人間牧場

〇久しぶりの高島屋

 父の日も母の日もとっくに過ぎたというのに、前日の夜松山に住む娘から、「父の日・母の日のプレゼントをするので買い物に行こう」と妻の元へ連絡が入りました。私は娘や妻の買い物に付き合うのは大の苦手なので、「行かない」と渋りましたが、押し切られて出かけました。松山市道後の娘の家に車を置き、娘の車を私が運転して3人で高島屋へ出かけました。三流人生を自認する私は、松山では少し格式の高い三越や高島屋はこれまた大の苦手で、展示品も品質の良さはあっても、「ゼロ」が一桁多いような気がして、「勿体ない」感じがするのです。

高島屋7階のレストランからは松山城が見えました
7階特設ステージで開かれていた太鼓集団の演奏
高知のよさこいソーラン

毎年父の日・母の日には4人の子どもが相談して長女が仕切る形で私たち夫婦にプレゼントを貰ってくれます。昨年はパソコンとタブレットを贈られているので、貰いたい品も思い当たりませんでしたが、妻が私の革靴とベルト、それに帽子を予定していたようで、早速売り場で見繕って買ってくれました。それからは娘と妻の買い物に付き合わず、私は7階の催し会場の隅で持参したタブレットをいじりながら、よさこい踊りや太鼓集団鼓太朗の迫力ある踊り・演奏を見聞きしながら時を過ごしました。

携帯電話で「もうそろそろ」コールを何回か入れてやっと落合いましたが、妻や娘のショッピングは、いつものことながら理解に苦しむほど時間が長く、次は誘われても絶対に行かないと、少し心が斜めになって不機嫌を囲いました。この日は娘たちに前日収穫したジャガイモや玉ネギを持って行くため、軽四トラックで出かけました。さすがに軽四トラックで高島屋へ買い物に行くのも気が引け、娘の家に軽四トラックを置いて娘の車で出かけましたが、作業着や軽四トラックで右往左往するのがやはり私には似合っていることに、改めて気づきました。

「プレゼント 買いに出かけた 高島屋 三流私 どこか余所行き」

 「売り場では ゼロが一桁 多い気が 靴にベルトに 帽子まで買い」

 「七階の 催し会場 次々と 演奏縁起 暇をつぶして」

 「妻娘 買い物付き合う 肩が凝る 次は絶対 一緒行かない」

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