人間牧場

〇心の余裕

 私は自分でも「せっかち」なタイプの人間であることを自認しています。交通標語ではありませんが、「そんなに急いでどこへ行く」てな感じで、何かを急いでやっていないと何となく落ち着かないのです。一昨日のように日帰りバスツアーに夫婦で参加して、行く先々でバスの添乗員さんから「出発時間は○○です」と言われれば、45人乗りのバスに乗っている人の中で、1~2を争うほど早めにバスに戻り、帰ってくる人たちを待っています。

 乗客の中にはいつも時間に遅れ気味でバスに戻る人がいます。人を待たせたという悪びれた様子もなく、バスの中では食べたり飲んだり喋ったりと、まあやりたい放題でした。その中の一人が全員がやっと揃いバスが動き始めた時、「すみません。トイレにバッグを忘れました。取りに行きたいのですが・・・」といきなり添乗員さんに青ざめ少し取り乱して言いました。それは大変とばかりに添乗員さんとその人は走ってトイレに駆け込み、運よくバッグを見つけて帰って来ました。

 普通であれば、「お騒がせしてすみません」と遅れたことを謝るべきでしょうがその人は、「カバンがあってよかった」と自分の持ち物が戻った喜びのみに浸っていました。遅れは5分で済みましたが、たかが5分ながら5分×45人なのです。旅にトラブルはよくある話で後々の思い出話になりますが、心の余裕を取り戻す旅なのですから、せめて時間的余裕をしっかり持ちたいものです。おっと、人のことではありません。私は逆にもっとのんびりゆっくりするような、心の余裕を持ちたいものです。

「せっかちと 妻からいつも 注意され 直そう思うも 性分諦め」

「早くしろ 妻に浴びせる この言葉 馬耳東風と 相も変わらず」

「ミスしても 取り戻せるよな 余裕持つ 体内時計 しっかり管理」

「人のふり 気になりながら 自分事 棚上げ批判 直さなければ」

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人間牧場

〇阪急交通社バスツアーに参加(その2)

 バスツアーに参加して、バスで高速道路を走りながら添乗員女性の説明を聞き、「えっ?」と思いました。今回妻が申し込んだバスツアーの主目的地はRSKバラ園ですが、その後の行き先はサッポロビールのワイナリー、赤壁酒造の酒蔵、キリンビール工場でした。かつては浴びるほどお酒を呑んでいた私ですが、20年前体の都合でお酒をきっぱり止めて、大酒呑みから下戸に大変身しているので、ワインも地酒もビールも、「猫に小判」なのです。

ワイナリー
豪華な昼食
赤磐酒造の酒蔵
キリンビール岡山工場

晴れの国岡山は桃太郎伝説の国
開通30周年の瀬戸大橋

「しまった」と思いましたが時すでに遅く、後の祭りでした。ワイナリーでは様々な品種のワインが、酒蔵では様々な地酒が、ビール工場では色々なビールの試飲ができるのです。よ~く参加している人たちを見渡すと、男性も女性も殆どがお酒好きの人たちで、ワイナリーや酒蔵、ビール工場に着くと、まるでさっきまでの人と別人ではないかと思うほど、生き生きして試飲コーナーに群がってタダ酒を呑んで賑やかに過ごしていました。

それでも参加者の中には私たちのような下戸もいるので、アルコールなしの飲料も用意され、それなりに楽しむことができました。昼食も岡山名物の海鮮ちらし寿司、お土産にはメロン3個、野菜、グレープフルーツまでついていて、参加費1万円にしてはかなりお得なツアーのようで、妻も大満足の手合いでした。バスの席が隣だった砥部町から参加のご夫婦とも意気投合してお友だちとなり、午後8時少し前に出発地であるJR松山駅まで帰り、沢山のお土産荷物を積んで帰宅しました。妻は私の運転負担のかからない安心・安全なバスツアーにまた行こうと言っています。私は{う~ん」でした。

「バスツアー バラ園見学 目に入り お酒巡りと 知らずに参加」

「気がついて 参加者見ると 殆どが お酒好きです 試飲群がる」

「下戸私 それでも元は 取りました 土産・アルコールなし いただきました」

「運転も せずに安心 安全で 妻は満足 次はと早速」

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〇エンドウ豆大豊作

昨秋、伊予市街の水口種苗店の奥さんから、品種の違う2種類のエンドウ豆の苗を「植えてみない」といただきました。エンドウ豆に対する知識もないまま、とりあえず植えてみました。やがて伸び始めたので漁網を利用して垣を作って這わせたところ、その後の成長も順調で真っ白い花と沢山の実をつけました。

調べてみるとどうやらブンドウ豆と皮ごと食べるスナックエンドウ豆であることが分かり、このところ足繁く収穫し食べていますが、大豊作でみんなにお裾分けして喜ばれています。何の種類か分からぬまま植えて育てるという、何ともお粗末な私です。

この時期エンドウ豆を摘み取って皮を剥ぎ、中の豆を取り出して好物の豆ご飯を妻に炊いて貰い美味しく食べましたが、緑色の濃い豆はどうやら皮ごと食べれるスナックエンドウでした。スナックともスナップとも呼ばれているエンドウ豆ですが、茹でて胡麻ダレやマヨネーズを付けて食べると、これまた絶品で、とても美味しく食べました。

「何という 品種なのかも 分からずに 実って初めて わかるお粗末」

「ブンドウも スナップ豆も 皮を剥き グリンピースに して食べました」

「茹でた豆 緑鮮やか ゴマダレを つけて食べたが これまた最高」

「来年は しっかり作って くださいと 妻に頼まれ 早速勉強」

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〇沢の修復

 このところ毎日の様に裏山の沢にイノシシが出没、置いている石や丸太を鼻と前足で器用に堀くり返し、ぬた場と勘違いしてやりたい放題荒らしています。そのため沢の水が少し枯れ始めたので、何とか修復し、イノシシに荒らされないようにするにはどうしたらいいか、頭を悩ませてます。

軽四トラックで貰った石を運ぶ

 とりあえずイノシシ除けに使う金網を敷いてその周辺に大きな石を置こうと思いつき、姉の家の庭の草刈り作業の邪魔になっている、一人で動かせる程度のゴロ石を貰って軽四トラックで持ち帰りました。一輪車を使い何とか沢の近くまで運びましたが、ここからは腰を痛めたらやばいので、息子の力を借りる予定です。

この沢には杉の木立があったり、自然に生えたミョウガも沢山あって、夏の終わり頃には沢山のミョウガを食用にしています。また水の綺麗な所に住む沢蟹も住んでいるので、あちこちから石を集め、暇を見つけてもっと積極的に整備をしたいと思っています。できれば葉わさびも植えてみたいものです。

「裏の沢 連日毎夜 イノシシが 鼻息荒く ぬたくりまわす」

「イノシシが やりたい放題 荒らす沢 何とか整備 したいと思う」

「近所から 石を貰って 運び入れ 息子手助け 頼んで運ぶ」

「イノシシに 知恵で勝とうと 策を練る 一年かけて じっくりじっくり」

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〇里山運動日記(その1)

 カブトムシを飼育する息子の手伝いをするようになって、里山運動に興味を持ち始めました。そんな目で周辺の里山を見ると、最近作り手が耕作を放棄した、いわゆる耕作放棄地と思われる田畑がやけに目につくようになりました。他人ごとではなくかく言うわが家が保有して固定資産税を払っている畑も、作り手だった母親が高齢になったり亡くなってからは、忙しさにかまけて部分的に耕作放棄地になって、心を痛めています。

 耕作放棄地を減らす基本は、まず足元の自分から始めなければなりません。小作してもらっていた人が耕作を放棄した駄馬という豊田漁港と夕日がよく見える土地に目をつけ、まず息子と私で小さなプロジェクトを立ち上げました。かつて耕作していたこの畑の雑草雑木を下刈りし、ドングリの種を蒔いて育てたクヌギの苗木を植林して育てるという、私たち親子にとっては壮大な計画です。手始めに知人藤原さんのご協力で、昨年の秋松山市御幸町にある護国神社の万葉苑の裏山でドングリを拾ってもらい、試験的にプランターに蒔きました。幸い条件と管理が良かったのか今年の春に芽吹いて、今ではスクスクと元気に育っています。

野バラも今は白い綺麗な花を咲かせています。

 さていよいよ耕作放棄地の雑草雑木を下刈りする難敵な作業をそろそろ始めなければなりません。手始め試験的に今年の春に植えた5~6本のクヌギの苗木も既に草に埋まろうしていますが、先日少し暇ができたので、下刈りに出かけました。厄介なことにその主流はトゲのある野茨で、今の時期は白い花を沢山つけてそれは見事に咲いています。野茨の木は延びた枝が固く八方に広がって、草刈り機も刃が立たない状態で、2時間程であえなくギブアップしました。

 先日どこで噛まれたのかは分かりませんが、太ももをマダニに噛まれ病院で手当てを受けたことも尻込みの原因ですが、暇を見つけて慌てることなく秋までに予定してる場所の下刈りを終えたいと思っています。発起人の一人である長男息子も今はまちづくりの活動期で、当てにはできないようです。草刈り十字軍の応援も当てにはならず、心は逸るものの中々です。今日から里山運動日記をこのWordPressブログで記録に残そうと思いつきました。とりあえずはじめの一歩(その1)です。

「カブトムシ 私ら親子に 里山を 守って欲しいと 言ってるようだ」

「とりあえず 親子で始めた プロジェクト ドングリ撒いて 苗作りから」

「足元の 耕作放棄地 開墾し まずは100本 クヌギを植える」

「思ってる 夢はドリーム だけじゃない ターゲットする 強い意気込み」 

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〇一雨欲しいこのごろ

 雨が降ると天気が悪い、晴天だと天気が良いと言います。天気のせいでもないのに雨や晴天に一喜一憂しながら私たちは日々暮らしていますが、田植えの真っ最中である私たちの地域では、水が張られ、日増しに田植えを終えた田んぼが増え、夕方ウォーキングに出かけると、アマガエルの鳴き声が賑やかに聞こえ、長閑な山村の風景を醸しています。

一昨日の夕日
昨日の夕日夕景

 私が公民館主事をしていた31歳の時、総理府派遣青年の船の班長に選ばれてアメリカやメキシコへ行く数日前、岡という集落に住む平田信一さん(今は故人)という方が、日本のアマガエルの声を忘れないよう、また日本のアマガエルの鳴き声をアメリカ人やメキシコ人に紹介して欲しい」と、わざわざアマガエルの鳴き声をテープレコーダーに収録して持たせてくれました。

アマガエル

 毎年この時期アマガエルの鳴き声を聞く度に平田さんの顔や、アメリカ人・メキシコ人にアマガエルの鳴き声を聞かせたことが懐かしく思い出されます。前日も昨日も夕日のメッカ双海町では綺麗な夕日が西の空を染め分け、わが家の裏の小高い小路に上がると、居ながらにして自宅から、毎日の様に綺麗な夕日を鑑賞することができるのです。

家の横の菜園に植えた夏野菜の苗も順調に育っていますが、私のこのところの朝の日課は、ブログを書きウォーキングから帰ると、ジョロにミズを汲んで畑の野菜類にしっかりと水をかけていますが、一雨欲しい感じです。今年の春は降水量が少なく、このままだと夏の渇水が気になっています。

「雨降ると 天気が悪いと 言うけれど 人間様の ご都合言葉」

「40年 前にアメリカ メキシコへ 出かけた折に カエルの鳴き声」

「外国で カエルの鳴き声 聞かせたら 何の声だと みんな驚く」

「水不足 少し心配 雨降らず そろそろ一雨 欲しいこの頃」

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〇新ジャガとニンニクの芽の収穫

 私たちの地方の方言に「ボロでねじる」という言葉があります。天気予報だと昨日は降水確率もそれほど高くない曇りの予報でしたが、朝からすっきりしない曇り空で、小雨がパラパラ降る程度の雨がポロリ程度でやがて天気が回復し、まさに「ボロでねじる」という方言がぴったりの一日でした。

試し掘りした新ジャガ

 家庭菜園に植えているジャガイモも、下葉が少し黄色くなり始めそろそろ収穫の時期が近づき始めたようなので、3~4株試し掘りをしてみました。マルチを剥がし三つ鍬で畝を掘り返すと、土の中から綺麗な「キタアカリ」という品種のジャガイモが出てきました。

引き抜いたニンニクの新芽

 早速掘り出したジャガイモを半分に分け、若嫁にも分けてやりました。そうこうしているとニンニクの芽が伸びているのにも気がつき、20~30本引き抜いて妻に渡しました。ニンニクを作り始めてまだ2年しか経っていないので、はっきりしたことは分かりませんが、この時期ニンニクの芽を取り除く作業をしないと、良いニンニクは収穫できないようなので、2~3日中に残りのニンニクの芽を引き抜き、油いためで調理しその味を楽しみたいと思います。

「菜園の ジャガイモ下葉 色づいて 掘り頃サイン 試し掘りする」

「キタアカリ 土の中から 幾つもの ジャガイモ掘り上げ お裾分けする」

「二年目の ニンニク栽培 今年も 新芽が伸びて 食用引き抜く」

「新ジャガと ニンニク新芽 食卓に 中々イケる ビールが欲しい」 

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〇竹山荘のシャクナゲが見たくて・・・

 ゴールデンウィーク途中の5月4日、昨年の同じころ書いたブログ記事と、薄れ行かない記憶を頼りに、近所に住む姉を誘って松山市の奥道後よりさらに日浦奥にある、竹山荘へシャクナゲの花を観に行きました。今年は春先の気温が少し寒かったため、残念ながらシャクナゲの花はまだ二分咲き程度でした。

見事な満開のシャクナゲでした

 双海町高野川から嫁いで竹山荘の女将さんになっている旧姓高橋さんに、予約もなく満席の中を無理を言って食事をさせてもらった手前もあって、「満開になったらもう一度来ます」と、口約束をしていたこともあり、菊間町遍照院へ3男息子の厄除け祈願に出かけたついでに、北条から水が峠に通じる峠や山道を越えて、空腹をこらえ到着したのは午後1時30分頃でした。

 早速女将さんにお願いしてまたも予約なしで客間で美味しい田舎料理を注文し、妻と二人で食事を終えた後、裏山のシャクナゲ見学と相成りました。前々日facebook友人田中さんから、「満開でした」と一報が入っていたので、満開のシャクナゲをのんびりゆっくり散策し、昨年に続いて堪能することができました。

水が峠から今治に通じる奥道後周辺は、初夏と思える陽気の中で新緑が目にも鮮やかで、思わず深呼吸をしたくなるような爽やかさでした。開放感あふれる海沿いに住んでいると、山沿いの山々は少し窮屈感はありますが、いつもとは違った非日常的な景色もまた一味違っていて癒され、夫婦ともども大満足の一日でした。

「二分咲きで 悔いの残った シャクナゲを 見たいと夫婦 再び訪ね」

「裏山の シャクナゲ見事 満開で 山里緑 ともども楽しむ」

「あくせくと 日常過ごす 私たち 安近短で ささやかながら」

「山坂と 峠を越えて 来ただけの 価値はあったと 夫婦納得」

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〇田植えの時期を迎えました

 日本一の裸麦の産地である愛媛県中予地方では、少し郊外に出ると黄金色の裸麦畑が一面に広がって、初夏なのに「麦秋」の季節を迎えています。裸麦で思い出すのは小さい頃、わが家でも山の段々畑で裸麦を栽培していて、よく手伝わされました。当時は脱穀機もなく、鉄の長くて鋭い櫛状の「せんば」という道具で麦の穂をそぎ落とし、広く敷いたムシロの上で狩竿を使って、バッタバッタと叩いて麦粒を落としていました。

麦わらは畑に植えたスイカの下に敷き藁として使われ、無駄なものは一つもない循環型農業でした。私たち子どもは麦わらで麦笛やストロー、野イチゴを積む麦わら籠を作ったりして遊んでいましたが、かまぼこの材料を麦わらで簀巻きし渦潮をイメージした鳴門巻きも、今はビニールにそな座を奪われてしまいました。麦が熟れるといよいよビワの季節を迎えます。今時のように市販の袋ではなく、新聞を切ってご飯粒の残りで炊いた糊を使って袋を作り被せたビワの味も、やはり少年の頃のよき思い出です。


ホタルが飛ぶといいなあ

田植えが始まった双海町内の田んぼ

 田植え事情も最近は激変です。田植えの時期は6月でしたが、私たちの地方では5月の今が最盛期で、土日百性のため土日ともなると、育苗センターで育てられた苗を積んだ軽四トラックが走り回り、4条~5条植えの田植え機が、まるでミズスマシのように軽やかに苗を植え、腰をかがめることもなく、土に汚れることも少なく、あっという間に田植えは終わるのです。田植えが終わるとそろそろホタルの季節です。昨年7月の豪雨の影響が心配ですが、今年も来月第一土曜日には翠小学校を会場にほたる祭りが行われる予定です。

「熟れた麦 麦秋なると 思い出す 麦わら使い 編んだり笛に」

「その昔 腰をかがめて した田植え 今は田植え機 乗った兄ちゃん」

「俳句季語 田植えは6月 はずだった 今は五月と なりて戸惑う」

「スーパーの 店先早くも ビワ並ぶ そんなに急いで どこへ行くのか」

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〇NHKBSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」放映の波紋

 5月9日(木)19時30分~19時59分に本放送、 5月11日(土)07時45分~08時14分に再放送と、2度にわたってNHKBSプレミアム「ニッポンぶらり鉄道旅」という番組が放送されましたが、縁あって出演したため、沢山の方々に視聴していただき、多くの方々から感想を含めた電話が相次ぎました。

私のドラマの始まりはこの駅からでした
案内芸人深沢さんとプラットホームのベンチにて
撮影の日はこんなきれいな夕日が見えました
facebook仲間の山本さんがハーモニカを吹く私の放送画像をコメントに添えて送ってくれました
親友大庭さんがfacebookにアップしてくれた映像

かつて大洲青年の家に所長として伊予の地に赴任して来られていた早川さんは現在沖縄に住んでいますが、「テレビを観たので懐かしくなりお電話しました」と、嬉しい声の便りが届きました。20年以上も音信の途絶えていましたが、私も未だに大洲青少年交流の家の運営委員長として深く関わっていることや、それぞれの暮らしぶりを披瀝し合い、ついつい長電話となりました。

今は関東に住んでいる元NHK職員豊島さんからも、「テレビを観ました、いやあ懐かしい」と長電話でした。豊島さんがNHK松山放送局にいたころ、高知県で開かれる放送利用全国大会のプレイベントとして、高知県伊野町神谷中学校で丸木舟を製作し、仁淀川を下るというとてつもない計画が持ち上がり、丸木舟建造の現地指導を頼まれた私は、4ヶ月にわたって毎週末土日仕事を終えてから、豊島さんとともに伊野町まで山間の国道33号線を丸木舟製作のために通い、見事全国大会を成功させました。

早川さんも豊島さんも既に第一線を退いて余生を過ごしていますが、今回のNHKBSプレミアムでは、芸人深沢さんの案内で、わが家や下灘駅界隈に加え、夕日に向かってハーモニカを吹いたり、特に第1回の夕焼けコンサートの模様がNHK西日本の旅という番組で紹介されていて、その貴重な映像がNHKに残っていたようで、今回の放送に回顧シーンとして使われました。降って湧いたテレビ番組出演を観てもらった多くの人から、沢山のメールや電話、声をかけて貰いました。

「NHK BSプレミアム 放送を 観た人たちから 音信届く」

「NHK テレビの威力 凄いです 沖縄・東京 北海道から」

「憶目なく 夕日に向かって ハーモニカ 35年 前の映像まで」

「記録する 記憶に残る 一コマを こうしてブログ また記憶なる

 

 

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