〇愛媛県立上浮穴高校の木造体育館落成式記念講演
木に拘ったまちづくりをしている久万高原町に、また新しい木造体育館が上浮穴高校にできました。その新築落成式と記念行事が6月30日に行われ、記念講演に招かれました。小田町を除く上浮穴郡内の市町村がすべて合併した久万高原町は、愛媛県内で最も面積の広い町ですが、ご他聞に漏れず過疎と高齢化、少子化に悩んでいます。今の町長さんは県議を経て選挙で当選した親子2代の町長さんで、お父さんの代から懇意にしていますが、この日も来賓として出席していた町長さんに出会い、交遊を温めました。
上浮穴高校とは昨年、上浮穴産業文化会館で開かれたえひめ地域づくり研究会議の地区別シンポで、上浮穴高校生がクロモジを使った研究発表を行い、私が助言と講演で絡み、さらに2月にも愛媛大学で行なった研究会議発足30周年記念シンポジウムでも出会いを重ねました。校長先生とも親しくなり、そのことがご縁で今回の記念講演を引き受けましたが、校長先生はこの春愛媛大学へ異動され、楽しみにしていた再会を残念ながら果たすことができませんでした。
この2日間、私は子ども体験塾のサマーキャンプで忙しく、多少疲れていたので妻が運転手を買って出てくれ、同行することになりました。折角だから久万高原町の四国八十八ヶ所札所大宝寺に参拝しようと少し早く家を出て、途中大宝寺に二人でお参りをしました。私が講演をしている間妻は道の駅や周辺を散策したようですが、12時40分に待ち合わせの校門付近で落ち合い帰路に着きました。知り合ったクロモジ研究班の生徒は既に卒業していましたが、木の匂いのする立派な木造体育館で、「青春へのメッセージ」というテーマでお話をすることができました。
「上浮穴 高校新築 体育館 落成記念 招かれ講演」
「クロモジを 使った研究 二度聞いた 彼ら卒業 別々の道」
「久万町の 親子二代の 町長さん 親しく出会い 親しい話」
「妻同行 八十八ヶ所 名刹に お参り祈り 講演で出かけ」