〇幸せになるための4つのファクター
3月31日をもって古い年度が終わり、今日4月1日から新しい年度が始まります。正月までの9か月間は活動の時、正月からの3か月間は一年のまとめと新しい年度の準備に追われます。私のような自由人として活動していても、おおよそこのサイクルで一年を締めくくっています。毎年のことながらこの1年を総括しないまま、あやふやな気持ちで新しい年度が始まりましたが、最近知人友人が病魔に襲われたり、他界葬儀などに参列する機会が多くなる中で、「幸せとは何か?」という問いかけを自分自身の心の中でするようになっています。
幸せを得るためには何が必要か?、そのファクター(要因)を考えてみました。1つ目は自己実現と成長です。さすがに後期高齢者と呼ばれる年齢を目前に控えたこの歳になると、急激な成長は望むべきもありませんが、「もう歳だから」と諦めてしまうと先には進めません。「もう」ではなく「まだまだこれから」と思いを新たにし「とにかくやってみよう!」と一歩を踏み出すのです。そのためには夢や目標を持ち、しっかりと日々を生きなければなりません。
2つ目は前向きで楽観的な気持ちになることです。人間は大は大なり小は小なりの悩みがあるものです。私はこれまでにも多くの悩みと闘い、その都度それらを自己受容し、「何とかなる!」と前向きに考え行動した結果、向かい風と思えた難題も解決し、むしろ向かい風を追い風に変えることができました。3つ目は自分らしい生き方です。自分らしさは案外自分では分かりにくいもので、ついつい他地域や他の人と比較するものです。そのためには人と比べ過ぎず、「ありのまま」を受け入れて生きることです。
4つ目は繋がりと感謝です。私は幸せなことに沢山の人と関わって生きてきました。生きたというより生かされて生きてきたというのが正しいのかも知れません。しかしいつの間にかつながりや感謝の気持ちを忘れがちとなって、自分の力を過信してしまうのです。こう述べてみると心の幸せには、まるで四つ葉のクローバーのように、この4つのファクターが必要であることに気づくのです。「夢や目標を持ち、人との繋がりを大切に感謝し、前向きに自分らしく生きれば幸せになれる」ようです。頑張り過ぎず頑張ろうと年度初めの4月1日の今日思いました。
「幸せを 得るため大事な ファクターは? 凡人ゆえに 余り浮かばず」
「まだできる 伸びしろあると まず思う とにかく前へ 一歩踏み出す」
「この歳に なっても悩み 多少あり 何とかなると 思えば何とか」
「らしく生き 感謝の心 忘れずに 生きれば幸せ なるかも知れぬ」