〇コラム記事「伊予弁」最終回
長男息子が愛媛新聞10面地方版の片隅に、コラム記事「伊予弁」を月1回のペースで書き始めて半年が経ちましたが、昨日22日水曜日の掲載で最終回となりました。小中高の子ども時代には、文章を書く国語が大の苦手だった息子なので、この話が持ち込まれた時は相当悩んだようでした。当然親の私もさることながら、息子を育てた母親である妻はもっと心配し、「お父さん、文章の書き方を教えてやって」と頼む有様でした。
これも試練と私は静観していましたが、息子もまた私には一切相談もせずに原稿を書いて新聞社に送り、6本の記事をどうにか書き終えたのですから驚きです。やっと終わった昨日の掲載記事を見て、「もうこんな苦労はしたくない!!」と本音を吐露していました。「親父に読まれるのが一番嫌だった」とも妻に話したようで、その心境も分かるような気がしていますが、私としては何はともあれいい経験をさせてもらったことを内心喜んでいます。
息子は伊予市の市街地郡中で、皆さんとともに街づくりをやっているので、中心市街地では私より名前も顔もよく知られるようになっていますが、親子二代にわたって地域づくりに関わるとは、思っても見ませんでした。昨日も息子の書いた新聞を読んだという何人かの知人友人から、「カエルの子はカエル」だとか、「親子でまちづくりをするなんて羨ましい」とか、電話やメールが沢山届きました。皆さんの言われる通り、まちづくり人を自認する私にとって、跡継ぎ息子の存在はハラハラドキドキはしますが、嬉しい出来事なのかも知れないようです。
「新聞の 片隅コラム 伊予弁に 月一執筆 このほど終わる」
「もう二度と 書きたくないと 心情を 吐露する息子 少し成長」
「ハラハラや ドキドキしたのは 親の方 何はともあれ 終わってホット」
「カエルの子 オタマジャクシで 頭だけ でっかちやがて カエルなるかも」