〇足湯は天国(その4)
5月23日土曜日、子ども体験塾の第1回目の学習会が人間牧場で行なわれました。41人の子どもたちと30人近くのリーダーやスタッフがそれぞれの活動を楽しくやりましたが、少し曇っていた天気も味方して、最後は降り出した雨の中を少し濡れながら下山したものの、暑くもなく寒くもなしといった状況でした。
今回はジャガイモ堀りとサツマイモのツル植えという農作業をしたため、息子が子どもたちのために足湯のサービスをしてくれました。しかも普通は灯油ボイラーでお湯を沸かすのですが、今回は五右衛門風呂の下から薪を燃やし本格的でした。41人を6班に分けていたので、サツマイモを植えながら各班毎に4~5分の足湯をしてやりました。
靴下を脱ぎズボンを脛まで捲し上げて車座になって足をつけましたが、みんな「気持ちいい~」を連発していました。昨日別の用件で参加した子どものお母さんから電話が入りましたが、このお母さんが言うのには、「子どもが帰って足湯の話をしてくれました。足湯は気持ちよくてまるで天国へ行ったみたい」と言ったそうです。「天国へ行ったこともないのに」と家族で大笑いをしたそうです。
通称「ロケ風呂」と呼んでいる五右衛門風呂は、10年も経つと今やすっかり、人間牧場の名物となりました。私も時々息子が沸かしてくれた風呂を楽しみますが、寒い冬もまたよし、暑い夏もまたよし、足湯もまたよしといった感じです。特に沸かしたお湯に体を沈め、眼下に広がる海や漁港を見ながらの入浴は、お金では買えない至福です。近々私もお風呂を楽しみたいと思っています。
「ロケ風呂を 沸かして子ども 足湯する 気持ちがいいと みんな連発」
「天国へ 行ったみたいと 言う子ども 行ったことない 癖にと難癖」
「風呂に入り 瀬戸内眺望 楽しめる ロケ風呂息子 設計してくれ」
「春夏も 寒い秋冬 また良しと 風呂を楽しむ 贅沢極み」