〇コンニャク芋の植え付け
春本番となり、農作業に関しては何かと背中を押されているような気分です。昨日は午後から人間牧場へお客さんが来ることになっているので、とりあえず天気予報だと雨も近いので、遅れていたコンニャク芋の植え付けをするため、妻に作ってもらったお弁当を持って、人間牧場へ出かけました。
人間牧場にはコンニャク芋専用の猫の額ほどの小さな段々畑が3ヶ所あって、まず1ヶ所ずつ草を取りながら三つ鍬で丹念に耕しましたが、これが中々骨のある仕事で、大汗をかいてしまいました。11時過ぎに公民館の隅田さんが、新任の館長さんと主事さんを伴ってやって来て、マルチを持ち上げたジャガイモの芽を手探りで確認し、ナイフで切ったり、11日の実行委員会に向けた打ち合わせを行ないました。
隅田さんたちが帰って間もなく小雨がぱらつき始めたので、急いで倉庫からコンニャク芋の種を取り出し、用意した竹棒を串のように土中に差し込みながら植え込んで行きました。竹棒は晩秋にコンニャク芋を掘る時、芋に傷をつけないよう、芋の在り処を示すためのものです。2ヶ所の植え付けは無事終わりましたが、4年芋の植え付け作業が出来ずに持ち越しとなってしまいました。
私は実はコンニャクを食べるのが大の苦手です。だのにもうかれこれ5~6年もコンニャク芋を栽培しているのですから可笑しな話です。これまでにも何度か親友西岡さんの協力や指導を得て、人間牧場で栽培したコンニャク芋を使ってコンニャク作りをしましたが、その時も味見さえもしていないのですから大笑いです。はてさて今年もコンニャク芋が豊作でありますように祈っています。
「コンニャクが 嫌いな私 なぜだろう? 畑に芋を 植えて楽しむ」
「牧場の 段々畑 耕して 芋の在り処に 竹棒立てる」
「農作業 春本番と なりにけり 背中を押され 昨日も今日も」
「遠くから 早くも一番 草を刈る エンジンの音 こだま聞こえる」