〇おふくろの夢を見ました
昨日の夜母ちゃんと呼んでいたおふくろの夢を見ました。母ちゃんは働き者で病気ひとつせず、特に当時は女は乗せないという漁船に乗って親父とともに県外出漁までした頑張るかあちゃんでした。
親父が病気で目を悪くしたため、当時は珍しい小型船舶操縦士の免許をとり、表向きは母親が船長でした。当時の漁村は半農半漁だったため漁の合間に山畑に出て暇さえあれば働きました。その他漁協婦人部の部長として活動し、日掛貯金や日常の活動を発表した成果が認められ、東京まで発表に行くほどでした。
私が人の前でたどたどしい日本語で話したりすることができたのは、ひょっとしたら母ちゃんの影響があったからかも知れません。その母ちゃんは病気知らずでしたが肺がんにかかりその生涯を閉じた時は、余りにも早い旅立ちに驚きましたが、これも天命と受け止めました。ガンで寿命が短いと思っていた父ちゃんが残され、17年間も長生きできたのですから世の中は分からないものです。
父親の武勇伝や、陸に上がってからの活躍の様子は、海舟館に沢山残っていますが、母親の姿は意外と残っていないことに気がつきました。そうだ母親の足跡も書いて残さないとと思った矢先、パッと目が覚めました。「母ちゃんごめん」でした。少し母ちゃんの思い出も書いてみたいと思っています。