人間牧場

〇家庭菜園の潅水を始めました

 毎日蒸し暑くて、「やはり歳のせいでは?」と思っていましたが、会う人たちに聞くと、どうやら今年の暑さは異常なような気がします。夏に汗をかくことはいい事で、新陳代謝が促進されて疲れるため、妻は寝苦しいと言っていますが、私の夜の眠りは飛び切り上等です。

 私は冷房が嫌いなので、私の書斎は今年に入ってまだ一度も冷房をつけていません。それでも流石に気温の高い午後になってやって来るお客さんには、汗をかかせることもできないので、ゲストハウスに使っている親父が使っていた隠居家は、来客が来る間だけエアコンを点けています。

 このところ気温がグングン上がるので、家の横の家庭菜園に植えた野菜類が少ししおれ始めました。余り早めに水をやり始めると、水を貰う癖がついてやり続けなければならなくなるので、ギリギリまで我慢していましたが、青豆のサヤが膨らみ始めたこの時期に水を枯らすと、実入りが無くなるので、昨日から水遣りを始めました。

 わが家の家庭菜園には散水専用井戸からポンプアップして、その水を使えるよう3ヶ所配水蛇口を用意しているので、小屋から専用のホースを取り出して接続し、畝間に流す間接散水です。最初は畝間を流れるのに時間がかかりますが、2回目以降は水がしみ込んでいるためスムーズに流れ、朝には水を吸った野菜たちがどことなく生き生きと感じられました。

 迷走し続けた台風5号がゆっくりと北上し始め、本土を窺っています。台風は来て欲しくないけれど、一雨欲しいなんて身勝手な心で台風の行方を気にしています。昨日は役目を終えたスイートコーンの枯れた茎を引き抜いて、畑の隅の焼却場で焼却処分をしました。ただ今時間は午前5時7分です。外が明るくなり始めました。「そろそろウォーキングに出かけませんか?」と言わんばかりに、ヒグラシセミの甲高い声が聞こえています。

 「カナカナと 鳴くヒグラシの 声聞けば どこか涼しく どこか寂しげ」

 「昨日から 家庭菜園 潅水を 朝晩始め 忙しくなる」

 「歳のせい? 今年の夏は 暑いねえ どうやらみんな 同じ安心」

 「わが家には 散水専用 井戸がある 折角植えた 野菜を守る」

 

 

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