人間牧場

〇楽しかったホタル音楽会(その3)

 昨日は恒例の大洲市田処のホタル祭りでした。毎年このイベントには、愛媛県指定無形文化財藤縄神楽と講演会などがジョイントされていますが、今回はアメリカで活躍しているハーピスト古佐小基史さんとギタリスト笹島明夫さんをお迎えして、農村活性化センターでホタル音楽会が開かれました。ギターの演奏はこれまでにも何度か聞いたことはありますが、ハープの演奏は初めてなので、興味深々といったところで、とても楽しみにしていました。

ハープ演奏会1ハープ演奏会2 そもそもこの音楽会のきっかけは、元愛媛県警察本部長だった岸本さんや私の口つきで、特に岸本さんは現在九州産業局長の要職にありながら、わざわざ会場まで足を運んでもらう熱の入れようで、その熱意に報いようと、西田さんと亀本さんを中心に連日連夜実行委員会で準備を進め、今回の音楽会にこぎつけました。当日は満席になるほどお客さんが訪れ、初めて聞くハープの演奏に聞き入りました。田舎に住んでいる人たちににとって、ハープやギターの生の演奏を聴くことは滅多になく、知らない曲が殆どでしたが、みんな満足の手合いでした。

 今の若者たちはスマートフォンを利用して、様々な音楽を日常的に聴いています。一方古くなった昭和生まれの私たちは、音楽等たまにテレビで見聞きしたりカラオケで歌う程度で、音楽と暮らしは完全に遮断されているのです。古佐古さんの演奏の途中に挟んで話すトークを聞きながら、音楽が人間の健康にとって、とても大切だということを初めて知ることができました。かく言う私も残念ながら、ハーモニカの下手糞な演奏や、ハーモニカの演奏が入ったCDを聴く程度でお茶を濁していますが、これからはもう少し音楽にも興味を持ちたいと思いました。

  「振り返りゃ この一年も 音楽を 聴いていないと 深く反省」

  「若者は 耳にイヤホン 差し込んで 音楽聞きつ 歩いています」

  「若者が 口ずさむ歌 私には 理解し難い 時代が違う」

  「知らぬ歌 ばかリだったと 不満顔 無理もないです 田処サンソン」 

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