人間牧場

〇済生会松山病院

 昨日妻と二人で、松山済生会病院へ知人のお見舞いに出かけました。最近は自分の年齢に相応しく、知人友人も病気になって入院する人が増え、義理もあるので風の便りの情報を聞いて、お見舞いに出かけることが多くなりました。病気も年齢相応で、かなり重たい病気だと「早く良くなってね」と励ますのがやっとといった人もいます。

済生会松山病院

私たちの町には大きな病院や救急病院がないので、救急車に乗れば好む好まざるにかかわらず、救急指定の病院へ運ばれます。済生会松山病院は私たちの町からすれば県立中央病院や日赤松山病院より交通もかなり遠くなるので、見舞いも私たちのように慣れていないと大変のようです。

済生会松山病院の駐車場から病院を見上げた時、昔の思い出が蘇りました。若い頃私が主宰する21世紀えひめニューフロンティアグループが、温泉郡中島町由利島で無人島キャンプをしていた折、子どもが渡海船の舷に挟まれ、大怪我をしました。小型船舶の免許を持つ私が小型船を操縦し、看護師それに大怪我をした子ども二人を乗せ、最寄りの松山満浜港を目指しました。

無人島なのに何故かあった公衆電話で病院へ連絡していたため、港には救急車が来ていました。何故か警察官も保安官も来ていて、済生会病院へ運ばれ子どもの手当てをしながら、警察官と保安官にかなり厳しい事情聴取をされ、この事故事案は結局検察庁送りとなりました。幸い県議会議員のお骨折りで、ボランティア活動中の事故だったし、救急時の連絡網など計画もしっかりしていたため、不起訴処分で一件落着となりました。懐かしきかな40年も前の出来事です。

「済生会 松山病院 お見舞いに 年齢反映 近頃やたらと」

「病院を ふと見上げると ほろ苦い 事故の記憶が 昨日のように」

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