人間牧場

〇今も私はマッチと鉛筆を重宝しています
 私たちが子どもの頃は身の回りにはマッチと鉛筆があって、いつも使っていました。家の煮炊きはかまどで野山から集めてきた杉葉や松葉、小枝などに順次火を点け薪にを燃やしていましたが、その着火は999、いわゆるサンキューという大箱マッチでした。最初の内は何本使っても要領が悪く火が中々点きませんでしたが、そのうち慣れると「マッチ一本火事の元」という標語のように僅か1本のマッチで大きな火を起こしました。

 しかし最近は着火式ガスやオール電化の台所となり、またタバコをのむ人もライターを使ったり世間から疎んじられて少なくなったため、マッチを使う機会は極端に少なくなり、子どもたちにマッチのことを話すと、「それ何?」とまるで浦島太郎のような話になるのですから驚きです。マッチを知っている世代はもう賞味期限切れかも知れません。

 一方鉛筆もボールペンやマジックインキ、シャープペンシルに座を奪われ、子どもたちは使っても、私たちの世代のように小刀で鉛筆を削ることはせず、電動の鉛筆削りに差し込めば、先まで芯の尖った鉛筆になるのです。私は時々日曜大工をしますが、寸法を測り印をつけるのに一番便利なのはHBか1Bの鉛筆なのに、周りを見渡しても鉛筆など余り見かけなくなりました。

 私は若い頃町の広報「ふたみ」を10年間担当し、毎月2回発行に携わりましたが、ワープロやパソコンのなかった時代故、紙と鉛筆と消しゴムが3点セットでした。鉛筆で書いた原稿を決裁に回すと、上司が赤鉛筆で修正が加えられましたが、時には書き直しの烙印が押され、期日に間に合わせるため徹夜をしたこともしばしばでした。時代が変わったことを実感する今日この頃です。

 

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人間牧場

〇満月の月とランデブーしながらウォーキング
 「ついて来いとは言わぬのに黙って後からついてくる」と言う歌の文句のように、今朝は満月のお月様が、まるで昼間のように夜明け前の道を煌々と照らす中を、月とランデブーしながらウォーキングしました。

 少し肌寒い朝でしたが、歩いているうちに体がポカポカと温まって、寒さなどどこ吹く風でした。帰宅してパソコンにスイッチを入れると、西条の親友青木晴美さんも私と同じお月様を見ていたようで、綺麗なお月さまの写真をアップしていました。

 見ようと思えば同じ月を同じ時間に違った場所で同時に見れるのですから宇宙とは不思議と言えば不思議です。昨日見た夕日も今朝は各地の朝日となって昇るのです。あの小さなお月様の引力のお陰で海の水に流れが生じ、海水は腐ることなく綺麗さを保っています。

 昨日の夕方、懇意にしている漁師さんが底引き網で漁獲した、鯛2匹とデビラ、それに小エビをわが家へ持って来てくれました。粗調理は私の役目なので、多少時間はかかりましたが小エビの皮を剥いたり、鯛の鱗を引いて三枚におろし妻に渡し、妻は鯛の刺身を食卓に出してくれました。この胃袋に納まった魚たちもお月様の恩恵を受けた潮流の中を昨日の昼まで、泳いでいたのです。

 

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人間牧場

〇どうすりゃいいのでしょう
 私は毎日facebookとアメーバブログ、それにワードプレスブログに3本の記事を書いています。アメーバブログもワードプレスブログも、facebookに転載しているので、facebookにアクセスすれば常時3本の記事が読めるようになっているため、最近友だちリクエスタがめちゃくちゃ増えています。

 只今私のfacebook友だちは2000人を超えていますが、これ以上増やすと対応ができなくなる恐れがあるので、余程なことがない限り新たなリクエストは躊躇しなければならない状態です。特に外国人からのリクエストは、ネットトラブルの心配もあって、先へ進むことが出来ません。

 この10日間「108体の人形が語る漁村の昔の暮らし」を10回シリギャラリー風に紹介したところ、毎日100件の超えるアクセスがありました。つまりこの10日間で何と1000人を越えました。嬉しいことですが、あれこれこれからのことを考える昨日今日でした。

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人間牧場

〇わが家は人がよ~く集まります
 今夜は高1の孫の中学校の同級生が7人もやって来るというので、朝から頼まれて4畳半の囲炉裏を切った煙会所というゲストハウスと、外の東屋の大掃除をしました。

 一番の難敵は東屋であいにく息子が建築士会の大会で静岡へ出かけていて留守だったので、私と孫希心が2人であれこれ片づけました。夏の朝顔やホーズキ、それにカブトムシの片付けに加え、先日人間牧場で私が使った餅つきの道具も、来月3日にジュニアリーダー会が使うのでそのままの状態ででしたが、午後4時ころやっと片付けを終わりました。

 ホッと一息ついたところへ息子が出張から帰り、警察官をしている三男息子も宇和島から帰省して、おっつけやって来た孫の同級生7人もそれぞれの場所で楽しいひと時を過ごしているようです。

 明日は、中1の孫奏心の同級生10人ほどがわが家でハーロウィンパーティをするそうです。一体この家はどうなっているのだろうと思う程人が沢山集まります。若い鬼嫁は息子つながりに、古い鬼嫁は帰省した息子と私に少しだけおご馳走を作って振る舞うようで、朝からその準備に忙しそうでした。

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〇サツマイモと唐辛子の収穫
 先日人間牧場で子ども体験塾の収穫祭がありサツマイモを掘りましたが、忙しさの余りにわが家庭菜園に植えているサツマイモを掘るのをすっかり忘れていました。「もうそろそろサツマイモを掘ったら」と妻に促され、それもそうよと思い、とりあえず一畝の芋づるを鎌で切り、張っていた黒いマルチを剥がして掘り進みました。

 このところ雨が降らず加えてマルチをかけていたので、土は鍬が立ちにくいほどの硬さで、少し難儀をしましたが、それなりの芋がそれなりに収穫出来ました。三崎半島伊方町瀬戸から取り寄せた人間牧場に植えたつると同じなのに、先日瀬戸町の緒方さんから貰った芋より味が落ちるような気がするのは、やはり適地適作の関係のようです。つるはゼツメで短く切り畑に戻しました。

 サツマイモを掘り終え、側に植えている唐辛子が真っ赤に熟れていたので、ハサミで丁寧に摘み取って天日干しにしました。唐辛子の収穫はこれが2回目ですが、大根と柚子で柚子大根を作ったり白菜の漬物、それに水炊きには欠かせない薬味なので、乾燥したらジップロックの袋に入れて保存し大切に使いたいと思っています。

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〇ダリヤの花
 わが家の庭にも遅い秋が訪れ、咲き誇っていた朝顔や真っ赤なアメリカフヨウの花も姿を消し、庭にはすっかり花がなくなりました。家の裏のツワブキや水仙、山茶花の花も咲き始めるのにはもう少し時間がかかりそうです。

 そんな中妻が植え玄関先置いているているプランターに植えたダリアの花などが咲き始めました。ダリヤは夏の花とばかり思っていましたが、何かの異変で咲いたものと思われますが、余り世話もしないのに妻は「私が水を遣ったから咲いた」と自慢をしています。

 ダリヤは球根なので来年はもう少し増やそうかと策を巡らせているようですが、花がある暮らしはどこかホッとするものです。私もそろそろ家で花でも植えて楽しむようなゆとりを持ちたいものです。

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人間牧場

〇食品ロスを減らすために
 今年からわが家の家庭菜園では、食品ロスを減らす取り組みを始めています。私の野菜作りは、作っても売るわけではなく、知人や友人、親類などにお裾分けして喜ばれていますが、少し作り過ぎの感があって、最後は食べきれず捨ててしまうことだってあるのです。それを見ている息子に、食品ロスを減らすよう注意を受けました。

 言われた時は、「作らないものに何が分る」といぶかしく思いましたが、それもそうよと食品ロスを減らすことに挑戦しています。これまでにも大根の屑を切干大根に加工したりしていましたが、今年はナスの辛子漬けやミョウガの酢漬けに挑戦して好評だったので、今日はナスの茎を根元から引き抜いて片づけた折、小ぶりや傷物のナスがかなりあったので、今年2回目の辛子漬けを作ろうと、妻と2人でやりました。

 屑のなすを水洗いして一口サイズの車切りにしてポリ容器に入れて塩を振り、中蓋の上に10㎏の重しを置いて漬け込みました。水が上がったら明日にでもナスを固く絞って、麹と辛子を配合した漬物の素を混ぜ合わせれば出来上がりです。タッパーに入れて冷蔵庫で熟成させながら食べますが、熱々のご飯によく合います。今まで捨てていた最後のナスをしっかり食べ尽くしたいと思っています。

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人間牧場

〇私のその日のトップニュース
 私は教育長を最後に現職を退き、晴れて自由人になりましたが、その折自分の暮らしぶりを記録に留めようとアメーバブログに、「shin-1さんの日記」というテーマで記事を書いていましたが、アメーバブログに記事を書く朝の時間に時々始まるメンテンスの時間が長く勿体ないと思い、その時間に別の方法で記事がかけないものか考えた末「ワードプレス」に「人間牧場」という記事を書き始めました。

 そのうちfacebookに出会いアメーバブログもワードプレスブログもfacebookに再掲されるようになりましたが、少なくともこの1年余りは自分が書きたいトップ記事はfacebookに直接書き、2番記事はアメーバブログ、3番記事はワードプレスにと、一日3本も記事を書いているのですから驚きです。ところがつい最近はトップ記事が多過ぎて、2番、3番記事にはしたくないものもあって、時機を逸してしまうこともしばしばです。

 「さてどうする家康」ならぬ「さてどうする進一」ですが、これ以上は増やせないので、時機を逸してでも一番ニュースは書こうと思っています。一番ニュースには(その1)から連番を打っていて、気がつけば今日は(その439)と連番を伸ばしています。とりあえず1年間書き続けてみようと思ってはじめたので、とりあえずプリントアウトして一冊にまとめようと始めましたが、これもまだ半分程度しかできていません。デジタル保存することも考えなければならないようです。

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人間牧場

〇超不作の里芋
 今年は夏から秋にかけて殆ど雨が降らなかったり、気温が高い日が続きました。今までの経験からするとこんな年は里芋が出来ないと予測していました。間もなく玉ねぎを植える時期がやって来たので、そろそろ植える場所を確保しようと、植えている里芋を掘ってみました。

 既に親芋の茎は枯れていますが、三つ鍬で掘ってみましたが、予測通り子芋が少ないうえその子芋も太りが悪く、レッテルは超不作でした。それでも4~5回分はあるので、バケツに入れてとりあえず芋ごり洗い、つまりX状の木の棒を水を入れた芋の中に差し込み左右と動かすと、表皮が取れるのです。

 10分ばかりやり水洗いして妻に渡しましたが、妻は包丁で残った皮を包丁で剥き、煮物にするようで今晩の食事が楽しみです。その後更地になった畑に石灰と牛糞を撒き、さらにタマネギの元肥えとなる化成肥料を軽く振った後、耕運機で丹念に中耕しました。今週も雨は期待できませんが、11月になったら穴あきマルチを敷いて、晩生のモミジという品種を500本ばかり植える予定です。

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人間牧場

〇全国各地の仲間へみかんの発送
 私には全国に沢山の知人友人がいます。ゆえに北は北海道から沖縄まで、全国から年間を通して色々な美味いものが届きます。私は「貰ったら返す」ことを心がけていますが、余りにも多いので一度にお返しすることはできません。

 

 えひめと言えば、和歌山や静岡と並んでみかん王国なので、返す相手が一番喜ぶものは柑橘類だと勝手に思い込み、極早生みかんが出回り始めたので、第1陣として極早生みかんを仕入れ、郵便宅配で10㎏の段ボールを11箱、地元の郵便局から郵送しました。

 土日に封書やはがきの配達を止めたため、郵便物の遅れが問題になっていますが、宅配便だけは品物の劣化は命取りになるので、今まで通り国内だと北海度でも余程のことがない限り2日間あれば届くようです。

 隣県香川や広島などはあくる日の昼頃、東京や長野、北海道も2日後には到着し、早速相ついで「到着した」「早速食べたが美味しかった」「いつもありがとう」とお礼のメールや電話が届いています。

 これから色々な柑橘が出回るので2便、3便、4便と回を重ねて愛媛の旬を送る予定です。このところの冷え込みで、北海道辺りでは雪が降ったという風の便りも届きました。

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