〇夫婦二人でいい湯だな~
昨日は妻と二人で、人間牧場へスモモの収穫に出かけました。妻は地元の歯科医院へパートで勤めているため、私とはいつもスケジュールが合わず、人間牧場を造って14年が経っているのに、ほんの数えるほどしか出かけていません。春の桜とスモモの花、初夏のアジサイの花は何とか都合をつけて花見に誘っていますが、梅の収穫もスモモの収穫も全て私一人の野良仕事となっています。
昨日は久しぶりに二人のスケジュールが合い、二人でスモモの収穫に出かけました。早速満開のアジサイを愛でたかったのですが、真っ赤に熟したスモモに気を取られ、妻は木の下から、私は木に登ってそれぞれが1時間ほどで20㎏入りのキャリー2箱を収穫しました。腰にぶら下げた缶入り蚊取り線香のお陰で、藪蚊に刺されることもありませんでしたが、昨日は少し蒸し蒸しして汗をかいたので、ロケーション風呂にボイラーでお湯を張りました。
老域に達し始めたとは言えど、妻も一応女性なので海側の押上窓をいっぱい広げた開放感のある露天風呂のようなお風呂に入ることを、最初は躊躇していた妻も、私の誘いに乗ってひと風呂浴びることにしました。二人で交互に湯船に体を沈めながら、眼下に広がる伊予灘の海とそらの眺めを思う存分楽しました。妻はいたく気に入ったようで、まるで旅に出たホテルの露天風呂のようだと浮々でした。
設計の仕事をしている息子の発案で作った人間牧場自慢のお風呂は、日ごろ足湯にのみ使っていますが、私や息子は時々お湯を沸かして野趣溢れるロケ風呂を楽しんでいます。風呂の周りにはスモモの木がうっそうと緑陰を作っているので、周りから見られることもなく、ましてや私たち夫婦の裸体など見る人もなく、大いに夫婦混浴を楽しみました。今年は雨が少なくアジサイの花も、スモモの実もまだ10日ほどは存分に楽しめそうなので、もう一度風呂を楽しみに出かけたいと妻と相談しています。
「スモモ採り 妻を誘って 牧場へ 作業終わって 風呂入る相談」
「躊躇する 妻を誘って ロケ風呂に 眼下に伊予灘 海が広がる」
「躊躇した 妻も最後は 気に入って また入りたい 馬鹿げた夫婦」