人間牧場

〇思わぬハプニング

 昨日は軽四トラックの車検中なので、乗用車に草刈り機やチェンソーを積んで、少し違和感を覚えながら、人間牧場へ山仕事に出かけました。午前中は主に枯れた梅の木の伐採作業をしましたが、梅の木はトゲがやたらとあって作業は難行し、腕や足のあちこちにすり傷を沢山作ってしまいました。

 午後は取り残しの完熟した梅の実を、キャリーに一箱収獲して、そろそろ帰ろうと乗用車のエンジンをかけようとしましたが、キーを差し込んでもセルモーターが動きませんでした。どうやらエンジンキーが半分オンになったり、ドアが半ドアで室内灯が点いたままになって、バッテリーが上がってしまったようなのです。

 さて困ったと思いつつ、友人の稲葉さんに携帯電話を入れると、快く助っ人を引き受けてくれ、元モータースをしていた義兄宅で接続コードを借りて、やって来てくれました。稲葉さんは手馴れた手つきで自分の軽四トラックのバッテリーを外して、わが愛車のバッテリーに接続し、エンジンを始動してくれました。

 いつものことですが、感謝しても感謝しきれない稲葉さんのご厚意に感謝して山を下りました。稲葉さんは自動車の板金工場を経営していますが、その仕事は息子に任せ、双海町の田畑を買って農業をやっている変わった生き方の人です。車が故障する度に稲葉さんの顔を思い出し対応してもらっていますが、多分本人は思い出してもらいたくないはずなのに、いつも嫌がりもせず対処してくれます。昨日はまさに「地獄に仏」「神様・仏様・稲葉様」でした。

  「エンジンを 始動したけど 動かない バッテリー切れ 困った困った」

  「友人の 顔を浮かべて 助け船 早速駆けつけ 手早く対応」

  「有り難い 地獄に仏 私には できぬ芸当 餅屋は餅屋」 

  「何事も なかったように 動き出す 不注意迷惑 拳拳服膺」

 

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