人間牧場

〇国立大洲青少年交流の家運営委員会

 昨日は時ならぬ寒気の南下で西高東低の気圧配置となり、「春のひして(一日)西」(どんなに強い北西の風が吹いても一日で収まり明くる日は凪ぐ)と言われる、北西の風が吹き荒れました。海も白波が立ち漁船も沖に出れず休漁でした。海岸国道へは久しぶりに波しぶきが上がっていましたが、国立大洲青少年交流の家の出席するため、午前11時前に家を出て大洲へ向かうため海岸国道を走りました。大学生が春休みとあって寒さの中でも閏住の菜の花畑や下灘駅、インスタ映えのする下灘造船所近くには沢山の若者がたむろしていました。

到着後所長室にて打ち合わせを行い、12時からレストランで施設を利用している若者たちの列に加わり、昼食バイキングをいただきました。いつものことながら美味しい料理を所長さんたち職員と談笑しながら、腹いっぱい食べました。若い頃から全国の青年の家(現青少年の家)を渡り歩いていますが、料理に関してはかなり変化していて、とても美味しくいただきました。その後休憩した後、別棟で午後1時30分から運営委員会は始まりました。

 私はこの施設を誘致した頃、愛媛県青年団連合会の会長をしていて、施設の誘致運動に深く関わったこともあり、あれから50年半世紀も経っているというのに、相変わらず求めに応じ運営委員をしていますが、昨期に引き続き運営委員長に指名され、断るさしたる理由もなく、また断る勇気もなく満場一致で就任することとなり、早速議長席について約2時間ほどの運営委員会を取り仕切り、皆さんの意見を引き出しながら3時30分に会議を無事終えることができました。

国立大洲青少年交流の家の所長はわが年輪塾の処士でもある眞鍋幸一さんです。眞鍋さんは県議会事務局長を定年退職後、これまでの文部省職員に替わって初の民間人所長としてその任に当たっています。故に年輪塾の塾長である私も及ばずながら、少なからず責任を感じていて、これからも惜しまぬ協力をしなければなりません。13万余りの年間利用者、とりわけ宿泊研修の参加者数をどうすれば増やすことができるか、腕の見せ所といったところです。

「50年 前の若かった ころ誘致 運動躍起 懐かし思い出」

「運営員 推薦受けて 委員長 器じゃないが しっかりサポート」

「所長さん わが年輪塾の 処士ゆえに 筋金入りです 成果上げよう」

「明徳を 明らかにする 藤樹訓 部屋に飾りて 不退転決意」

 

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