人間牧場

〇日本一のほら吹き男?

 昨日パソコンでfacebookを開くと、3年前の8月30日にアップした写真が、「3年前の思い出」というタイトルで、いきなり画面に現れビックリしました。私本人さえ3年前はおろか昨日のことさえ忘れてしまうのに、記憶して再現するのですからパソコンのメカニズムはどうなっているのだろう?と、驚くやら感心するやらでした。

角笛を吹く私

 さてその再現された1枚の写真は、私が人間牧場の水平線の家でほら貝ならぬ角笛を吹いている姿でした。東南アジアから人間牧場へ研修にやって来た人が、お土産にくれた水牛の角を加工して作った角笛ですが、ほら貝と同じ要領で吹くと大きな音が、人間牧場の向こうの谷や山に木霊して、存在を示してくれるのです。

 3年前角笛を吹く私の姿を、居合わせた仲間が写真に撮りメールに添付して送ってくれましたが、facebookにアップしたその写真を見て、友人の一人が「よっ!!、日本一のほら吹き男」と、書き込んでくれました。ほら貝ではなく角笛なので、正式にはほら吹き男ではないと反論メールを、一人ニヤニヤしながら送ったことを思い出しました。「ほら吹き」とはまるで夢のようなことを吹聴して言う人のことですが、ある分当たっていて、ある分間違っていると、一枚の自分の写真を見て納得の手合いでした。

「3年も 前にアップの 一枚の 写真出て来て 思わずビックリ」

 「そういえば ブログに書いた その記事に 仲間書き込み 大ぼら吹きと」

 「自分では ほら吹きだとは 思わない 過ぎ越し日々を 思い納得」

 「昨日さえ 忘れてしまう こと多い パソコン記憶 偉いと納得」

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人間牧場

〇今年の夕日も見納め

 わが家は上灘川の左岸に位置した高台にあります。水深の浅い瀬戸内ゆえ大きな津波災害は高台故に余り心配していませんが、一番の難点はこれから春先まで日照の欲しい時期なのに、日当たりが良くないのです。故に冬野菜などは少し早めに種を蒔いたり植え付けたりの工夫が必要です。

山の端に沈むようになった夕日
夕焼けコンサートと鱧祭りのジョイントポスター

このところ残暑が厳しく、日中は30度を超えていますが、日没も日脚も早くなり、昨日の日没は私の作った夕日の時刻表によると18時36分で、夏の間海に沈む夕日を楽しんでいましたが、昨日頃から西の山の端に沈むようになりました。少し寂しい夕暮れの風景ですが、これも自然現象と諦めて、名残の夕日を写真に収めました。

暑かった8月も明日で終わりです。9月は第一土曜日が今年は1日で、恒例の夕焼けコンサートと鱧祭りが開かれます。いずれのイベントもそれぞれに皆さんが力を入れてやってくれているので、私は楽しめばいいので、毎年やって来る親しい仲間と一緒に、枯れ木も山の賑わいに徹しようと思っています。お天気がちょっと心配ですが・・・。

「この時期に なると夕日は 西の端に 沈んでしまう 来年春まで」

 「見納めと ばかりに写真 撮りました 毎日おおよそ 1分早く」

 「コンサート ポスター33 懐かしい 始めた逸話 昔話に」

 「お天気が 気になるけれど これもまた 仕方ないこと 一喜一憂」

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人間牧場

〇夏の名残の入道雲

 「今年の冬は寒かった」。「今年の夏は暑かった」。そんな印象の記憶が残った今年も早8ヶ月が過ぎようとしています。寒さも暑さも寄る年波に堪えることは、4年前に亡くなった親父の姿を思い出せば容易に想像できますが、今年の8月の暑さは尋常ではなく、8月だけでも台風が8個も発生し、連日続いた猛暑日に、嫌というほど汗をかき、嫌というほど水分を体内に取り込みました。

沖合の水平線上にわいた真っ白な入道雲
昨日は上天気で道後平野もくっきり見えました

 もう8月も終わりだというのに、朝晩多少しのぎやすくなったとは言いながら、日中は今も猛暑日に近い気温が続き、秋野菜の植え付け準備のため連日畑に出て、大汗をかいていますが、東京あたりではあちらこちらで、かなり激しいにわか雨が降ったというのに、こちらではお湿りもなく、畑は鍬も立たぬほど完全に砂漠化していて、恨めしく雨乞いでもしたい眩しい太陽の天を見上げています。

 昨日は沖合の水平線上に、真夏を思わせる真っ白い大きな入道雲が見えました。海も空も抜けるように青く、白い入道雲と点在する瀬戸内の島々が見事な風景を醸していました。もう夏も終わりです。入居が遅かったため、まだ蜂蜜の彩密作業をしていませんが、家の裏に置いている2箱の巣箱は今のところ活発に蜜蜂が動いているようですが、そろそろ思い腰を上げないと・・・。

「寒かった 暑かったなあ 8ヶ月 過ぎ越し日々を 思い出しつつ」

 「沖合に それは見事な 真っ白い 入道雲見え 暑さため息」

 「お湿りも ない菜園は 鍬立たず まるで砂漠の ように土煙り」

 「汗をかく 熱中症に 気をつけて 水分補給 連日続く」

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人間牧場

〇方言が話せれば一人前(その2)

 私はシティボーイではなく、見るからに風貌も話す言葉もカントリーロートルボーイです。若い頃からそのことを意識して生きて来たので、方言に興味を持ち若い頃には方言集でも出そうかと思い、沢山メモをして持っていましたが、いつの間にか資料に埋もれてどこへ行ったか分からなくなりました。双海町の方言については双海町誌と、合併時に改定した双海町誌に詳しく収録されているので、そのページをコピーして手元に置いていますが、このほど双海史談会の学習会で方言がテーマに取り上げられました。

 史談会の話し合いで、秋の公民館祭りの折、コーナーの一角を借りて方言の展示をしようという話がまとまり、前2回の例会はアイウエオ順にみんなで読み解きましたが、懐かしさの余り大爆笑で、中々前へ進んでいません。間に合うかどうか分かりませんが、とりあえず事務局長の中尾先生を中心にして、その作業を進めています。「雨が降らんなあ~」「今朝はボロでネジた程度だった」なんて会話を聞くと、「ボロでネジる」ってどいう意味?と聞き返されます。雨がポロっと降った程度でしたという意味です。

「よもだ」も「じゅるい」も、「ごうたいな」も、「こんまい」も、「きやいくそ」も、「きょろまつ」も、「ぐずまつ」も、「いなげな」も、「いらばかす」も・・・・・・・・。ああ面白いです。先日80歳を過ぎた昔若かったおばあさんたち数人と、話す機会がありました。おばあさんたちはさも長生きをしたことが何か悪いことをしているような風潮で居場所がなく、やがてもう少し歳をとると特老へ入れられるかも知れないとため息をついていました。そうだこのおばあさんたちこそ方言博士だ。もうひと踏ん張りして方言を語ってもらいたいと思いました。

「カントリー ボーイ自認の 私ゆえ 方言などは 朝飯前だ」

 「すたれ行く 方言文化 残したい おばあさんたち 方言博士」

 「史談会 シティボーイも 加わって ワイワイガヤガヤ まるで漫才」

 「標準語 話していると 思うけど 人から見れば 英語と同じ」

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人間牧場

〇去りがたし魚島(その4)

 私たち公友会のメンバーは午後4時から2班に分かれて中西さんの運転する軽四バンに乗せてもらい、島内視察に出かけました。細い山道の両側のあちこちには島四国のお地蔵さんがありましたが、先日の大雨や台風で土砂が流れ落ち、また島だというのにイノシシが畦畔を乱雑に崩していました。途中魚島小中学校に立寄りましたが、立派な学校なのに児童生徒は5~6人だそうで、運動場の片隅には立派な備前焼の二宮金次郎の像が建っていました。亀居八幡神社も、境内に芝居舞台まであって、信仰の厚さを伺わせました。

魚島小中学校
校庭の二宮金次郎像
亀居八幡神社境内
郷土資料館のカワウソジオラマ
郷土資料館内部展示

 2班が島内視察に出た後、私たちは離島センター4階に移動して郷土資料館を見学しました。資料館の入り口にはかつて住んでいたと思われる、日本カワウソのジオラマが飾られていました。資料館の中はご多分に漏れず収集はしたものの整理が出来ていない状態で、多分このままだと活用もされず風化するのではないかと危惧しました。民俗資料はその地域の生きた人の文化です。活用しないとゴキブリの巣となり、悲しいことですがやがてはゴミの運命を辿ります。これこそ行政の力で残し伝えることをやって欲しいと思うのです。

暮れなずむ弓削大橋

僅か半日ほどの滞在でしたが、魅力ある島だと実感しました。遠いゆえ何度も足を運ぶことはできませんが、必ずやもう一度訪れたいものです。私たちは夕方の便で弓削島まで戻り、暮れなずむ瀬戸内の島々や、ライトを点灯した来島海峡大橋などを窓越しに見ながら、午後8時に今治港に到着、皆さんと別れた後、奥道後経由で同乗の神東さん赤石さんをそれぞれ送り届け、午後9時半ころ自宅へ帰りました。本来なら1泊2日の行程ですが、皆さん忙しいためあえて日帰りの強行軍となったものの、実り多い研修小旅行でした。

「軽四で 島内半周 あれやこれ イノシシ汚す 山道通り」

 「5~6人 児童生徒が 学んでる 立派な学校 いずれは閉校」

 「資料館 整理もできず 置いている 島民生きた 証や歴史」

 「去りがたし 後ろ髪引く 思いにて 手を振りながら 魚島後に」

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人間牧場

〇魚島目指して(その2)

 今治港を9時20分に出港した高速船は途中宮窪木浦港に立寄り、合流した吉海町の矢野さんを乗せ、伯方島、岩城島を経由して、1時間ばかりで弓削港に着き、松本さんや地元生名島の浜田さん、それに教育委員会の中西さんと合流し、魚島行きの船に乗り継ぎました。弓削島と佐島の間には弓削大橋が、佐島と生名島の間には生名橋が架けられていて、3年後に開通する予定の岩城橋も着工していいますが、一番狭い海峡の生名島と因島の間は、県境ゆえでしょうか、何故か橋の架かる気配はないようです。

伯方島のコンクリート擁壁の上に建つ中世城郭風展望台
宮窪宮裏から合流した矢野さん
途中寄港した高井神島
民家に画かれた絵
こんな絵もありました

 海は穏やかで、途中噂に聞いていた民家の外壁に沢山の絵が画かれた高井神島を船の窓越しに見ましたが、離島とは思えないロマンチックな感じがしました。今回の魚島での公友会開催の思い付きは、私の前任会長である佐伯さんが高齢となり、元気な内に魚島でやりたいという願いからでした。1時間弱で魚島港に到着しましたが、佐伯さんは暑いのに桟橋まで出迎えに来てくれていました。桟橋で30年も会っていない大西さんという漁師さんに偶然出会い、お互いビックリ仰天で握手を交わしました。

平成の合併前愛媛県には70市町村がありましたが、私は70市町村すべてを訪れているものの、小さくて遠い島ゆえ、今回のな仲間も魚島を訪ねたことのある人はまばらで、港付近に建つ5階建ての建物や町営住宅などモダンな建物にみんな驚いていました。かつては下水道普及率100パーセントの島、ケーブルテレビ普及の島、交通事故ゼロの島、むらの4役はみんな通信教育で大学卒業と、名だたる知名度を誇っていましたが、今は人口も150人ほどになり、将来への不安をのぞかせていました。

「今治を でた高速船は 津々浦に 寄港しながら 弓削島目指す」

 「弓削島は 二つの橋で 結ばれて 三年後には 新しい橋も」

 「大声で 呼べば聞こえる 水道も 県境またぐ ゆえに橋なし」

 「立ち寄った 高い上島 あちこちの 民家外壁 お洒落な絵画」

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人間牧場

〇目にも鮮やかなケイトウの花

 わが家の庭は田舎ゆえとてつもなく広く、そのことが災いして、夏になると雑草が至る所に生え、除草剤を撒かないという強い信念?みたいなことを堅持しているため、草引き作業が頭を悩ませています。中庭は息子たち家族が草引きを分担していますが、その他は伝統的に祖母、母、妻と歴代の女性が担っていますが、それでも追いつかないため私も手助け程度をしています。

こぼれ種から育ったケイトウの花

広いと庭のあちこちに日日草や箒草、ケイトウの花などのこぼれ種が、蒔いたつもりもないのに落ちて芽を出し、それなりの花を咲かせてくれるのです。妻はそれらの苗をプランターに移植して、「蒔いた種は中々育たないのに、落ちた種はどうしてこんなに元気なの?」と、ブツブツ言いながら朝晩水をやって育てています。

数日前からその野良生えのケイトウの花が咲き始めました。このところグリーンカーテンのつもりで植えた、朝顔の花に目が移り気味でしたが、よ~く見るとケイトウの花も味わい深い色をしています。昨日何気なくタブレットで写真を一枚撮りましたが、この写真がパソコン内で勝手に加工され、目の覚めるような配色になっていて驚きました。

 私は顔に似合わず花が大好きで、これまでにも菜の花や酔芙蓉の花、ツワブキの花、水仙の花、アジサイの花、桜の花などに想いを寄せて、町内の至る所に植えたり育てたりしてきましたが、やっとそれなりに花を咲かせるようになりました。ケイトウの花を見ながらもうひと踏ん張り頑張ろうと思いました。

「庭広く 夏は雑草 あちこちに 生えて引き抜く 妻は大変」

 「除草剤 やらぬ方針 貫いて やせ我慢する ゆえにしんどい」

 「こぼれ種 あちこち落ちて 花が咲く これもまたよし 花を楽しむ」

 「こんな色? いつの間にやら タブレット 自然に加工 それは見事に」

ちなみに私の撮った写真はこの色でした
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人間牧場

〇南予明浜は私と同じDNA(その2)

 愛媛県は東予・中予・南予と、概ね3つのブロックに分かれています。3つのブロックは工業系の東予、商業系の中予、農・漁業系の南予とそれぞれ特徴がありますが、中予と言いながら私たちの町には取り立てた商業もなく、南予と同じ農・漁業中心ですが、過疎や高齢化で次第にその活力を失いつつあり、将来への不安を拭うことはできません。

ジオパークに指定されている明浜
石灰岩を積み上げた耕して天に至ると形容される段々畑
石灰三号が盛んな頃の白い煙が立ち上る高山
研修会

 3日前、南予西予市の明浜町へ講演を頼まれて出かけました。明浜町は宇和町・野村町・城川町・三瓶町と平成の合併で新生西予市となりましたが、基幹国道56号線から離れた場所にあるため、アクセス道路もまだ未整備な所が多く、私たちの町を通る国道378号と同じルートにあるものの、三瓶からも、宇和からも、法華津峠からもつづら折りの道を通らねばなりません。桜で有名な野福峠ルートは改良が進んでいて、一番向こうだのに時間的には一番早いルートのようです。

それでもへそ曲がりな私は、明浜総合支所が高山にあるため往路は宇和から山越えし、復路は三瓶から海岸周りのルートを通りました。狭い道を宇和海の素晴らしい眺望を横目に高山集落にほぼ時間通り40分前に到着し、海の直ぐ傍に支所に入りました。案内されて控室に入りましたが、人権教育研修会だったので、前もってメールで送っていた手作り資料に目を通しながら開会の時間を待ちました。壁にかけていた短冊色紙に「同じ顔 かわる心の うら表 初義」に目が行き、この言葉が講演のテーマになると思い、お話をさせてもらいました。

 それなりの反応を得た講演終了後、支所長さんや担当者に見送られて、海岸周りの国道378号をとりあえず三瓶に向って走りました。道の両側にはウバメガシが生い茂って、まるで緑のトンネルの中を走っているようでしたが、所々改良されているものの、道の狭さは国道ならぬ酷道といった感じでしたが、その分行きかう車も殆どなく、時間的にはそんなに変わらず、三瓶を抜けて八幡浜、ゴゼヶ峠トンネル経由で瀬戸内海側に出て、長浜を通り自宅へ帰りました。

明浜はかつて石灰製造で栄えた町です。そこここに産業近代化遺産とも思える跡が残っていたり、石灰岩を積み上げた石段の段々畑も残念ながら耕作放棄が進んでいるものの、必見の地域で、今度ゆっくり訪ねてみたいと思いました。南予は私のような田舎者には、まるで時間が止まっているようで、とてつもなくのんびりしていて、同じDNAが流れている感じがして、久し振りに人間性を回復したいい一日となりました。

「久方に 訪ねた明浜 懐かしく 知人友人 嬉しい出会い」

 「不便ゆえ 時代毒せず いい文化 遺る地域は どこか懐かし」

 「田舎者 ゆえに私と DNA 同じですよと 方言丸出し」

 「またいつか 俵津文楽 など見たい 歌舞伎くづしの 踊りも見たい」

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人間牧場

〇三度目の正直(その1)

 「二度あることは三度ある」のか、または「三度目の正直」なのか、前日までは半信半疑でした。1回目の7月は集中豪雨の前、2回目の8月は台風と、天気の都合で伸び伸びとなり、8月22日に決めたものの、今度は19号と20号の台風が近づき、「開催するかどうかは当日の朝に決定します」と前日主催者から電話が入り、昨日は半信半疑の朝を迎えました。

まるでドローンで撮影したような展望台からの眺望
リアス式海岸の美しい宇和海

私の緊張の糸も切れかかっていましたが、「予定通り開催します」と連絡をもらうと、どこかホッとしたような気持ちになりました。早速準備をして午後1時過ぎの集会ながら、会場となる西予市明浜町高山までは2時間ばかりかかるので、少し余裕を持って午前11時過ぎに自宅を出ました。明浜町高山へのルートは三瓶から、宇和町から、法華津峠入り口からと色々ありますが、今回は宇和町からの道を選びました。

 このルートは10数年前1度だけ通ったことがありますが、途中頂上付近に眺望の良い山岳公園という看板があったのを思い出し、人も殆ど訪れないような公園に立寄りました。狭い駐車場には格好いい赤いスポーツカータイプの乗用車が一台止まっていて、車内では人が来ないであろうと思ったのか、若いカップルが車の窓を開けたまま椅子を倒し車内で抱き合っていました。見て見ぬふりをして展望台に上がり下界の眺望を楽しみ、風景を写真に収めましたが、二人は私の存在にやっと気づいたようで、気まずそうに窓を閉め、私の去るのを待っているようでした。

峠から高山集落までの道はつづら折りで、離合に苦労する狭い道でしたが、やっとの思いで私たちの町を通る国道と同じ378号まで出ました。会場となる西予市役所明浜総合支所は、海のすぐ近くにありました。10数年前合併前の明浜町役場だったこの場所を訪ねた時、当時の酒井町長さんが「若松さん所には日本で一番海に近い駅があるそうですが、わが町の役場も日本一海に近い庁舎です」と胸を張られました、津波災害以降市役所施設が海に近いと、災害時の本部通信機能がマヒすることから、余り自慢にならなくなったようだと、昔を思い出し一人苦笑しました。

「大雨と 台風襲来 重なって 何度も延期 三度目さえも」

 「二度あれば 三度目もある 案の定 それでもラッキー 昨日はできた」

 「頂上の 山岳公園 スポーツカー 若いカップル 昼から抱き合い」

 「リアス式 海岸一望 展望台 遠くにかすむ 九州さえも」 

 

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人間牧場

〇朝の散歩再開

 4~5日前から朝晩少し涼しくなったようなので、7月中旬から自制していた朝の散歩を3日前から再開しました。一日1万歩を目指すためには毎朝大体7千歩歩けば、寝る前に1万歩を超す目論みなのですが、朝晩涼しくなったとはいえ今朝は台風接近の影響でしょうか蒸し暑く、すっかり大汗をかいてしまい、朝からシャワーのご厄介になりました。

今朝の綺麗な朝焼け空
今朝の朝顔の花

 朝外に出て東の空を見ると、綺麗な朝焼けでした。川沿いの道を高村電器店まで歩いて引き返すと、北の空に綺麗な虹が架かっていました。今日は何だかいいことがありそうな予感です。自宅に帰ると妻が家の周りに置いているプランターの水遣りを始めていました。私の植えたグリーンカーテンの朝顔のツルもいつの間にか屋根まで届いて、毎日綺麗な花を咲かせています。

 朝の散歩を休んでのはたった2ヶ月なのに、前一ヶ月は夏に向かい、後一ヶ月は猛暑残暑を経て、目にはさやかに見えねども、確実に秋に向って季節は動いています。今朝天一稲荷神社に通じる道端で、無数の赤い爪をした弁慶ガニを見つけました。前々から気になっていた弁慶ガニの様子も調べてみたいと思いながら、タブレットを持って散歩に出なかったことを悔やみました。

「3日前 涼しくなった ようなので 朝の散歩で 七千歩く」

 「台風の 影響だろう 蒸し暑く 今朝は大汗 朝からシャワー」

 「1万歩 目指して毎日 朝散歩 昼と違った 周囲の景色」

 「神社下 弁慶ガニが たむろして 何やらガサゴソ 調べてみたい」

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