人間牧場

〇ジャガイモ植えの準備

 人間牧場には小さいながら子どもたちのための畑があります。初夏に植えて秋に収穫するサツマイモと、春に植えて初夏に収穫するジャガイモの二毛作をしています。サツマイモを掘った後の秋から冬にかけて4ヶ月ほどは畑を休ませていますが、2月の中旬になると草を取り、耕運機が入らないため手鍬で中耕して畝を立てます。本当はそれらすべての作業を子どもたちに体験させたいのですが、今の子どもたちは何かと忙しく、毎月一回程度の子ども体験塾のプログラムも参加させなければならないため、まるでキセルのように、植え付けと収穫だけでお茶を濁しています。

畝を立てる館長さん
畝を立てる主事さん
植え付けの準備ができた子どもの農園

 昨日は、人間牧場の近くに住んでいる西嶋さんや新さんからいつも美味しいみかん類をいただくので、そのお礼にコーヒーと茶菓子を届けに出かけたついでに、人間牧場へ立ち寄りコンニャク畑の草取りをしました。そのうち公民館の館長さんや主事さん3人が前触れもなく、今週末に迫ったジャガイモ植えのために、子ども用畑の畝立てにやって来ました。この畑の草取りと中耕は2週間前私一人が半日をかけてやっていたので、3人の畝立て作業も1時間ほどで順調に進み、引き揚げて行きましたが、種芋もマルチも肥料も既に用意されていて嬉しい作業に目を細めました。

 週末のジャガイモ植えの後に、先日切り出したクヌギの木にシイタケの菌を植え付ける予定ですが、子どもたちの作業は午前中で終わるし、息子もヘリテージマネージャー研修に出かける予定だそうで、結局のところ私一人の作業になりそうな雲行きです。せかしい性分の私ゆえ、何かにつけて区切りをつけたいのは山々ですが、まあ急ぐ作業でもないのでのんびりと汗をかきたいと思っています。私には沢山のサンデー毎日を自認する自由人の仲間がいます。時々声をかけて手伝ってもらっていますが、その人たちも何かにつけて誘ってくれと言う割には、忙しいようで中々波長が合いません。(笑い)

「前触れも なく牧場へ やって来て 週末予定 畝立て作業」

「耕運機 はいらないので 鍬中耕 していたお陰 あっという間に」

「子どもらに 難儀な作業 させたいが 残念ながら その暇もなく」

「自由人 何かあったら 声かけて 言ってるけれど 中々来ない」

 

 

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