〇お待たせしました蜜蜂の分蜂です
昨日の午後3時過ぎ、人間牧場の草刈を終えて自宅に帰ってみると、庭の裏の蜜蜂の巣箱の一つの周辺が、何やら騒がしく感じました。とっさにこれは蜜蜂の分蜂だと思い近づいて見ると、案の定蜜蜂の中群が巣箱の前で、まるで戦争のように飛び交っていました。今年は人間牧場の巣箱も家の裏山の巣箱も、越冬した種蜂がゼロからのスタートなので、インターネットで養蜂家の分蜂ニュースを聞く度に気を揉んでいましたが、これでやっとお目覚めといった感じです。
偶然にも昨日の夜、私の蜜蜂飼いのお師匠である西予市野村町山奥組の井上登さんからメールが入っていて、分蜂の様子やキンリョウヘンの咲き具合を尋ねてくれていました。私は井上さんから4年前に貰った一鉢のキンリョウヘンを、欲を出して昨年8鉢に分株しているので、今年の春は花をみることはありませんが、そんなこともあろうかと井上さんは昨年の秋、花芽の確認できた2鉢のキンリョウヘンを私に託しました。私も井上さんの指示通り冬の間室内に取り込んで育てましたが、まだ咲かないようです。
井上さんからは来週にもキンリョウヘンの切り花を持参してくれるようなので、ひとまず一安心といったところですが、今年も師匠の手を煩わさなければならないようで、未だに独り立ちできない自分を恥じています。昨日裏山を散歩していると、近所の人も既にキンリョウヘンの鉢植えを置いて蜜蜂を誘っているような巣箱が目に留まりました。どちらに先に入居するのか、蜂のみぞ知る競争です。
何はともあれ今年もいよいよ私にとっても、蜜蜂養蜂のシーズンが始まりました。今年の目標は蜜蜂に刺されないよう安全第一で望み、10升以上を目指します。蜂さん今年も目いっぱい働いて下さい。宜しくお願いします。
「裏山の 蜜蜂巣箱 蜂たちが 群がり分蜂 嬉しい確認」
「蜂たちは キンリョウヘンの フェロモンを 何故に求める 未だ分らぬ?」
「今年は 越冬蜂も ゼロゆえに いつもの年より 気を揉み始む」
「刺されない まず第一の 目標を 安全置いて 昨日浮き浮き」