〇フレイルと筋力貯筋
年齢が進むにつれて気になるのは気力と体力の衰えです。若いつもりでも若い人たちと混じったり、鏡やショウウィンドウに写った自分の姿を見たり、電車や汽車で「どうぞ!!」と席を譲られたりすると「エッ!!」と思い「歳だなあ!!」と思ったりもします。最近「フレイル」という新語が登場し始めました。①「メタボ」リック・シンドローム(内臓脂肪型肥満症候群、②「ロコモ」ティブ・シンドローム(運動機能低下症候群)、③「アパシー」・シンドローム(無気力症候群)に続いて、フレイル・シンドローム(高齢者筋力心身活力低下症候群)はある意味、第4の健康について考えさせられる新語です。
日本人の平均寿命は年々伸びて、男性が81.25歳、女性が87.32歳と長寿世界一の座を守り続けていますが、100歳以上の人が7万人以上いても約9割の人は要介護者で、健康で長生き、夫婦で長生きとは程遠いようです。そこで、少しでも健康寿命を伸ばしフレイルにならないために、①食事の大切さ、②運動の習慣化、③社会とのつながりが大事だと、そうした活動が始まっています。中でも「貯金から貯筋へ」、誰でもどこででもできる「スクワット」と「かかと落とし」という2つの運動は、自分でやってみていいように思います。
「スクワット」は背筋を伸ばし足を肩幅ほど開け、腕を前にして太もも下が水平になるまでかがむだけ、「かかと落とし」は両手で椅子や机を持ったままかかとを上げ、ストーンとかかとを落とすだけの簡単な誰にでもできる筋力アップ体操なのです、私もこの1ヶ月始めていますが、それなりに良いようです。筋力は年齢に関係なく鍛えられるそうで、筋力がアップすると体内の基礎代謝が高まり、食べたものが消費されるため、第二の胃袋ともいわれています。体に悪いことは止める、体に良いことはする、しかも良いことは続けることで思わぬ成果を生みます。あなたも始めてみませんか。
「あれやこれ 始めてみるが 飽き易は 長続きせず 効果も出ずに」
「スクワット かかと落としと いう運動 フレイル人間 ならないために」
「筋力は 年齢じゃない 鍛えれる 第二の胃袋 基礎代謝にも 良いようですよ」
「歳とると 預貯金よりも 貯筋です 変換ミスで 思わぬ気付き」