〇年輪塾修学旅行こぼれ話(その8)
・修学旅行添乗員
修学旅行といえば添乗員がつきもので、ガイドさんと添乗員が旗を持って案内します。幸いにもわが年輪塾には添乗員の資格を持つ、筆頭塾生の浜田さんがいます。前年大日本報徳社で講演をして掛川界隈を知り尽くしている、塾頭の清水さんと2人で事前に綿密なスケジュールを立て、私たちを案内してくれました。
・年輪塾の誓いと大学の素読
こともあろうか報徳の牙城に乗り込んでも、年輪塾のやり方を貫き、大日本報徳社榛村社長の講義の前に年輪塾の誓い唱和や、大学の素読までやりました。大学は二宮金次郎の銅像が左手に持っている本だけに、居並ぶ報徳社の皆さんもあっけに取られていました。素読も続けることで、門前の小僧習わぬ経を読めるようになってきました。
・合流組
今回の修学旅行に東京から新山さん、木更津から米谷さん、高知から木下さん、京都から中桐さんがそれぞれ現地で合流し、現地で別れました。皆さんお元気そうで嬉しい久しぶりの出会いでした。中桐さんは二宮金次郎の七代目の子孫ですが、今回は交流会で杉の間伐について、興味ある話をしてくれました。新山さんは元国立大洲青少年交流の家の所長で、今春から所長に就任している処士の真鍋さんもいて、いい出会いとなりました。
・年輪塾バンド
年輪塾にはギターやバンジョウの清水さん、バイオリンの近藤さん、オカリナの青木さんなど楽器に堪能な音楽仲間がいます。上田さんも最近ハーモニカに挑戦していますが、鷲山邸の日本家屋で夕と朝、その一端を披露してくれました。
・楽器博物館見学
浜松は楽器の街です。掛川から京都まで新幹線で移動しましたが、浜松駅で途中下車して、楽器博物館を見学しました。私と鎌田さんは70歳を越えているので無料で入場できる幸運にも恵まれましたが、まあ凄い楽器の数々でした。
・ウナギの駅弁
ウナギの名産地浜名湖や土用丑の日が近いこともあって、昼食は浜松駅でウナギ弁当を買い、新幹線で車窓を眺めながら舌鼓を打ちました。美味しかったです。ウナギの力を借りて京都から高速バスに乗り赤石大橋、淡路島、大鳴門橋、徳島道を経由して、午後9時松山市駅に到着し散会しました。
「年輪を 重ねる如く 今回も 意義ある旅行 楽しくできた」
「報徳社 大講堂で 大学の 素読行なう したたか行動」
「ウナ弁を 新幹線の 車内にて 食べて満腹 バスに乗り込む」
「夜行バス 新幹線を 乗り継いで 貧乏旅行 これも流儀だ」