〇ちょっと手伝って
私の仕事は、家の敷地内にある家庭菜園の世話、家の周りの草刈り、自宅から10㎞余り離れた人間牧場や港の見える丘などの草刈り作業などがあります。歳をとるにしたがって最近はそれらの作業が重荷になりつつあることを実感しています。
もう間もなく満年齢で80歳を迎えるため、車に乗れる年数を考えると幾ら頑張っても、6~7年が限界だと自覚をしていますが、最近まで元気だった妻が目の病気にかかり、私が主、妻が従だった私たち夫婦の人間関係を自戒の念を込めてイコール、若しくh妻が主、私が従にならなければならないと思い始めました。
8月の盆明けに妻の目の手術が予定されているので、最近妻の運転を極力しないように、私がアッシー君になっていますが、ただでさえ忙しい私ゆえ忙しさが余計増え、頭では分ったり納得していても少し憂鬱になってき始めました。
今日も午前中書斎で物書きをしていると、妻が「お父さん、ちょっと手伝って」と外から声をかけられました。妻は天気が良いので、どうやら窓と網戸の掃除をしているようで、手の届かない所を雑巾で拭いたり外して水洗いした網戸を元に戻して欲しいとのことでした。
それから延々9時から12時まで3時間、大汗をかきながら手伝う羽目となりました、「ちょっとの手伝い」のつもりが「大事の手伝い」になりました。妻から「お陰で助かった。綺麗になった。ありがとう」と言われましたが、これから私の手助け項目はドンドン増えそうな雲行きです。