人間牧場

〇ちょっとの寄り道(その1)

 昨日の公民館研究大会のインタビューダイアローグの登壇者だった、小松未来塾の處淳子さんから別れ際、一枚の小さな紙切れをいただきました。處さんの娘さんが西条市三芳の画廊喫茶ベイシックというお店で絵画の4人展をしているので、暇があったらとの誘いでした。帰り道を迂回すれば次の集会に間に合うかも知れないと思い、カーナビに電話番号で入力して、約4キロ先の画廊喫茶を目指しました。

絵画4人展の處友香さんの作品「乎吸」

小さな喫茶店に到着し中に入ると、お客さんが一人片隅でコーヒーを飲みながら本を読んでいました。私はコーヒを飲まないので悪いと思い、ホットミルクを注文し壁に所狭しと掛けている4人の方々の絵画をさっと見て回り、お目当ての處さんの娘友香さんの3点を、ミルクを飲みながらじっくり鑑賞しました。私の気に入った絵は「乎吸」という日本画でした。手と足が強調された迫力ある気に入った絵に時間をかけました。

 30分前まで公民館大会のインタビューダイアローグのインタビュアーをしていた、心地よい疲れをホットミルクと絵画が癒してくれました。私は取り立てて絵が分かるほど奥の深い人間ではないので、これらの絵がどれほどの価値があるのかは知る由もありませんが、ほんの束の間のちょっとの寄り道でしたが、心が洗われリフレッシュできました。早速帰宅後夕方、處淳子さんに電話を入れ昨日の大会のお礼や見た娘さんの絵画の感想を述べさせてもらいました。

「別れ際 貰った小さな 紙切れが 気になり カーナビ寄り道」

「4人展 絵画見るため 喫茶店 ホットミルクを 注文飲みつつ」

「奥深い 人間じゃないけど 一枚の お気に入り絵に 癒されました」

「絵に見入り 呼吸している こと気づく 思わずハッと しながら呼吸」

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