〇ドングリから順調に芽吹いているクヌギの苗木
ゴールデンウィークも終わり、5月6日の立夏も過ぎると野山の緑も一段と増して、日中気温は20度を超える日が多くなってきました。「雑草と言う名の植物はない」と言われますが、私のような凡人には周りの草全てが雑草で、毎日連日暇さえあれば畑に出て、日焼け防止の麦わら帽子を被って草と闘っています。
昨年の秋に試験的にプランターに埋め込んだドングリが芽吹き、葉っぱを伸ばし始めています。半日陰の甘夏柑の畑に置いていたのですが、そろそろ夜露や太陽が当たっても大丈夫だと判断し、昨日の夕方ビニールハウス前の広場の草を削って置き換えました。とりあえず試験は成功で、このまま育つと100本以上の苗ができる予定です。
息子のカブト虫養殖に端を発した里山活動は、クヌギの木の苗をドングリから育てて植林するという、思わぬ方向へ向かいつつあります。とりあえずカブト虫養殖場横に試験的に植えたクヌギの苗木も順調に伸び始め、昨年藤原茂さんから頂いた護国神社万葉苑のドングリを100個余りプランターに植えてみましたが、予想以上の発芽率で、この分だと今年の秋には再びドングリを拾って発芽させるメドもつきました。
わが家の荒れた耕作放棄地へも試験的に7本植えてみましたが、今のところ順調に育っています。イバラの畑の草を刈って平地にして、とりあえず芽吹いて育っている苗木を今秋地に下ろして元気づかせ、来年には植林したいと意気込んでいます。この芽吹いた木を植林して緑陰ができる10年後、私は85歳になる予定です。新しい希望が湧いてきました。里山を落葉樹クヌギで再生する夢です。
「昨秋に 蒔いたドングリ 順調に 芽吹いて苗木 育つ雲行き」
「平成の 終わりに撒いた ドングリが 芽吹いて令和 嬉しい予感」
「急ぎたい だけど急ぐな 慌てるな 木々は一年 一つの年輪」
「10年後 そのため今を しっかりと やるべきことを しっかりやって」