〇野鳥は赤い実が大好きです
冬になると、今まで気づかなかった野鳥たちが、庭に沢山やってくるようになりました。野山の木の実もそろそろ底をつき、人里の庭木に付けている実を狙おうというのです。昨日家の玄関先に植えている南天の赤い実に10数羽の野鳥が群がり、あっという間に食べ尽くされてしまいました。別に実を取るために植えている訳でもないので、目くじらを立てるでもなく見過ごしていますが、その気になって見れば、わが家の庭には色々な実をつける気が植えられて、この時期はそれらが真っ赤に熟れて、野鳥の目から見れば食べごろなのかも知れません。
南天
わが家では私と親父が2代にわたって庭木が好きなため樹種も多く、特にクロガネモチ(かねもち)、南天(難を転じる)、マンリョウ(万両)センリョウ(千両)、ヒャクリョウ(百両)など、縁起の良い木として植えられます。多分今日か明日のうちに、南天やクロガネモチの真っ赤な実は食べられてしまうので、今朝は証拠写真を撮っておこうと思い立ちました。クロガネモチの木は5~6本、南天の木は10本ほど植えられていて、既に野鳥の襲撃で跡形もなくなっている木もあります。
わが家ではこれらの実が食べ尽くされると、今度はみかんを半分に切って割りばしを突き刺し、石垣や木に突き刺して、野鳥がみかんを食べる愛らしい姿を見るため毎年やっています。ミカンを啄むのは主にメジロですが、野鳥の名前に詳しくないので、それほど凝ってはいません。今朝は早朝ウォーキングの折は小雨が降っていたので、長靴を履き傘を差して出かけましたが、そのうち雨も上がり、まるで春を思わせるような温かい南風が吹きました。明日から天気は一転し発達する低気圧の影響で大荒れになりそうです。
「玄関に 植えてる南天 一日で 野鳥に食べられ 見るも無残に」
「わが庭にゃ 目出度い木々を 植えてるが お金は何故か ご縁がなくて」
「里山の ご馳走そろそろ なくなりて 庭の木の実に方向転換」
「食べられる 前に写真を 思いつき 一足先に 知恵ある私」