〇大分県別府へ旧婚旅行ワッハッハ(その2)
私は先月だけでも4回は県外に出ています。高速交通網の発達で、その殆どは1泊2日ですが、旅馴れている故でしょうか、旅に出るというのに着替えも少量で、まるで日常といった感じで、出かける前に多少講演メモや交通アクセスを調べたりしますが、別にワクワク・ドキドキもしません。ところが旅なれていない妻は隣県大分県別府へ行くだけなのに、着替えや自家用車内で飲むペットボトル、旅先で食べたい柑橘まで積み込む始末で、傍で見ていても多少上気している感じでした。
今回は息子が、三崎港14時20分~佐賀関18時00分のフェリーをネット予約してくれました。双海~夕やけこやけライン~ゴゼヶ峠トンネル~潮風メロディーライン~三崎港は天気もよく順調で、ネット予約のお陰でフェリーには一番に乗せてくれました。豊後水道は海も穏やかで、今年100年を迎える文化遺産佐田岬灯台を横目に見ながら、東洋一の高さを誇る煙突のある佐賀関へは僅か70分で到着しました。フェリーから降りるのも一番とあって、佐賀関から別府までの地道197号線や高速道路も順調でした。
その日の内に海地獄や明礬温泉の湯の花畑などを散策し、鉄輪入口のかんぽの宿別府に着きました。温泉好きな私たち夫婦は早速名湯の誉れ高い別府の湯に入湯し、春満載のレストラン食事も堪能、寝る前に温泉入浴までして「いい湯だな」を満喫しました。露天風呂から見上げる空には真ん丸い満月が見えました。何の目的もなくただのんびりと過す夫婦だけの夜もいいもので、テレビを見たり話し込んでホテルの夜はふけて行きました。これを「何げない幸せ」というのでしょうか。まさにアッハッハでした。
「一番に フェリー乗り込み 一番に 降りて目指すは 名湯別府」
「海地獄 続いて明礬 湯の花の 採集小屋で 温泉プリン」
「モウーモウーと 白い湯煙 立ち昇る 別府八湯 どこか懐かし」
「何げない 幸せ感じ 夜はふける あれやこれやと 四方山話」