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〇真っ赤な唐辛子

わが家の家庭菜園の隅に今年も5本唐辛子を植えています。通称鷹の爪といわれる唐辛子は、漬物や料理に欠かせない脇役ですが、真っ赤に熟れると収穫し、しっかり天日乾燥させて冷蔵庫へ入れて、妻は折に触れ料理に使っていますが、市販の七味唐辛子と違い畑で採れた唐辛子は辛さも抜群で、この時期妻が良く作るキュウリの醤油漬けには「ピリッ」とした生姜と唐辛子が、白いご飯によく合い食欲をそそるのです。茎毎ドライフラワーのように乾燥すると、インテリアとしても利用できますが、とりあえず天候の回復を待って収穫し、天日乾燥して冷蔵庫に保管したいと思っています。

真っ赤に色づいた唐辛子
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〇立ち話をしながらの1万歩を目指したウォーキング

 毎日暑くて大汗をかくので、朝晩の1万歩を目指して歩くウォーキングも少し敬遠気味でしたが、ここに来て朝晩気温が多少下がり、今までの遅れを取り戻そうと、このところウォーキングに熱を入れ始めました。

 私と同じような考えなのか、ウォーキングを楽しむ人の数も徐々に増え、何人かの人とはお互い足を止め世間話に花を咲かせています。近所に住む80歳を超えたというMさんとばったり出会いました。

 Ⅿさんは元漁師だったので、10年前に漁師を止め陸に上がってからは何もすることがなく、じゃこ天のお店で仕事をしていた奥さんも75歳で止めてからは、二人で悠々自適の暮らしをしているようです。

80歳を超えてから、現在は週に一回特老のディサービスに出かけているようですが、周りの田んぼの作り手がなくなり荒れていること、子どもの数が減ったこと、同年代が亡くなって仲間が減ったこと、魚の水揚げが減ったと嘆く漁師さんの話、買い物が不便なことなどなど、マイナス面を幾つも上げて将来への不安を語っていました。

 それでも少しながら年金もいただき、昔ならもうとっくにあの世へ旅立っている年齢なのに、こうして長生きできるとポジティブな一面ものぞかせながら、気がつけば10分以上も立ち話し、挙句の果ては一緒にウォーキングを楽しみました。

「少しだけ 朝夕涼しく なりにけり ウォーキング再会 万歩を刻む」

「顔見知り 声を掛け合い 立ち話 あれこれ知らない 世間話を」

「ネガティブな 話に加え ポジティブな 考え聞いて 納得しきり」

「することや 行くとこありて それだけで あんた幸せ そう言やそうだ」

 

 

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〇100円ベルト

昨日買い物に出かけた息子が、私の農作業ズボンに似合いそうなベルトを一本買って帰ってくれました。私の愛用している古いベルトが切れかかっていて、見るに見かねてのプレゼントでした。聞けばこのベルト100円ショップの店で、何と100円で買ったそうです。同行した孫が「ぼくがおじいちゃんに似合いそうなのを選んだ」と得意顔でした。物の値打ちを金額で判断はできませんが、もし私に「100円あげるからこのベルトを作ってくれ」と言われてもできないし、「本当にこれが100円?」と作った人の身入りの少なさに同情してしまいました。私にとってこの作業用のズボンベルトは、手鋸や剪定ハサミ、蚊取り線香缶をぶら下げる貴重な道具です。100円ながらベルトを贈ってくれた息子と、選んでくれた孫に感謝します。

 

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〇散髪をしました

昨日松山へ行った帰り道、最近行きつけの散髪屋さんの前を通りました。いつもはお客さんの車が沢山止まっていて順番待ちはザラなのですが、日曜日の夕方4時ということもあってか、車が一台も止まっていなかったので、同乗の妻に待ってもらい飛び込みで散髪をすることにしました。バリカン3枚刈りの散髪は20分ほどで終わるため、平日だと1200円、休日でも1400円と安上がりながら、あっという間に男前が3枚上がりました。妻曰く「男前になった」と・・・。

散髪をしました
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〇足繁く隣町松前町へ出かけています

 隣の松前町へ町づくりのサポートに足繁く出かけるようになって2ヶ月余りが経ちました。「まちづくりで出かけてくる」と言えば何処へ行こうと一切不問の妻ですが、やはり気になるようだし今後も少しの間続くようなので、帰ると食事をしながら逐一粗方を話しています。

定例会
子ども夢会議説明会
夢会議の説明をする水本さん

 毎回役員会や定例会の会議は、午前10時から昼食もせず13時ころまで福祉センター会議室で続くので、一昨日もお盆の16日だというのに出かけました。案の定午前中は定例会、12時からは昼食もせず、地元の人も加わり間近22日に迫った子ども夢会議の説明打ち合わせ会を行いました。

 熱を帯びた議論は良いことなのでしょうが、「会議が少し長いのでは?」と感じていたのでそのことを話すと、皆さんも納得したように聞いていただきました。さて子ども夢会議はどうするか、いよいよ私の出番といったところです。

「何処行くの? まちづくりだと それだけで 妻は不問の 全幅信頼」

「このところ 足繁く行く 隣町 食事しながら 粗方話す」

「長いなあ? 率直思った こと指摘 みんな納得 我に返って」

「ロートルな 私の役目 ありそうな しっかりサポート 心に決める。

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〇お年玉ならぬお盆玉?

 4日前、パソコンの立ち上がりが遅いのを改善するため、外付けの機材を買いにエミフルにある家電量販店へ、息子と2人で出かけました。冷房の効いた広い店内は午後9時近くだというのにかなりの人が来店していました。

お盆玉のトチ袋

 1万2千円の商品を買い、お金を支払うと「令和元年お盆玉」と書いた小さなトチ袋をいただきました。自宅に帰り中を見ると「¥100」の「お盆玉割引券」が10枚入っていました。千円以上の買い物をすると使えるらしいのです。

 孫2人に見せると、「¥100円」の割引券などには興味を示さず、「令和元年お盆玉」というトチ袋に目が向き、最近流行り始めているお盆玉のことをよく知っていて、「おじいちゃん、お盆玉をちょうだい!!」と言われました。

お盆に娘や息子が孫を連れて田舎へ帰省する姿をよく見かけます。その折親は久しぶりに出会う可愛い孫たちに、「お盆玉」を渡すのだそうです。日常同居して暮らしている孫からすれば、そんな「お盆玉」と称するお小遣いを貰う機会もないので、言ったようでした。

 妻にそのことを話すと少し考え込んでいましたが、この家電店で貰ったポチ袋の割引券を取り出して、小学4年と小学6年の孫なので、庭の掃除や草引きなど夏休みに家のお手伝いをよくしてくれたことを理由に、千円ずつ入れて渡すことにしました。今晩渡す予定ですが反応が楽しみです。

「お盆玉 密かな流行り 孫たちも その存在を 知っているよう」

「家電店 貰った小さな トチ袋 令和元年 お盆玉とは」

「最近は 帰省の孫に お盆玉 じじいとばばあ しているようだ」

「内孫に 夏休みよく お手伝い してくれたゆえ ささやか盆玉」

 

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〇お祝いの焼肉パーティ

 わが家の子どもたち4人はみんな県内に住んでいて、しかも長男家族は私たちと同居していて、他の3人もわが家から1時間圏内に住んでいるのですから、これくらい幸せなことはないと思っています。故に暇さえあれば妻は、色々な援助物資?を届けに子どもたちの家を訪れているようです。


2歳になった孫娘


小4と小6・小6・高2になった孫たち

 松山市道後に住む長女、も松山市西長戸に住む次男も、既にマイホームを手に入れているため、若い頃ほど頻繁に泊まりに来ることもなくなりましたが、内孫2人と外孫2人は年齢も近いため、部活などの合間を縫って夏休みに遊びにやって来て、楽しそうに交遊を深めています。

 孫たちが来ると一番大変なのは妻で、三食の世話や夜具の準備など寸暇を惜しんで働き、特に盆や正月は仏事や神事の世話も加わり、折角のお盆休みもかえって忙しく休む暇もありません。お盆を選んで看護師をしている次男が国家試験に合格したことと、警察官をしている3男も試験に合格したお祝いを兼ねて、リクエストの多かった伊予市内の焼き肉店で、ささやかなお祝いパーティをしました。

 私は焼肉を余り食べないので出かける前から憂鬱でしたが、孫たちや子どもたちの食欲の旺盛さを見て満足の手合いでした。いつの間にかみんなそれぞれが成長し、私たち夫婦も「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばれるような年齢になりました。2歳になる孫娘の仕草に目を細めて見ながら、この子が結婚する姿を見てみたいなんて馬鹿げた、他愛ない話を妻と話しました。

「盆休み 久方ぶりに 皆揃い お祝い兼ねて 焼肉パーティ」

「盆休み 男の孫が 打ち揃い 蜂の巣突いた ように賑やか」

「盆休み 休みどころか わが妻は 三食夜具と 休む間もなく」

「いつの間に 私と妻も 歳加え じいちゃんばあちゃん 呼ばれるように」

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〇麦わらの袴取り

 昨日はお盆休みの長男息子と一緒に、家の周りの大掃除をしました。息子は忙しい仕事の合間を縫って、この1か月余りカブトムシの松山空港での無料配布などに明け暮れたため、特に倉庫や東屋にその名残りが残っていて、片付けるのも一苦労で、大汗をかきました。

息子と二人で麦わらの袴取り作業を行いました
袴を取った麦わら

 午前中粗方の片付けが終わったので、松前いいとこ見つけ隊の水本さんから私が預かって持ち帰っていた麦わらの袴取りを、息子に手伝ってもらってやりました。これが中々手間暇のかかる作業で、二人で2束の袴を採るのに1時間半もかかってしまいました。

 明日はお盆だというのにいいとこ見つけ隊の実行委員会が計画されていて、出かけなければなりませんが、息子のお陰でやっとどうにか間に合うことができました。麦わらの袴を取りながら息子と色々な四方山話が出来て、よいひと時を過ごすことができました。

この麦わらは8月22日に開催予定の子ども夢会議で、麦わら虫かご作りに使う予定で、その指導を頼まれています。すでに地元の友人西岡さんご夫妻宅を訪れ指導を受けていますが、出来るかどうか多少心もとなく心配をしています。まあ何とかなるでしょう。

「掃除終え 息子手伝う 袴取り 麦わら細工の 材料調達」

「安請け合い 麦わら2束 持ち帰り これが案外 辛気臭くて」

「麦わらの 袴取りつつ あれやこれ 四方山話 花を咲かせる」

「さあこれで すっかり準備 整った さてどうするか 思い巡らす」

 

 

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〇お正月でもないのに餅つきとは?

 「もち米が少しあるのでお餅をつこうか」と、妻から相談がありました。「お正月なら分かるけどお盆に餅つきなど聞いたことがない」と少しいぶかしく思いましたが、妻は前日もち米を6升も研いで水洗いし、ポリバケツに漬け込みました。暑い時期なので余り長くも漬けられず、朝晩漬け水を替え、昨日は午前10時から庭に準備をして妻と二人で餅つきを始めました。

かまどでもち米を蒸しました
蒸したもち米を餅つき機に入れました
綺麗なお餅がつき上がりました
お餅が出来上がりました

 何もしなくても汗をかくこのくそ暑いのに、ましてや火を焚き餅をつくこと自体邪道なので、すっかり大汗をかきながらの作業となりました。お湯を沸かしてもち米を蒸し、蒸したもち米を餅つき機にかけて餅にするのです。6升=3臼なので、ついた餅を小切りして丸めるのに時間がかかり、準備や後片付けを含めて2時間ほどかかり、何とかつき終えました。

妻と私は丸めた餅をパックに小分けして詰め、親類や近所・知人に配りました。時ならぬこの時期のお餅は珍しく、みんなに喜ばれましたが、わが家では残りのお餅を全て冷凍保存しました。私も妻もお餅が大好きなので、これから当分朝食はパンに代わってお餅が食卓に並びます。お餅を食べてしっかりと体力をつけ、残りの厳しい夏の暑さを乗り切りたいと思います。

「盆なのに 何故かお餅を つくという 信じられない 妻の発想」

「かまど出し 蒸し器にもち米 入れて蒸す くそ暑いのに 大汗かいて」

「ついた餅 近所や知人 親類に 配って歩く 馬鹿げた夫婦」

「今朝からは パンに代わって 餅食べる 餅で体力 つけて乗り切る」

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〇梅干しの歌

子どもの頃、梅干を作りながら祖母が「梅干しの歌」を歌っていました。音楽もロクに習っていない明治生まれの祖母ゆえ、節回しなどは全然覚えていませんが、確か小学校4~5年ころ、祖母の歌う「梅干しの歌」に興味を持ち、歌を書き写した経験があるのです。

わが家は人間牧場に梅林があって、毎年収穫した梅を梅干しや梅酒に自家加工して愛用していますが、梅を加工するこの時期になると祖母の顔と梅干の歌が懐かしく思い出されるのです。歌の歌詞を思い出しながら、歌の中に隠された梅の一生を思う度、よくできた歌だと感心しています。

祖母から習った梅干しの歌の歌詞
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