人間牧場

〇またやっちまいました
 「袋をはめる時や長靴を履く時は、必ず中を気をつけて、ムカデが入っていないかよく確かめるように」と妻や若嫁に言われていましたが、昨日そのことをすっかり忘れ畑仕事をしようとゴム手袋を入れた瞬間、左手小指にチクリとする痛みを覚えました。

 とっさに「やられた」と思いハメた手袋から左手を脱ぐと、中くらいな大きさのムカデがゴゾリと出てきて地上に落下しました。慌てて「このやろう」と憎いムカデをゴム長靴で踏み潰して殺しました。運よく家にいた妻にムカデ専用の塗り薬を塗ってもらいましたが、時すでに遅しで、左手は毒が回り瞬く間に腫れあがりました。

 私感が経つにつれ薬が効いたのか痛みは和らぎましたが、腫れはますますひどくなりました。あくる日の今日は人間牧場で子ども体験塾の餅つきがあるので、手臼をしなければならず、心配して床に就きましたが、少し腫れも引いて何とかできそうです。不注意が生んだ出来事ですが、以後気をつけます。

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人間牧場

〇明日の準備
 落ち葉の季節です。人間牧場に通じる進入路にもこの1ヶ月ほどで落ち葉が落ち、イノシシの悪戯で土が落ちています。明日子どもたちが歩いてやって来るのは別の道ですが、それでも見苦しいと思い、熊手と竹ぼうきで綺麗に掃き清めました。まるでお寺のお坊さんの作務のように、これも修行だと思い、少し汗をかきながら黙々とやりました。

 その後かまど小屋の掃除にかかり、土間の掃除や羽釜を洗ったり自宅から持参した蒸し器を乗せ、かまどの焚口に杉葉や小枝を入れて、明日はマッチで火を点けるだけとなりました。水やもち米などの原材料は、公民館の職員さんに手配を頼んでいます。ボランティアの仕事も準備・当日・後片付けなど中々気が抜けません。

 天気の周期が少し気になっていましたが、今日は昼前から雨が降り出したものの明日は少し寒くなりますが、お天気は大丈夫のようです。昨日は上天気で人間牧場から見える豊田漁港もすこぶる綺麗景色でした。ただ秋の訪れとともに周辺にはスズメバチが飛び交っていて、子どもと一緒に歩く出海主事さんに防除用のスプレーを用意するよう指示しました。

 

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人間牧場

〇水不足の余波
私たちの地方では夏から秋にかけてほとんど雨が降らないため、折角取入れの時期を迎えている極早生みかんに異変が出始めたと、農家の方が嘆いていました。猛暑の夏なら潅水などで対応しますが、この時期なので、潅水することもなく、秋を迎えてしまいました。

 家庭菜園に毛が生えた程度の農業をしていますが、白菜やキャベツ、ブロッコリーなど、秋植えの苗を定植したものの、全く雨が降らず、上て10日間ほどは朝晩の水遣りで大層難儀をしましたが、ここに来ていつもの年だとクヌギの原木に出るはずのシイタケが水分不足のため殆ど生えないのです。

 シイタケは山から切り出したクヌギの木に、シイタケ菌を打ち込んで養生し、2年目からやっとシイタケを収穫できる手間暇のかかる作物です。秋は気温が15度を下回ると生え始め、春もそのくらいの温度になると生えてきます。しかし肝心のホダギがたっぷり水分を吸わないと出ないのです。

 今日家の裏のホダ場を見ましたが、少し出始めていて、明日は雨の予報なので期待をしています。今日は走りのシイタケを10個ほど収穫して妻に調理をしてもらい食べましたが、美味しかったです。シイタケにとっても一雨欲しいこの頃です。

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人間牧場

〇園芸・カブトムシの次は映画とは
 今年50歳になる同居の長男息子は、色々な社会活動を多くの人と関わりながら楽しそうにやっています。春から夏にかけては朝顔とホーズキをまるで園芸店のように庭に並べて育て、町家郡中で展示会をしていますが、展示会終了後はその残材の後片付けに追われながら、年間プログラムとして育てているカブトムシやクワガタを同時進行で無償配布し、やっとその片付けが終わりました。

 「今度は何をするの?」と尋ねると「映画」だそうで、軟硬の違った文化活動に驚いています。何年か前中山の旧酒蔵で二宮金次郎」という映画を息子が中心になって行い、大きな反響を呼びました。そのことがきっかけで中山に十彩会という町づくりグループが生まれ、ヒマワリを植えたりしながら活発に活動していますが、今ではそのメンバーとしてあれこれ忙しくやっているようです。

 今回の「島守の塔」という映画は「鉄の爆風と言われた激しい空襲、艦砲射撃、上陸戦の絶望に追い込まれた沖縄戦。その中で『生きろ』と後世に一筋の命を託した2人の官僚と沖縄の人々の物語」を映画化したもののようです。11月3日中山で13時からと15時から上映される映画を、私も妻と2人でチケットを買って見に行く予定です。バカ息子の活動に疑問を感じながら応援している親バカです。

 

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人間牧場

〇古いタンスの棹に命を吹き込む
 古いタンスは保存したくても場所を取るし壊す以外に方法がないようです。ところが人形作家林智美さんに依頼していた100体の人形が間もなく出来上がるので、その保存や展示方法を考えていて、古いアンティーク風タンスを利用すれば上手くいくかも知れないとひらめき、早速タンスの引き出しを7棹引き抜いて貰ってきました。

 水洗いして汚れを落とし水分を丁寧に取って1週間ほど陰干しをしました。その間鉄の鍵穴の上部をグラインダーで切り取り、鉄の取っ手はそのまま残すことにしました。そして人形を受け取り予定の前日の昨日、刷毛で丹念にワックスを塗り、半日をかけて布切れで磨きました。見違えるように綺麗になった7つの棹はひっくり返して展示台になる予定です。

 今朝林さんが予定より早くわが家へ到着したので、一緒に手伝ってもらい、トラックに積んで地域事務所まで持って行き、エレベーターで3階まで上げました。本当は人形の受け取りはわが家で行う予定でしたが、1週間後の来週の火曜日に、私が会長を務めている双海史談会の例会で集まった会員に見てもらい、意見を聞いたのち、11月3日と12日の公民館祭りに展示台として子の棹の上に人形を乗せて展示するため地域事務所の3階で人形を受け取りました。

「古タンス 粗大ゴミのはず 閃いて 展示の台に しようと画策」
「持ち帰り 水洗いして 陰干しし グラインダーで 鉄鍵削る」
「7棹の タンス引き出し ワックスを 丹念塗って 磨きをかける」
「われながら いい考えと 自賛する 今日は人形 飾ってお披露目」

 

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人間牧場

〇深まりつつある秋
 3日前晩夏の象徴のはずなのにツクツクボウシの鳴き声を聞きました。暑かった夏の名残りと思えば思う異変です。異変続きで、庭に置いている植木鉢の姫リンゴの木に何輪か花が咲いているし、何時まで経ってもスズメバチが盛んに飛び交い、種蜂の巣箱の前に陣取って悪さを続けています。

 

 何処かおかしいと感じる気候に動物も植物も右往左往しているようです。それでも季節は進み、借景の町のシンボル本尊山も、夕暮れ時となると残照に照らされてどこか秋色になってきました。ハゼの葉っぱが紅葉し始め、わが家の裏のカキの木も葉っぱが紅葉して、柿の実も色づいてきました。

 ふと、91歳になった青木光一さんの「柿の木坂の家」という懐メロを思い出し、AMのハーモニカを取り出し吹いてみました。今時の人にこんな古い歌など知る人も少なくなりましたが、昔流行った歌はどこか懐かしい響きでした。「♭春には柿の花が咲き 秋には柿の実が熟れる 柿の木坂は駅まで3里 思い出すなあ ふるさとのよ~ 乗り合いバスの悲しい別れ♯」。私は賞味期限の切れかけた古い人間です。

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人間牧場

〇第4回実行委員会
 私が代表を務める地域教育実践ネットワークえひめでは、毎年12月に200人規模の大きな集会を開いています。新型コロナの影響でこの3年間規模を縮小してオンラインやハイブリッドで行っていましたが、1類から5類に引き下げられてこともあり、16回目を迎えた今年は久しぶりに集合集会を12月2日~3日に国立大洲青少年交流の家で開く予定ですが、回を重ねること4回目の実行委員会が昨日、松山市青少年センターで開かれ、実行委員を務める赤石さんの幸便を借りて出席しました。

 赤石さんとは8月に史談会の研修で三崎半島へ出かけて以来の久しぶりの出会いだったので、行き帰りの道中積もる話を沢山することが出来ました。私の役目は開会のあいさつをする程度ですが、それぞれの役割の人がそれぞれの原案を説明し、ズームで参加の人も含めて濃密な議論をすることが出来ました。

 来月同じような5回目お実行委員会を開いて最終的な詰めを行う予定です。それにしても、zoom会議のため平岡さんが用意した180度方向の画像が写り声が拾える高感度のカメラ機材には驚くばかりです。メカやデジタルに弱い私などはただただ驚くばかりです。こうした縁の下の力持ちや知恵持ちがネットワークえひめには沢山いるのです。さあいよいよテイクオフです。頑張りましょう。

参加申し込みが始まりました。お早めに・・・。

 

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人間牧場

〇7回目のコロナワクチン接種
 「今回は遅いなあ」と新型コロナのワクチン接種の通知が来るのを待っていましたが、昨日の昼頃新米だと自ら名乗る郵便局員さんが通知封書を届けてくれました。

 昨日「こそ丸」で書いた広島の森岡まさ子さん(故人)が存命中言っていた「すぐすればすぐすむ」という言葉を思い出し、早速封書を開け指示されたコールセンターに電話を入れました。

 「空いている日は明日10月14日の午前10時45分からです」と告げられたので、一も二もなく早速地元のたけます診療を指定して申し込みました。今日がその日で、問診票を記入し、指定されて通り出かけて7回目のワクチン接種を受けました。

 本当は今流行っているインフルエンザの予防接種も同時にと思ったのですが、インフルエンザの予防接種は、10月16日(月)からだそうで、一日の違いで出来なくて、説明書と問診票を貰って帰りました。

 15分ほどロビーで休憩しましたが何の問題も起こらなかったので帰宅しましたが、7時間ほど経った今頃になって打った左腕が全快と同じくズキズキし始めています。想定内のことなので今日はぬるめの風呂に入り早めに床に就きたいと思っています。

「すぐすれば すぐに住むとは 先人の 言ってた言葉 早速実行」
「直ぐ近く だけど単車で 一走り ワクチン接種 いとも簡単」
「7回目 接種を終えて 左手が 少し傷むが 想定内で」
「流行ってる インフルエンザも なりたくない 一日ズレて
                      出来ず持ち越し」

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人間牧場

〇北海道はデッカイドウ
 北海道には佐呂間町の船木さんや井田さん、北見の市川さん、それに鵡川町の菅原さんなどなど、長くて深い親交がある人ばかりです。その人たちは北海道ゆえ私たちが普通口にできない産物をよく送ってくれます。

今日も毎年届くジャガイモとカボチャが沢山届きました。ジャガイモは男爵とメークインの2種類で、掘り上げて間もない土の匂いのする芋で、段ボールにいっぱい入っていました。

 早速食べたいのは山々ですが少しだけ食べ、男爵もメークインも来春まで倉庫の隅で寝かせ、わが家の種芋に使うのです。こちらで市販で買った種芋とは違い芋に元気があるのか病気に強く育ちがいいのです。

 カボチャも北海道のカボチャはホクホクで、早速明日にでも妻に頼んで調理をしてもらい食べようと思っています。ことらもミカンのシーズンになってきたので、早速送ろうと思っています。

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人間牧場

〇庭師まがいのいで立ちで
 春から夏の間は活動期のため忙しくて、庭に植えている植木に手が回らず、枝が伸び放題になっています。妻が「秋祭りも近いので庭木を何とかしないと見苦しい」と言うのです。

 そういえば親父が生きていたころは秋祭りまでに、庭木の手入れをきちんとして、お神輿を家に迎え入れていました。「それもそうよ」と思い、今日は締め切りの原稿書きも一段落ついたので、腰にはまるでピストルのように愛用の剪定ばさみケース、腕にはケガをしないように腕抜き、麦わら帽子と地下足袋を履いて、まるで庭師まがいのいで立ちで剪定作業を始めました。

 一番の難題は松の木の剪定です。本当は芯を切って古葉をむしるのですが、時間がないので、とりあえず伸びた枝や芯を剪定ハサミで切って行きました。切った枝葉は一輪車で畑の隅のストッカーまで運び置きし、枯れたら焼却処分をする予定です。

 わが家の敷地や庭は広く、庭木も多過ぎてとても一日や二日で出はできず、ましてや素人ゆえ手間暇がかかって剪定が中々はかどりません。それでも10月23日の秋祭りまでには何とか?と、懸命にやっております。

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