〇3m下の田んぼにダイブ
昨日の朝5時30分、いつものようにブログを書き終え早朝ウォーキングに出かけました。出かける時愛用のLED懐中電灯が探しても見つからず、勝手知ったる道だと思い、結局無灯火状態で歩き始めました。この時期は夜明けが随分遅くなり外は真っ暗です。加えて夜明け前が一番暗く遠くの街灯の光が目に入り、足元は手探りならぬ足探り状態でした。
家を出て50mほど行ったところでガードレールのない高さ3mもある直立護岸のある場所に差し掛かりました。ウォーキング中は色々なことを考えながら歩きますが、考える暇もなくあっという間に足を踏み外し、何と3m下の田んぼ畔に落ちました。落ちた場所には引っ付き草が沢山生えていて、まあ頭の先から足元まで泥棒引っ付き草がいっぱいついて、暗闇ゆえ自分の姿が分からないものの、とんでもない姿になりました。
これを不幸中の幸いと言うのでしょうか。手のひらと肘を少し擦った程度で、頭も顔も手足も胴体も、何のお咎めもありませんでした。畦畔を通って道に上がり、衣服に付着した引っ付き草を払いながら、再び約7千歩ほど歩いて自宅へ帰りました。妻に顛末を話すと「早朝の暗い時に歩くのは危ないから止めるよう再三注意しているのに」と、きつく教育的指導を受けました。そんなことを言われても明くる日も止めず歩き続ける私のために、見当たらないLED懐中電灯を一緒に探してくれ、見つけることができました。
今朝ウォーキングの途中、落ちた現場をLED懐中電灯で照らして覗き込みましたが、その高さに少し足が震えました。それもこれもウォーキングの途中にある石仏さんや氏神の天一稲荷神社に毎日お参りしているからだと感謝し、今朝は少し思いを込めて手を合わせたり柏手を打ってお礼のお祈りしました。「もう歳だから」と妻に言われ、私自身も「まだまだ若い」と思っているものの、「やはり歳には勝てんな」と自覚した次第です。体も心も気張って見ても歳相応だと自覚した小さな事故の顛末でした。
「毎朝の ように歩いて いる道を 無灯火歩く 愚かさ露呈」
「3m 直立護岸を 踏み外し ダイブしました 甲すり傷程度で」
「ウォーキング 途中あちこち 石仏 氏神様に 礼拝守られ」
「歳だから 無理をするなと 妻注意 今度ばかりは 聞く耳持って」