人間牧場

◯靴の履き替え
毎日一万歩を目指して歩いている私にとって、両足に履いた運動靴は欠かすことのできない道具です。自宅で過ごす殆どの時間履いている運動靴が最近少しくたびれてきました。

靴の交代

 数日前雨上がり道を歩いていると、かかと付近に濡れたような違和感を感じました。靴を脱いでよく見ると、少し穴が空いているように見えるのです。愛着のある靴なのでさてどうしようか?悩みましたが、結局妻の意見を聞き入れ廃棄処分することにしました。
新しい靴は既に妻が買ってくれていて、下駄箱に入っていました。私は左足の親指が内側に曲がる外反母趾を患っているため、普通の靴は合わないのです。かくして新しい靴と履き替え、今朝はさっそうとウォーキングにでかけました。まだ少し違和感があるものの、そのうち履きなれるものと思われます。
「履き慣れた 運動靴に違和感が 見ると小さな 穴開き 廃棄の憂き目」

「履き馴れた 靴さようなら 新しい 靴こんにちは よろしくね」

「左足 外反母趾を 患って 普通の靴では 歩くことすら」

「二年間 お世話になった 古い靴 妻の英断 ゴミに出される」

「新品の 靴も軽やか ウォーキング 心ウキウキ 曇りのち晴れ」

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人間牧場

〇「会いたい」「顔が見たい」人気上昇中?

 水が幾分温み、閏住の菜の花やJR下灘駅、それに夕日を見にシーサイド公園へやって来る人たちが俄然多くなり始めました。この最近新聞やテレビ、雑誌に頻繁に出る機会があったし、加えて今年は新型コロナウイルスの影響でしょうか、安・近・短の近場に出かける人なども例年になく多いようです。

 

久しぶりに出会った笑顔の熟年女性

 そんなこんなで連日のように何の前触れもなく、「今シーサイドに来ています。お会いしたいのですが・・・」とか、「人間牧場へ行きたいのですが、連れて行ってくれませんか・・・」とか、「ご自宅へ伺いたい・・・」などなど様々な人から連絡が入ります。かく言う私も、コロナの影響で会議や講演の殆どがキャンセルになっているので、自宅にいることが例年より多いため、その都度対応に追われています。

 一昨日も松山に住む長年親しくしている熟年女性から、「シーサイド公園に来ています。お会いしたい」と夕方連絡が入りました。この日は日曜日とあって駐車場も満杯、加えて海岸国道も少し渋滞気味なので、出入りしやすい単車に乗って出かけました。この女性は私が松山工業高校のPTA会長をしていた頃副会長をしてもらった人で、久々の出会いでした。連れだった他の3人の女性も、一応にマスクをしていました。

 シーサイド名物のソフトクリームを食べながら、のんびりベンチに座って海を眺めて春を満喫していました。私も後期高齢者ゆえこの女性たちもおして図るべく、それ相応の年齢なので、私の面白い話に恥も外聞もなく大笑いをしていました。親しい間柄だった人たちとも、出会いを重ねる機会の少なりつつある昨今ですが、これからもできる限り旧交を温めたいと思っています。良い一日でした。

「『シーサイド 公園来てる 会いたい』と オファーがかかり ノコノコ出かけ」

「今年は コロナの影響 公園や 会議が中止 在宅多く」

「マスクにて 覆面してる あなた誰? 見まがいながら 旧交温め」

「年齢を 重ねる度に 疎遠なる これから先も 出会いたいもの」

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人間牧場

◯ 長期休暇のわが家の孫たち

新型コロナウイルス騒動の影響で、学校が休みになっているわが家の孫たちは、毎日自宅敷地からもほとんど出ることができず、またあれほど頻繁に来ていた友達も来ず、悶々の日々を過ごしています。

マグネシュウム火起こしで実験する孫たち
ラジコンカーにタブレツトを積んで遊ぶ孫たち

幸いわが家は小学校4年生と6年生の歳の離れていない孫どうしなので、6年生の孫希心がリードして、両親が仕事で留守をしているものの、2人で親の言いつけを緩やかに守りながら、勉強らしきものをやりながら遊んでいます。

一昨日長女の次男孫尚樹が、松山からわが家へ泊まりにやって来ました。2人が3人になると家の中が俄然賑やかになり、遊びの方法も変わって、マグネシュウムの火起こしで火を起こしたり、ラジコンカーにタブレツトをガムテープでくくりつけ、動かしながら画像を撮影したりしていました。

ふと独り子や他の家庭の子どもたちは、どんな過ごし方をしているのだろうと思いました。まだまだ続くと思われる先の見えない長い長〜い休み、私たち大人も経験したことのない未知の世界、果たしてどうなるのでしょうか?。

「学校が 長期の休み 孫たちは 親に言われた ことをそれなり」

「孫2人 歳も離れて いないゆえ あれこれ相談 過ごしているが」

「私たち 大人も経験 していない コロナ休日 学校休み」

 

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人間牧場

〇生まれて初めてのダンプカー運転(その2)

 亀本さんと息子が豚糞野積み場を掘り起こし、カブトムシの幼虫を集めている間私は、石岡さんが使っている軽四ダンプカーに豚糞を積んで、人間牧場まで運ぶことにしました。石岡さんにショベルカーでダンプカーの荷台に、豚糞をいっぱい積み込んでもらいました。勿論ダンプカーを運転するのは私ですが、小型とは言いながら生まれて初めてダンプカーを運転しました。養豚場から柳沢公民館~朝が峠~池久保~人間牧場までの山道はカーブが多く道も狭いため、注意しながら運転しました。

片道約40分もかかり、やっと人間牧場へ到着し、落ち葉ストッカー前の広場に豚糞を下ろすのですが、荷台の後ろのドアーを開け、石岡さんから教わった通りスイッチを押すと、荷台が持ち上がりほぼ予定通り予定の場所へ下すことが出来てホッとしました。休む間もなく元来た道を引き返しましたが、特に柳沢公民館前から続く道は農道や林道が幾つも分かれ道となっていて、集中しないと間違えそうになりました。記憶を頼りに引き返すと、途中まで息子と石岡さんが既に下山して出迎えてくれました。

 石岡さんにダンプカーの運転を引き継ぎ、私は息子の運転する軽四トラックに乗り移ってお別れをしました。帰り道牛の世話のため先に帰って会えなかった亀本さんにお礼を言うため、田処から一度しか行ったことのない亀本さん宅へ、記憶を頼りに細い道を走りましたが、私の記憶も大したもので、迷うことなく亀本さんの牛舎までたどり着きました。亀本さんには会えませんでしたが、居合わせた奥さんと息子さん、それに愛情をもって育てている10数頭の乳牛に笑顔で出会いました。

 帰り道は法師から壺神集落~松尾集落~本村~池久保集落の、今まで1~2度しか通たことのない山道を記憶を頼りに走り、無事人間牧場まで辿り着きました。思えば昨日は下灘の端々を軽四トラックで、息子と二人で縦走横走するかなりショッキングなハラハラドキドキの小さな旅でした。運転した息子さえ「車に酔った」というほどの曲がりくねった悪路を、無事走り終わりました。またいつの日か、息子の知らない町内のあちこちを一緒に走ろうと思っています。(この道を走ったのは今日、松尾集落にある妙見山城の調査があって、史談会長として参加する予定でしたが、急遽カブト虫の作業が入り参加できなかったため、妙見を通る道を選びましたが、既に午後2時過ぎを回っていたので、解散したと思われる後でした)。

「ダンプカー 豚糞満載 山道を 一人走って 牧場到着」

「ダンプカー 生まれて初めて 運転し 不安ながらも 何とかなった」

「ボタン押す 言われた通り 豚糞を 積んだ荷台が 上がり感激」

「山道を 息子と二人 縦横走 息子お目々を 白黒させて」

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人間牧場

〇NHK松山放送局「四国だゴーゴー」の余波

 前日3月6日(金曜日)の夕方5時05分から、「四国だゴーゴー」というラジオ番組に約10分間だけ出演しただけなのに、昨晩から今日にかけて、「ラジオを聴いた」「若松さんの声が懐かしくて」「お元気で何より~」といった声が多数寄せられました。電話インタビューなのによくもまあと、反響の多さに内心驚いている所です。

 昨日は放送が終わった途端電話がかかり始め、ふと我に返り書斎の窓から見える町のシンボル本尊山が夕日で真っ赤になっているのを見て、「まだ間に合うかも知れない」と急いで車を走らせ、シーサイド公園に出かけました。あくる日は雨という天気予報だったので、ダメ元で出かけたはずなのに、昨日の夕日はかなりいい具合でした。

新居浜から夕日の撮影に来たという馴染みのアマチュアカメラマンの一人は、ポケットに携帯ラジオを入れ、イヤホンでラジオを聴きながらデジカメで夕日の行方を追っていました。「あら若松さんお久しぶりです。さっきNHKのラジオに出ていましたね。だのに夕日を見に来るなんて、流石夕日の似合う男ですね」と誉め言葉をかけてくれました。

彼のような一眼レフの立派なカメラは持ち合わせていませんでしたが、手持ちのタブレットで何枚か写真を撮ることができました。昨日は島影が夕日の邪魔をして半ダルマの夕日となりましたが、西の空の夕焼けはとても綺麗でした。さあこれから春分の日を挟んで前後10日ほど、恋人岬の突端に設置しているモニュメントの穴の中に、スッポリ夕日が入って見える絶好の季節を迎えます。この夕日を見ると幸せになれるそうです(私が言った言葉です。騙されないように・・・)。あなたも如何でしょう。

「金曜日 夕方ラジオ 出演し 昨日と今日は 見たよ聞いたよ」

「書斎から 見える本尊 夕焼けに 赤く染まって 車走らせ」

「わあ綺麗 2020年 3月の 夕日夕焼け オンリーワンダフル」

「満を持し 夕日スッポリ モニュメント 入る日間近か ソワソワしつつ」

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人間牧場

〇何気なく破り捨てた2月29日の日めくりカレンダー

 私の書斎の机はパソコンを打つ時に使うことが多く、パソコンの周辺にはその時に使う資料などが無造作に置かれています。ブログ記事や原稿を書いたりすることが一段落すると一応机の上はは片付けるのですが、それらは重なって同時進行することが多いため少し乱雑気味で、加齢による物忘れも手伝ってあれこれとひっくり返しながら探すことが多くなり始めています。

破られた日めくりカレンダーの一枚

 先月の2月29日、地域実践交流集会の反省会が松山で開かれ、帰宅してから机の前の板壁に吊るしている日めくりカレンダーから、2月最後の日の一枚を何気なく破りました。普通は気にも留めず無造作に両手で丸めてゴミ箱へ捨てるのですが、この日は2月29日という日が気になって、そのまま2つ折りにして、机の上に置きました

その後舞たうん145号の原稿〆切日が2月28日だったこともあって、取材メモなどの中に紛れ込んで、置いたことすらすっかり忘れていました。今朝ウォーキングから帰ってアメーバブログを書き終えたところへ電話が入り、机の上に置いている予定表を取り出すと、予定表の3月のページに、破った2月29日の日めくりカレンダーが2つ折りにして入っているのを見つけました。「ここにあったのか!!」と思いつつ、4年に一度閏年にしかない貴重な2月29日のことを思いました。

普通の年は1年365日しかかりませんが、今年は366日と一日多いのです。これを50歩100歩とそんなに変わらないことと思うのか否かは人それぞれですが、たかが1年されど一年、かけがえのない1日24時間をどのように過ごすのか、考えようによっては一年や一生を左右する大事なことだと思うのです。時すでに遅く、今年の2月29日は破られた日めくりカレンダーのように跡形もなく過ぎてしまいましたが、一年の連続が人生なら、もっとしっかりそのことを意識して、一日一日を大切に生きてゆかねばと、破られ丸められてゴミ箱に捨てられる運命のカレンダーを見て思いました。

「今年は 閏年です 普段より 一日多い 少し気になる」

「日めくりの 一枚破り 捨てきれず 4つに折って 捨てることなく」

「何気なく 一日一日 過ぎて行く いつの間にやら 75年も」

「一日を 大事に生きよう ふと思う さりとて直ぐに 忘れてしまい」

 

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人間牧場

◯この時期まで腐りもせずに

カボチャといえば夏の食べ物だと思っていました。最近は地球の裏側では日本と真逆の季節のため夏に冬の、また冬に夏の野菜や果物が外国産として売られているため、冬のこの時期でも美味しいカボチャを食べることができるのです。

立派なカボチャ

ところが昨年の秋、北海道の友人がジャガイモと一緒に新聞紙にくるんだカボチャを送ってくれました。ジャガイモの半分ほどはダンボール箱に入れたまま、気温の低いローカに置いていましたが、カボチャのことをすっかり忘れていました。

先日ジャガイモを植えるためダンボール箱を開けたところ、綺麗なカボチャが腐ることもなく出てきました。早速妻が煮物にしてくれ食べましたが、とても美味しく食べることができました。カボチャ大好き人間としては、美味しいご馳走となりました。

「ダンボール 箱に入って 忘れてた カボチャ出てきた 腐りもせずに」

「3月に カボチャ食べると 元気出る 何だかそんな 気がして食べる」

「南瓜と 書いてカボチャと 読むようだ 好物ゆえに 料理あれこれ」

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人間牧場

◯5年前の写真

 毎日ブログを2本書いてfacebookで公開していますが、人工知能とで言うのでしょうか、時折4年前とか5年前の写真が自動的に再アップされ、そんなに古くもないのに懐かしく思い出したりしています。中でも同居している小学4年と6年の孫2人の成長は、毎日見ているのでそんなに成長した実感が沸きませんが、5年前の写真と比べると、成長の早さに驚ろかずにはいられません。

5年前の孫希心
5年前の孫奏心

 昨日のfacebookに自動的にアップされていたのは5年前の3月3日、孫二人が人間牧場のシンボルであるヤマモモの木に登って遊んでいる写真でした。5年前と言えば孫希心は1年生、孫奏心は保育園年中のはずです。2人とも体格的には大きい方で、今度中学1年生になる孫希心は、既に私の背丈とほとんど変わらないくらい大きく、運動靴のサイズも25.5㎝の私を抜いて26.5㎝ですから驚きです。

今日の孫二人

 「たけのこの太きも親の恵みかな」は高浜虚子の句ですが、このままだと春休みにはひょっとしたら私の背丈も抜かれてしまうかも知れません。今日病院へ検診に出かけた折、待合室の隅に置かれていた背丈を計る身長計で計ったところ、私の背丈は3センチも縮んで165㎝となっていました。進化著しい孫に比べ、退化著しい自分の姿に大きく落胆してしまいました。

「5年前 いきなり写真 自動的 人工知能は 凄いもんです」

「5年経ち 孫もそれぞれ 成長し 間もなく私 抜かれそうです」

「進化孫 私は退化 ああああだ 諦めるしか ないのでしょうか」

「わが背丈 3㎝ 縮んでた 孫に並ばれ 少し落胆」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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人間牧場

◯検診に来ています

今日は年に一度の検診日なので、朝食を取らず県立中央病院に来ています。採血検査とエコー検査を終え、待合室で診察を待っています。新型コロナウイルスにかからないよう、今日は今年初めてマスクをしています。

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人間牧場

〇里芋洗い

 今年は里芋が大豊作で、土の中でそのまま越冬している里芋を、何日かおきに、2回に分けて食べるほどずつ掘り出し、私が芋洗い用に端材で作ったX状の道具を使って丁寧に洗います。昔はこの方法を「芋ごり」と言っていたようです。バケツに掘った芋を入れ、水を張ってX状の道具でかき回すのです。やがてX状の道具や芋と芋がすり合って次第に芋を覆っていた皮が剥がれるという算段です。

芋洗い

掘ってすぐの里芋の皮は柔らかくて外れやすいため、水を2~3度替えてかき回すだけで、綺麗な白色の芋肌が出てくるのです。里芋は煮物野菜の王様で、聖護院大根とともに、双海特産の大羽イワシの出汁で煮てもらい、夕食の食卓に出してもらいました。大根類は既にトウが立ち始めていますが、葉っぱを切り落とす首切りをしているものは、まだ当分の間食べられるため、せいぜい楽しもうと思っています。

ちなみに「芋ごり」という芋洗い方法は、時々人間育ての方法の例えとして用いられることが多いようです。つまり芋と芋がお互いをこすり合って綺麗になる共磨きなのです。最近は少子化で兄弟姉妹の数が少なく家庭での共磨きの機会は少なくなり、また児童生徒数の少ない学校でも同級生や上級・下級生との共磨きの機会が少なくなりましたが、それを補うように町内3小学校の生徒を集めて共磨きの機会を増やして効果を上げています。

 里芋は畑の土の中にまだ沢山眠っています。そろそろ時機を見て掘りだし、大きい物は種芋として利用し、残った芋は食用にしてせいぜい楽しみたいと思っています。里芋は水を好む作物なので、夏の暑い頃になると、朝晩谷灌水をしなければなりません。今年の大豊作の陰には、私の夏の努力が実ったものと勝手に思い込み、一緒に食べる妻に自慢しながら味わっています。

「里芋を 掘り出しバケツ 芋洗い X状の 道具で洗う」

「芋ごりは 里芋どうし 擦り合い 共磨きあい 綺麗になって」

「芋ごりは 子ども育てる 見本です 子どもの数が ちょっと心配」

「今年も 種芋植えて 里芋を 沢山作る 決意も新た」

 

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