〇ブルーベリーの花
裏庭のの小さな片隅の畑に植えているブルーベリーの花が、今年も沢山花をつけました。最初の頃は大きな植木鉢で栽培していましたが、出歩くことの多い私は、朝の水遣りをついつい忘れてしまい、折角咲いたりなった実をダメにすることが多くなり、路地に下ろすことにしました。
ブルーベリーは強酸性の土壌を好むため、露地栽培が難しいと聞いていたので、路地に下ろしても果たして上手くいくかどうか、半信半疑でした。6本の内1本は枯れ、あとの2本も元気な方ではありませんが、3本は適地だったのか毎年沢山の花を咲かせ、自家消費できる程度以上に実をつけています。
厄介なのは野鳥による食害で、完熟した実は野鳥に狙われ、私と野鳥の知恵比べもまた楽しみの一つになりました。ブルーベリーは他の植物より春の目覚めが早く、スズランのような釣鐘状の可愛らしい花をいっぱいつけて、今が花の見ごろです。大きなダルマのような蜂の仲間が羽音を立てながら蜜を吸いにやって来て、居ながらにして受粉してくれています。
気温が上がるこの頃になると、自然の降水だけでは間に合わず、追い水をかけて育てなければなりませんが、植木鉢で育てていた以前のように水遣りの苦労もなく、今のところ順調に育っています。ブルーベリーはアントシアニンがたくさん含まれていて、小さいながらも目にいい果物なので、老眼の進んだ妻は生食やジャムにして楽しんでいます。
「今年も 小さな畑の ブルーベリー 沢山花つけ 豊作予感」
「強酸性 土壌分析 するすべも 知らずに露地で 何とか栽培」
「老眼の 進んだ妻は ブルーベリー アントシアニン 喜び食べる」
「スズランの ような可憐な 花をつけ 蜂類受粉 手助け羽音」