〇合歓の花の咲く頃
今日は1週間も続いた雨が上がり、久しぶりに気持ちのいい青空で、身の回りの木々や草も昨日までの雨水をいっぱい吸ってどことなく元気で、パワーを貰ったような気分になりました。今朝も気持ちよく朝のウォーキングで6千歩ほどを歩きました。
ウォーキング途中足元の道をよ~く見ると、女性が頬紅を塗る時に使う刷毛のようなピンクの花が一面に散っていました。風情のある光景に立ちどまって花を眺めながらその上を見ると、大きな合歓の木が崖の上に立っていました。
合歓の木は、別名「眠る木」といって、夜は葉を萎めて眠るそうです。見上げた時刻的は午前6時30分頃だったので、合歓の木も目覚めて葉っぱを広げていました。思い起こせば私が現職の頃、県下の小中学校の校長先生の前で、「合歓の木学園」の宮城まり子さんが講演をする予定でした。ところが講演の一週間前宮城さんは急逝し、役不足ながら私が代役を務めた経緯があって、合歓の木のことは忘れられない思い出の木なのです。