人間牧場

〇酔芙蓉の花が見頃です

 日増しに秋色が濃くなるこの時期は、夏の花が一段落してツワブキや野菊にはもう少し時間がかかり、余り花を楽しむことのできない時期ですが、シーサイド公園周辺に私たちが植えた芙蓉の花が見ごろを迎えています。特に私が「夕日花(はな)」と名付けている酔芙蓉の花が見事に咲いていて、思わず足を止めてその気品ある美しさに見とれています。

 朝真っ白い花が咲き、昼過ぎになりとピンクに色づき、夜になると真っ赤になって萎むという短命な花ですが、朝日~夕日と同じ太陽が変化する姿にどこか似ていて、この花のことを越中おはらを描いた小説の一節で見つけ、シーサイド公園周辺に植えたのはもう25年も前の思い付きからでした。

「酔芙蓉」という花の名前は酒に酔う人間の姿にもどこか似ていると思いながら、毎年この時期に咲く花を楽しみにしています。先日花を画く人から「酔芙蓉の花のことを知りました。是非絵に画いてみたいので情報を・・・」と電話が入り、「9月下旬から10月初旬が見頃」と教えました。私は毎年その花を下手糞な腕前ながら写真に撮ってfacebookにアップしています。車の通行量が多い場所のでくれぐれもご注意ください。

「酔芙蓉 今年のひっそり 咲きました 夕日花とは つけた別名」

「酒に酔う 人にいていて 朝白く 夕方ピンク 夜は真っ赤に」

「この花も 菜の花・水仙 ともどもに 思いを込めた 昔懐かし」

「道沿いに 咲いているので よく見える だけど危ない くれぐれ用心」

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