人間牧場

〇水不足の余波
私たちの地方では夏から秋にかけてほとんど雨が降らないため、折角取入れの時期を迎えている極早生みかんに異変が出始めたと、農家の方が嘆いていました。猛暑の夏なら潅水などで対応しますが、この時期なので、潅水することもなく、秋を迎えてしまいました。

 家庭菜園に毛が生えた程度の農業をしていますが、白菜やキャベツ、ブロッコリーなど、秋植えの苗を定植したものの、全く雨が降らず、上て10日間ほどは朝晩の水遣りで大層難儀をしましたが、ここに来ていつもの年だとクヌギの原木に出るはずのシイタケが水分不足のため殆ど生えないのです。

 シイタケは山から切り出したクヌギの木に、シイタケ菌を打ち込んで養生し、2年目からやっとシイタケを収穫できる手間暇のかかる作物です。秋は気温が15度を下回ると生え始め、春もそのくらいの温度になると生えてきます。しかし肝心のホダギがたっぷり水分を吸わないと出ないのです。

 今日家の裏のホダ場を見ましたが、少し出始めていて、明日は雨の予報なので期待をしています。今日は走りのシイタケを10個ほど収穫して妻に調理をしてもらい食べましたが、美味しかったです。シイタケにとっても一雨欲しいこの頃です。

[ この記事をシェアする ]