人間牧場

〇短い脚が足長おじさんになりました

 昨日の夕方、秋分の日の夕日夕焼けを見にシーサイド公園に出かけました。階段式護岸から砂浜に降りて写真を撮っていると、砂浜に自分の影が長く伸びていました。私は純日本人と思われる短足型ですが、砂浜に映った影は、石原裕次郎どころではなく、まるで足長おじさんのようでした。

 シーサイド公園のレンガを張った450mの遊歩道のあちこちには、「夕焼こやけ」や「ぎんぎんぎらぎら」など、夕日にまつわる童謡を楽譜と一緒に分厚い石板に刻んで、童謡の小路と名付けていますが、最近の人は童謡すら知らない人が多く、立ち止まって見たり口ずさんだりする人も少なくなりました。

恋人岬のモニュメントには、「夕焼こやけの赤とんぼ」の歌詞と、上の穴を指差す少年や赤とんぼが2匹刻まれています。100m向こうのガス灯風街灯の近くには、「追われてみたのはいつの日か」と刻まれていて、秋分の日に下の句と上の句を重ねるここから見ると、夕日が穴にスッポリ入るのです。物語は続きます。

「短足と 自認の私 いつの間に 裕次郎より 足長になる」

「秋分の 日にシーサイド 散策し 自作物語 反芻しながら」

「童謡を 知る人少なく なりにけり 少し寂しく ハーモニカ吹く」

「シーサイド 公園いっぱい 物語 そろそろ発掘 忘れぬうちに」

 

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