〇社会教育主事講習の現地演習
2月19日の午後、社会教育主事講習の現地演習が人間牧場であり、この時期は暖冬といっても少し肌寒いので早目に出かけ、掃除をしたり薪ストーブに火を焚いて準備を進めました。1月10日に現地で打ち合わせを行っているため人間牧場へは迷わず、難なく来るものと思っていましたが、担当の先生はその後不安で再度下見に来られたそうですが、結局道に迷ってしまい来ることが出来なかったそうなので、準備ができた所で下浜ルートで一旦迎えに下り、下灘コミセン前で落ち合い奥西ルートで到着しました。
少し時間を押していましたが、許しを得て90分間、「社会教育の意義と社会教育主事の役割」について持論の蘊蓄を喋りました。社会教育主事講習と言えば、私が香川大学で講習を受けた45年も前の時代は、大学が夏休みになった8月に約1ヶ月間ホテルに寝泊まりして大学に通い受講しましたが、今は周年で受講できる方法もあり、便利な世の中になりました。この日受講に訪れたのは8人程でしたが、演習はこの程度の人数が最適なようでした。
私は過去に社会教育という仕事に15年間携わり、その後も公私ともにずっと社会教育と関わって生きてきました。多分これからも関わって生きるつもりですが、少し気になるのは、社会教育に携わった人でも社会教育から一旦離れると、殆どの人が社会教育や地域づくりに無関心になることです。社会教育に携わった人こそ生涯にわたって関わらなければならないと思うのです。まあ人はどうであれ、私は私として出来る活動や運動をこれからも続けたいと思っています。
「社教主事 講習講師 頼まれて 人間牧場 薀蓄語る」
「ストーブを 焚いてお客の 来るを待つ 少し遅れて 牧場到着」
「若き頃 一ヶ月間 大学に ホテル泊まって 受講しました」
「早いなあ あれから光陰 矢の如し あっという間に 半世紀過ぎ」