〇何もしないのに泣きっ面に蜂の一撃
昨日の朝、ウォーキングから帰って菜園用に井戸水を引いている蛇口付近のパイプが裂けて、漏水ヵ所が見つかったので、修理をすべく納屋に入りエスロンパイプや継ぎ手チーズを用意しました。専用の接着剤に手を伸ばした瞬間、一匹のスズメバチが私の顔を目がけて襲いかかって来ました。とっさのことだったので、「何が起こったのか」分らぬまま、長年の勘でそれが蜂の襲撃であることは容易に想像でき、「またやられた!!」と逃げるようにその場を離れ、家の中に入って妻に刺された場所を確認してもらい、とりあえず薬を塗ってもらいました。
痛みはそれ程なかったものの、目の回りは見る見るうちに腫れ上がり、まるで別人のような顔になりました。私はかつて数年前、ゴム手袋の中に潜んでいたムカデに指先を噛まれ、アナフィラキシーショック症候群に遭い呼吸困難となり、救急車で日赤松山病院へ運ばれた苦い経験があるので、虫刺されには相当神経を尖らせていますが、先月は寝ていて頭をムカデに噛まれ、今回はスズメバチと受難続きで、まさに「泣きっ面に蜂」とはこのことです。運の悪いことに昨日は内子町小田での講演が予定されていて、断わることもできず難儀をしました。
田舎はムカデや蜂などを常習的に見かけます。また嫌だと思ってもムカデや蜂にもしょっちゅう刺されます。アナフィラキシーショック症候群の対応として、「エピペン」という注射をすればいいと聞いてはいますが、それを日常的に持ち歩くこともできません。ムカデは刺されるとすぐにそのムカデをすり潰して患部に塗るとよく効くというのでやっていますが、果たして効くのかどうかは今のところ半信半疑です。今朝は腫れ上がった顔が少し恥かしいので、帽子を深めに被ってウォーキングに出かけました。
「何もせず だけど蜂さん ご機嫌が 斜めのようで 顔を一撃」
「男前 蜂に刺されて 台無しに 顔を赤らめ 人の前出る」
「山蕗の 汁がいいから つけなさい 妻は気遣い 患部塗りつけ」
「よく見ると 倉庫の天井 蜂の巣が ジェット噴射で やっつけました」