粗調理をしている姿を興味深そうに見ていて、時々自分もやりたいと言うものの、これまで手出しをさせませんでした。この時とばかり孫奏心と2人で庭の外台所に立ち、料理講習と相成りました。

 イワシ、アジなどの鱗を引いて内臓を取り出し、尻尾と頭を包丁で切る単純作業でしたが、孫の料理講習にはうってつけの小さい魚10数匹を、あっという間に調理し終えました。昨晩は孫が初めて粗調理した魚の煮つけが食卓に並び、私もお裾分けに貰ったイワシを妻と二人で美味しく食べました。

「下灘の 港へ釣りに 出かけたが クーラーボックス 空も同然」

「僕釣った 自慢の小魚 まな板の 上に並べて 料理講習」

「鱗引き 内蔵取って 包丁で 尾びれや頭 中々やるわい」

「お裾分け 美味いと褒め 食べたけど 腹に足しにも ならぬほどです」

 

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