人間牧場

〇始まったジャガイモ堀り

 今年は冒険のつもりで少し早めに植えたジャガイモの茎が枯れ始め、堀り頃サインが出たので、昨日は試し掘りのつもりで男爵とメークインの列を掘りました。雑草対策とアジをよくするため黒いマルチをかけていましたが、芽欠きもせずそのまま放置して育てたので、子芋が多いと思いきやその兆候もなく、昨日は男爵20キロ、メークイン12~13キロの収穫がありました。

収穫した新ジャガイモ

 これらの種芋は、北海道の鵡川町に住む親友の菅原春己さんが昨秋、食用に送ってくれたものを半分だけ倉庫に貯蔵し種芋にしたもので、やはり北海道産の種芋には力があることを実感しました。ジャガイモはまだキタアカリなど別の品種を植えているので、かなりの収穫を期待しています。ジャガイモと玉ネギは年中使う食材なので、2~3日木陰で陰干しをしたあと、専用の倉庫の置き場所に収納したいと思っています。

 昨日は早速松山に住む娘や息子の所へ、それに同居している若嫁にもスナップエンドウとともにお裾分けしてやりました。新ジャガイモは既にスーパーに出回っていますが、安心安全なわが家産のジャガイモは今頃娘や息子の食卓に上っているものと思われます。間もなく新玉ネギも収穫期を迎えます。新ジャガイモと玉ネギを使った肉じゃがやコロッケの味が待ち遠しいこの頃です。

「茎が枯れ 掘り頃サイン 出たようだ ジャガイモ掘りを 一人黙々」

「男爵と メークインという 品種 北の町から 仲間種芋」

「掘り上げた ジャガイモ早速 子どもらの 家を訪問 お裾分けする」

「新じゃがと 新玉ネギで 肉じゃがや コロッケ作る 待ち遠しいな~」

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人間牧場

◯いつの間にか在宅者に・・・

 新型コロナウイルスの影響で、様々なことが中止・延期になり、また不用不急の外出を控えたたため、いつの間にか春から初夏に季節も変わり、「はて自分は?」と自分の存在を考えると、戸惑いを隠しきれません。

 普通の年であれば、3月・4月は年度替わりであれやこれや外出する機会も多く、その都度スーツを着て出かけていましたが、スーツを着る機会も殆どなく、ネクタイの締め方さえも忘れてしまいそうです。幸いこれからはクールビズといわなくても、ノーネクタイで出かけられる季節になったので、その心配はなさそうです。

 この頃は朝から晩まで殆ど一日中在宅で、まるでご隠居さんのような無職でリッチな暮らしをしています。この状態を「老後のくらし」というのでしょうか。それでも自宅にいる私には農作業や原稿書きなど、やることはいっぱいあります。孫が学校へ登校するようになり、「おじいちゃん、おじいちゃん」ともせつかなくなり、少し自由時間が増えました。元に戻るのか?、それともこのままが続くのか?、不惑の日々が続きます。

 昨日近くに住む元役場職員の友人に出会いました。彼はパチンコが趣味ですが、パチンコも自粛業種なのでそれも出来ず、結局余り体を動かすこともなく、家でテレビを観てゴロゴロしているようで、そのせいでしょうか、少し太ったと嘆いていました。痩せるのか努力が要りますが、太るのは意外と簡単です。別れ際いつも彼が私に言う言葉は「あんたが羨ましい」です。私は彼が言うように、お世辞でなく本当に羨ましいのでしょうか?(大笑い)

「コロナにて いつの間にやら 在宅者 元に戻るか あるいはこのまま」

「年月を かけて慣れてた あれやこれ たった二ヶ月 忘れてしもた」

「これを機に これから在宅 ご隠居さん 悪くはないな ひっそり生きる」

「もう少し 社会に役立つ ことせねば 罰が当たると 心入れ替え」

 

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