人間牧場

〇届いた栗の実
 毎日暑い日が続いていますが、季節の移ろいのそこここに秋の気配を感じています。昨日近所に住む友人が綺麗な栗を今年も沢山自宅まで持って来てくれました。貰った人には言えませんが、栗は他の農作物と違い少々厄介な秋の味覚なのです。

 そのままの状態で焼いて食べるか茹で栗にしてたべるのが面倒臭くない食べ方でしょうが、妻は鬼皮を剥いだり渋皮を剥いだりして冷凍し、正月おせちに栗を使いたいので手伝って欲しいと頼まれました。栗専用の強力ハサミで私が鬼皮を剥ぎ、妻が包丁で支部側を剥いで行くのですが、力のいる仕事で、老夫婦には少々お荷物のようでした。

 専用の栗ばさみも年に一回使うくらいな頻度なので切れが悪く中々はかどりませんでした。妻は業を煮やして伊予市内のホームセンターへ栗ハサミを買いに出かけました。その間私が古いハサミで鬼皮を取り終えた頃妻は帰って来ました。それから2人がテレビのニュースを見ながら手が痛いとか言いながらやっと2時間ほどで皮をむぎ終えることが出来ました。お裾分けした若嫁は栗ご飯を炊き、わが家へもお裾分けの栗ご飯が届き、ご相伴にあずかりました。

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