〇松前町観光ボランティアガイド養成講座に招かれて
2ヶ月ほど前、元翠小学校の校長先生だった和田由美子さんから、「観光ボランティアガイド養成講座を立ち上げたので、第1回目の講師を引き受けて欲しい」旨の連絡が入りました。国土交通省の観光カリスマ百選に選ばれているものの、ボランティアガイドの講習は講師はやったことはないものの、懇願され気楽な気持で引き受けてしまいました。
ところが1ヶ月前に和田さんが、打ち合わせのためわが家のゲストハウス煙会所にやって来て、その内容を聞いて少し驚きました。講習講義は午前9時から12時までの3時間だそうで、しかもその3時間はお任せとのことでした。引くに引けず講習の日が近づくにつれて少し頭を悩ませました。私は学歴とレジメを求められる講演講義には行かないことにしていますが、そんな戯言を言うこともできず、粗方のストーリーを作りました。それでも少し重荷を感じていました。
昨日は午前8時前にわが家を出て松前町文化センターへ40分も前に到着し、私が一番乗りでした。前々日ギノー味噌の本社を訪れ、田中社長さんから人数分いただいたお味噌類三種を、台車を借りて3階の会場まで運び準備をしました。そのうちやって来た和田さんと、パソコンを使って私のプロモーションビデオの操作をやりましたが、四苦八苦しても音声が出すことができず、結局予定していたDVD映写を、いきなり断念せざるを得ないハプニングにも見舞われました。それでも20人ほどの参加者は熱心に延々3時、の私の講義を熱心に聴いてくれました。
終了後、日本一を誇る裸麦生産と、その麦を使った発酵食品の味噌文化を組み合わせた工場見学も、観光コースの一つの拠点となりうると、「裏が味噌」の名刺や電光掲示板を使って説明し、田中社長さんからいただいた麦味噌、即席味噌汁、伊予柑おかず味噌などを差し上げ、大層喜ばれました。最後は観光ボランティアガイドの話し方にまで話を進め、手前味噌ながらいい研修会となりました。
「3時間 ボランティアガイド 講義する お陰様にて 新しいジャンル」
「自己紹介 DVDの 音声が 出ずにいきなり ハプニングあり」
「アドリブで 上手くかわして 軌道乗り 後はスムース どうにか終える」
「裏が味噌 私の話術 淀みなく 最後は土産 みんな喜ぶ」