人間牧場

〇庭木の剪定

 夏が来れば「雑草」です。私の夏の仕事は雑草との戦いです。家庭菜園を加えると660坪もある家の周りと、人間牧場の草刈りだけでもかなりの仕事量ですが、最近になって近くに住む姉の家の庭の草刈りに加え、母亡きあと放任園だった駄馬の畑にクヌギの苗を植えようと思い立って始めているので、暇さえあれば草刈り機が休む暇のないほど働いています。

今年も始めた庭木の剪定作業

 この時期は庭木の剪定のシーズンでもあります。親父が生きていた頃は親父が一手に引き受けてやってくれていましたが、5年前からそれも私の仕事の一部となりました。庭には沢山の樹種の庭木が植えられていますが、モミジやクロガネモチ、ツゲなどの雑木類は切りさえすればどこからでも芽を吹いてくれるのですが、松の木ばかりは切り方を誤ると芽吹きしないので、要注意です。

 庭には大小7~8本の松の木が植えられていて、この時期が来ると少し憂鬱になりますが、思い切って脚立を立てて剪定を始めています。私は剪定を誰かに教わった訳でもなく、親父がやっていたのを見ていた程度のド素人です。故に「お父さん上手ね」と褒めてくれるの妻のみですが、まあ「そ・れ・な・り」に仕上がっているようで、自己満足の域を超えていません。

8月10日ごろまでに剪定作業を終え、例年通り迎え火を焚いて先祖を迎えるお盆までにはすっきりしたいと考えています。親父が植えた庭木、私が手入を引き継いだ庭木は、私から息子へと引き継がれる予定ですが、親父が私のことを不安視していたように、私もまた息子のことを「果たして受け継いでくれるだろうか?」と不安視しています。多分造園業者の力を借りることでしょうが、心配しても仕方がないので成り行きに任せ、まあそれもよしとしておきましょう。

「草刈り機 暇さえあれば フル回転 老いを感じる 私にゃ難題」

「不器用と 言われ続けた 私だが 親父亡き後 見よう見真似で」

「雑木は 簡単だけど 松だけは 中々骨が 折れる代物」

「庭手入 私の次は わが息子 親父と同じ 不安がつのる」

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