人間牧場

〇野良生えの甘夏柑

人間牧場には樹齢不詳の、人間牧場のシンボルのような大きなヤマモモの木が立っています。周囲には甘柿の木が植えられていますが(他人の畑)、毎年柿の実はカラスの餌食のようで、収穫した記憶がないほどです。多分小鳥が啄み、種を運んだものと思われます。

野良生の甘夏柑)

その横の茂みに甘夏柑の木が一本、今年も黄色い実をつけて立っていますが、実はこの甘夏柑の木は誰も植えた人のいない野良生えゆえに、消毒や剪定、施肥などやった記憶がないのです。それでも毎年コンスタントに実をつけ、6月の初夏になると無農薬ゆえ、人間牧場へ訪ねて来る人から「マーマレードにしたいので分けてください」と頼まれます。その都度「どうぞどうぞ」と言いつ、軽四トラックの荷台の上に乗って収穫し差し上げています。

 今朝人間牧場で餅つき大会を行うため出かけた折、今年の実のなり具合を知るため一枚写真に収めました。今年は既に欲しい人が現れ予約されているので、半年後の6月にははるばる海を越え、依頼主の元へ送られるようです。

「牧場の 隅に野良生え 甘夏柑 今年も果実 しっかり身をつけ」

「消毒や 剪定・施肥など した記憶 全くないのに 元気に育って」

「野良生えと 言うレッテルを 張られたが ど根性甘夏 強さ見習う」

「無農薬 故に加工し マーマレード 北海道の 友だち予約」

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