〇この2日間ひたすら針仕事
今年のゴールデンウィーク連休中にやりたいことで、海の資料館海舟館にどうしても欲しいと常々思っていた、魚見小屋の模型とこの小屋で昔振っていた大ザイ、巾着網に使っていた中ザイ、小ザイ、それに魚見小屋の屋根で大ザイを振っていた人形を、人形作家の林さんに頼むべくミニチュア大ザイを含めた一対4組、計8本を作る計画でした。
材料を揃え、道具類の制作からザイに布を縫いつける針仕事まで、手間と根気がいる作業でしたが、煙会所に一人籠り慣れない手作業を根気を入れて行った結果、自分では満足の行くザイがやっと出来上がりました。今日作ったミニチュア大ザイは7日にわが家へやって来る林さんに手渡す予定です。
親父が70歳で漁師を止め陸に上がってから作った、大小無数の木造和船の模型造りから端を発し、それらの作品を置くため倉庫を改造して海の資料館海舟館をオープンさせたのは今から20年も前の親父が元気だったころでした。97歳で亡くなった後親父から私が引き継ぎ、加えて昨年の今頃「100体の人形が語り昔の漁村の暮らし」を思いつき、その余勢をかって人形作家林さんと更なる高みを目指して100体を200体にするとんでもないことを思いつきチャレンジしています。ワクワク・ドキドキ・ジーンが止まりません。