人間牧場

〇寝たっきりになった同級生

今日は史談会の事務局長さんと2人で、「終戦80年この人に聞きたい」というタイトルで始めた古老の話を聞くため、9時から11時まで本郷の亀岡さん宅を訪問し2時間の予定で収録を終えました。その後自宅まで送ってもらい昼食を食べてから急な思い付きで冨岡の久保さんに取材を申し込むため久しぶりに冨岡の集落へ向かいました。久保さん宅には何度か電話を入れて接触を試みましたが、なぜか電話が繋がりませんでした。久保さん宅へ着くと在宅で、聞けば電話が故障していて通じないとのことでした。収録予定を快く引き受けていただいた帰り道、同級生の大藤さんのことを思い出し、火災で焼失しお寺の山門だけが残る支度を久しぶりに訪ねました。大藤さんは脳梗塞などにより体が不自由で、ベットに寝たまま奥さんと二人で出迎えてくれました。積る話をいっぱいして喜んでくれました。同級生の音信を話す度に懐かしい元気なころの思い出話に花を咲かせました。帰り際不自由な手を差し伸べて涙を浮かべていました。幸いなことに私は今のところ元気です。でもいつどうなることかも分かりません。「元気で進ちゃんが羨ましい」と言ってくれました。

 

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