〇ドラえもんとアンパンマン
私たち夫婦には5人の孫がいます。高校1年生の孫はさすがにドラえもんやアンパンマンの漫画から卒業しましたが、内孫の小学三年生の奏心は、最近無線で空を飛ぶドラえもんの遊び道具を手り入れ、部屋の中で夢中になって遊んでいます。ドラえもんはご存じ藤子・F・不二雄作の漫画です。テレビの番組漫画番組では楠部工作詞、菊池俊輔作曲の歌を大杉久美子が歌って大ヒットしましたが、その歌の中の「~竹コブター~」というセリフは、ドラえもんの声優大山のぶ代の声なのです。
1歳半になった孫娘花菜はドラえもんとアンパンマンの載った雑誌や歌が大好きで、雑誌の剥がして貼るシールを、どこへでもべたべた貼っては剥がして遊んでいます。最近はアンパンマンの歌が気に入って、音楽の出る遊び道具でメロディーボタンを押し、曲に合わせて踊りに夢中になっています。この小さい年代からバーチャルな夢の世界に陶酔して大丈夫だろうかと、時々思うことがありますが、アンパンマンやバイキンマン、ドキンちゃん、食パンマン、ジャムおじさんなどの名前を覚えて結構楽しんでいるようです。
先日孫奏心から、「どこでもドアーを開けたらどこへでも行けるとしたら、おじいちゃんはどこへ行きたい?」と唐突に聞かれました。とっさのことだったので「う~ん、考えたことがない」と、現実離れした質問に答えられませんでした。同じような質問をされた妻は、「おばあちゃんは、宝くじ売り場へ行って7億円当たる宝くじを買いたい」とできもしない貧乏人ならではの、デッカイ夢を話して大笑いしていました。扉を開けば異次元の世界へ行ける「どこでもドアー」がもしあったら、私はどこへ行きたいのか?、早速考えてみました。その夢は内緒です。
「ドラえもん 竹コブターで 飛ぶおもちゃ 孫は夢中で 無線の操作」
「歌のように 空を自由に 飛びたいな やっぱり子ども ドラえもんが好き」
「孫娘 いつの間にやら アンパンマン 歌やイラスト 夢中になって」
「おじいちゃん どこでもドアー 行けるなら どこへ行きたい? 答えられずに」