人間牧場

〇無益な殺生はしたくないけれど
今朝庭をチョロチョロ歩く小さいネズミを発見しました。私たちの暮らしでは百害あって一利なしの小動物が人間と同じ社会で沢山暮らしています。スズメバチ、藪蚊、ムカデ、ゴキブリ、アリ、蛇などはその最たるものですが、ネズミも悪さをするので、傍にあった棒切れで叩きつけました。さすが北辰一刀流?の腕前で上手くヒットしネズミは目を回して死んでしまいました。火ばさみで挟んでかたずけゴミ箱に入れて1件落着でした。

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人間牧場

〇只今私はうちわが強い味方です
 会う人毎に、「今年の夏は暑いねえ」と言われます。冬が来れば寒いより暑い方がいいと思い、夏が来れば暑いより寒い方がまだましと、人間は勝手なこと言っていますが、正直今年の夏は暑いと感じています。

 わが家は少し高台にあって風の通りが良く、加えて土壁の日本家屋ゆえ、窓を網戸にしていると爽やかな風が吹き抜け、冷房が嫌いな私は余程のことがないとエアコンをつけません。電気代が勿体ないなどとよこしまなことを考えているのではなく、冷房に弱いのです。

 先日も来客があって今にエアコンを入れたところ、夕方から体が冷えて夏風邪特有の症状である咳と鼻水が出始めました。近くの診療所に出掛け処方してもらい薬局で貰った風邪薬を朝・昼・晩に服用していますが、効きはイマイチのようです。それでもいただいたお薬を朝・昼・晩と飲んでいます。

そこで登場するのがうちわです。扇風機が電動なら、さしずめうちわは手動風起こし器」とでも言うべきでしょうが、居間、寝室、書斎、ダイニングにそれぞれ置いて超帆よく使っています。

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人間牧場

〇サンデー毎日の夫婦
 私は20年前現職を退職して再就職もせず念願の自由人になりました。妻は近くの歯科医院にパート職員として32年間の長きに渡って勤めていましたが、今年の5月に目の病気にかかり、数字に関わり仕事なので間違いがあってはいけないと、急遽退職をすることになり晴れて夫婦ともども念願の自由人になりました。

 朝から夕方まで家に妻がいるなんて考えても見なかったため、最初は多少戸惑いましたが、約3ヵ月が経った今はやっと慣れて、外出の多い私ですが家に帰ると必ず妻がいて、3度の食事も今までのような慌ただしさもなく、のんびりゆっくりダイニングから見える裏庭の景色を眺めながら夫婦の会話を楽しんでいます。

 ただ、自由人になって困るのは「サンデー毎日」ですから曜日の感覚がなくなり、3日前もゴミ出しの日をうっかり忘れて、大慌てしたハプニングもありました。ただ私的には妻には内緒の話ですが、いつも妻が傍にいると少し煩わしい気もしています。まあぜいたくな悩みですが、その分私があれこれとボランティア活動などに参加して家を留守にする機会や来客が多いので丁度よいのかも知れません。

 

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人間牧場

〇この小さい薮蚊に悩まされています
 草刈りのシーズンになって、何かと忙しい暇を見つけて草刈りをやっていますが、草の勢いが強いので、あたふたしながら黙々とやっています。家から離れた人間牧場や港の見える丘へ草刈りに出掛ける時の7つ道具の一つは、熱中症にならないために少し大きめの水筒に冷やしたお茶を入れてもらい持参しますが、半日で飲み干してしまいます。

 麦わら帽子に地下足袋の出で立ちにもう一つ欠かせない物はまとわりつく薮蚊に刺されないよう「蚊取り線香」に火をつけ丸い缶に入れて紐で腰にぶら提げるのです。今は少しの時間だったらスプレータイプでも役に立ちますが、長時間だとその効果が薄れ、一斉攻撃を受けるので「金鳥の蚊取り線香。を使っています。

 除虫菊が原料だと聞いていますが、真偽のほどは分かりません。それにしてもあの小さい薮蚊が人の肌に容易に毒針を突き刺し人間の血を吸うのですから驚きです。蚊に刺されると赤く腫れ上がったり、痒くて我慢できません。聞くところによると蚊の毒針にヒントを得て、痛くない注射を開発した人もいるそうです。薮蚊、ブト、ムカデ、マムシ、蜂に加え、最近はマダニも刺されてほおっておくと死に至ることもあるそうです。

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人間牧場

〇ダラダラしてる
 先日所用があって松山に住む次男宅へ電話を入れました。次男宅には今年小学校1年生に入学した孫娘の花菜がいて、電話に出てくれました。

 妻が「花菜ちゃん、今何している?」と聞くと、「ダラダラしている」と、突拍子もない予期せぬ言葉が返って来て、小学一年生とは思えぬ言葉に大笑いをしてしまいました。

 子どもが発する言葉は、大人の物まねから始まりますが、恐らく両親がこんな言葉を言っているに違いないのです。子どもに向かって親は「ダラダラするな」などと注意の言葉をかけますが、孫娘の発した「ダラダラしている」とは「何もせずリラックスして休んでいる」ことだと想像し、電話を切って二人で大笑いをしました。

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人間牧場

〇ブルーベリーの収穫
 家の横の小さな畑に植えてい大小大小5~6本のブルーベリーの木に、鈴なりについた実が黒く色づき、収穫の時期を迎えました。毎年この時期になるとカワセミがやって来て熟れた実から啄んで食べられてしまうので、昨年漁師さんからもらったテグスの漁網を、元漁師の私が加工して縫い合わせ、竹や支柱枠を作りスッポリ被せたところ、思惑通り野鳥の食害に遭うこともなく、昨年は沢山収穫をすることが出来ました。

 

 昨年使った漁網を丁寧に外し、たたんでキャリーに入れ、倉庫にしまっていたのを取り出して、今年も覆い被せたお陰で、自家生食とブルーベリージャムにする程度の量を収穫をすることが出来ています。ブルーベリーに含まれているアントシアンという物質が目にいいと宣伝しているので、只今目の病気を患っている妻は、冷蔵庫で冷やしてつまみ喰いのような形で信じて食べているようです。

 私はブルーベリーの実を食べると、時々気にするほどではない小さな種が口に残るのが嫌で収穫しても殆ど食べることはありません。唯一食べるのはお裾分けしたブルーベリーを使って若嫁が作ったジャムを、毎朝食べるヨーグルトの上にかけて食べると美味しいので、お裾分けしてもらって食べています。ブルーベリーのアントシアニンが目の病気に効いて妻の目が早く良くなるよう、これから少しの間せっせと収穫して食べさせたいと思っています。

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人間牧場

〇真っ赤なトマト
 真夏間近な梅雨の末期は毎のように雨がよく降ります。雨が降ると勢いづくのは雑草ですが、畑のナスやピーマンなどの夏野菜も雨水を存分に吸って元気よく育っています。

ところが豊作と思うトマトだけは雨に弱く、この頃のように毎日雨が続くと、水分が過剰になり過ぎて玉割れがしたり、トマトの実が病気で腐ったりします。トマト生産者などは病気予防ために農薬を使っているようですが、トマトの基本は生食なので農薬をかけると安心安全が確保できないためそれも出来ず、完熟を目指すも腐らせないため、少し色づいたら早めに収穫していますが、未完熟では余り美味しくないようです。

 今日は朝から1日中雨でしたが、雨が止んだため今夕トマトを植えた畑に入り、沢山のトマトを収穫しました。近頃は妻に頼んでトマトでジュースやスムージーを作ってもらい飲んでいますが、とても美味しいです。

 今夕収穫したばかりの桃太郎という品種の大玉トマトを掌に乗せてまざまざと見ました。リコピンを沢山含んでいるトマトが体に良いのであれば、毎日の私の元気はポパイならホウレンソウ、若松進一ならトマトと言いたいほど毎日よく食べています。

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人間牧場

〇花火大会の延期

何かと慌ただしい週末だったため、悪天候の影響で楽しみにしていた寄付による花火大会が中止になった旨の延期通知を見忘れていました。秋の花火を計画するそうです。

 

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人間牧場

〇農業用水槽にいる一匹だけの鯉
 毎日ウォーキングしているコースの途中に、日頃使われていないかなり大きな農業用水槽があります。周辺がみかん山だった頃は消毒や渇水期の潅水に使われていたようですが、みかんの木も枯れたり伐採されていて、役目を終えて放置されているようです。

 

 雨が降ると水路を通って水が入るようになっていますが、雨が降らないと漏水するのか水位が自然に低下するようです。その水槽に6~7年前、持ち主が1匹オレンジ色の鯉を入れたようですが、その後最近までは餌をやる人もいないのに、大きくなって、時々水面近くに浮かび上がってのんびり泳いでいるようです。

 洒落ではありませんが、洒落た話をすると鯉なのに1匹だけでは恋も出来ず、当然子どもも生まれないようで、一匹だけがやもめ暮らしをしているようです。少し可哀想なんで、いいかどうか分かりませんが時々パンの耳を持って行って水面に投げ入れると、防備の心が緩むのか、近くまで泳いでくるようになりました。

 このところの雨で今朝の水槽の水は満水状態でした。水面に浮かんで泳いでいましたが私の気配を察知して深く潜って姿を消してしまいました。これから先一人暮らしならぬ一匹暮らしをする鯉の行方が少々気になっています。

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人間牧場

〇この雨水もやがては海へ
 昨日から今朝にかけて、わが町わが家付近では、かなり激しい雨が降り、あちらこちらの斜面から水が吹き出していました。水路という水路は満水状態で水が勢いよく流れて川上から川下へと、何の疑いもなく流れ下っていました。

 ふと、「この水路や小川の水は一体どこへ向かって流れているのだろう」と、考えなくてもいい馬鹿げたことを考えました。私が目の当たりにした水は、川を通って海に注ぎます。そして塩水とせめぎ合いながら塩分と混ざり合って月の引力がもたらす力によって満ちたり引いたりしながら海を漂うのです。

月の引力がなければ海の水は動くことが出来ず腐ってしまうそうですが、太陽とともに月の引力のパワーはとにかく凄いものです。山に降った水は落ち葉が腐って出来た腐葉土の濾過器を通して栄養分の高い水となり、海に生きる魚や海藻などの生き物たちを育てるのです。この連鎖に着目し、私は拾ったドングリの種を蒔いて苗木を作り、放任園に植林をしてクヌギの森を造る活動を始めています。ワクワク・ドキドキしています。

 

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