〇私の「今年の十大ニュース」(その1)
毎年12月のこの頃になると、年賀状を作るため右往左往していましたが、今年は親父が7月に亡くなり喪に服しているため、年賀状を出すことが出来ません。本来なら喪中のハガキを出すところですが、それも意にそぐわず結局出さないことに決めたことを、ブログを通じでお詫びしたいと思います。
私の年賀状はもう20年も、その年に起こった自分自身の10大ニュースを、メガネや虫眼鏡で読まなければならないような、少し小さい文字で書き綴ってきましたが、今年はそれもできないことから、ブログを使って10大ニュースを振り返って見たいと思います。
①1月16日、東京であった地域人材育成研究会に出席しました。そのついでに日本
で一番高い東京スカイツリーに登りました。高さ634mは双海町の明神山と高さ
が一緒で、スカイツリーオープンの年、子ども体験塾で同じ高さの明神山へ登りま
した。スカイツリーからの眺めは最高でした。
②2月15日、今年行った所では一番南の宮崎県綾町の文化講演会に招かれ、10数
年ぶりに綾町を訪ねました。綾町とは交流が長くて深く、色々なことを学ばせても
らった思い出の町です。特に今は亡き郷田町長さんとは行ったり来たりの交友を深
めていました。日本一高いつり橋や、照葉の森、有機農業、綾城、自治公民館など
今も忘れることができません。今年はこの他に長崎県や佐賀県、福岡県へ講演に出
かけ、楽しい思い出をつくりました。
③7月6日、今年行った所で一番北の北海道札幌へ、講演に出かけました。北海道全
土から社会教育委員が集まる研修会での講演でしたが、佐呂間の船木さんはじめ多
くの仲間と再会を果たしました。老い先短い親父のことを気にしながらの北海道で
したが、久しぶりの北海道はクラーク博士や新渡戸稲造の生き方にも触れ、心を洗
われました。
④7月11日、親父が96歳の生涯を閉じました。私にとってこれまでの人生で一番
悲しい日となりました。それでも「自分の家の畳の上で死にたい」と常々言ってい
た思い通りに、自分の住みなれた家で息を引き取りました。1週間添い寝をして薄
れつつある記憶を解きほぐし、老衰という最高の死に方をしてくれたので、私もそ
れなりに満足しています。14日には葬儀を行い、49日の納骨も無事済ません、
親父の隠居をリフォームして、私のセカンドハウスにして使っていますが、今でも
親父が生きているようです。
「喪に服し 喪中のハガキ さえ出さず 年賀状書く 手間さえ惜しむ」
「今年は 年賀ハガキに 書けぬゆえ 十大ニュース ブログで紹介」
「今年も 色々あった カレンダー 記憶残りを ピックアップする」
「あと6日 すれば正月 やって来る 来年こそはと いい年願う」