〇立ち話をしながらの1万歩を目指したウォーキング
毎日暑くて大汗をかくので、朝晩の1万歩を目指して歩くウォーキングも少し敬遠気味でしたが、ここに来て朝晩気温が多少下がり、今までの遅れを取り戻そうと、このところウォーキングに熱を入れ始めました。
私と同じような考えなのか、ウォーキングを楽しむ人の数も徐々に増え、何人かの人とはお互い足を止め世間話に花を咲かせています。近所に住む80歳を超えたというMさんとばったり出会いました。
Ⅿさんは元漁師だったので、10年前に漁師を止め陸に上がってからは何もすることがなく、じゃこ天のお店で仕事をしていた奥さんも75歳で止めてからは、二人で悠々自適の暮らしをしているようです。
80歳を超えてから、現在は週に一回特老のディサービスに出かけているようですが、周りの田んぼの作り手がなくなり荒れていること、子どもの数が減ったこと、同年代が亡くなって仲間が減ったこと、魚の水揚げが減ったと嘆く漁師さんの話、買い物が不便なことなどなど、マイナス面を幾つも上げて将来への不安を語っていました。
それでも少しながら年金もいただき、昔ならもうとっくにあの世へ旅立っている年齢なのに、こうして長生きできるとポジティブな一面ものぞかせながら、気がつけば10分以上も立ち話し、挙句の果ては一緒にウォーキングを楽しみました。
「少しだけ 朝夕涼しく なりにけり ウォーキング再会 万歩を刻む」
「顔見知り 声を掛け合い 立ち話 あれこれ知らない 世間話を」
「ネガティブな 話に加え ポジティブな 考え聞いて 納得しきり」
「することや 行くとこありて それだけで あんた幸せ そう言やそうだ」