〇昨日の夜のサプライズ
昨日の夜は午後7時から、国立大洲青少年交流の家のオリエンテーション室で、私が講師となり、「リーダーの心得」について90分ばかり講義をしました。自転車を40キロもこいだ後ですから、さぞや疲れているだろうと思いきや、どうしてどうして子どもたちは、私のささやかな話にも熱心に耳を傾けてくれました。
私の話が終わると20人の子どもたちが全員前一例に並び、それぞれの子どもが、一言づつ赤石さんとの思い出話を話し始めました。中には感極まって泣きながら話すのですから大きな驚きで、聞いていた赤石さんももらい泣きしていました。いやはやサプライズとは言いながら、こんな光景は初めてで、この7年間一緒に、時には厳しくやってきたことが報われた感じがし、大きな感動の拍手を送りました。
退職してこの10年、子どもたちへのふるさと教育の必要性を訴え続けて、私もボランティアとして人間牧場などで明石さんと二人三脚で、子どもたちと深く広く関わってきましたが、子どもたちがここまで成長しているとは思いませんでした。 赤石主事さんの一番の功労は、何と言ってもジュニアリーダー会を作って、軌道に乗せたことです。子どもたちがこの日のために密かに作り、明石さんにプレゼントしたメッセージカード綴には、子どもたちの思い出が一杯詰まっていたようで、赤石さんの一生の宝物になるようです。
ふとその昔、私も一枚の辞令とともに教育委員会から産業課へ異動になった時、異動反対の多数の署名を集めて町長に直訴してくれた感動のシーンを思い出しました。ああ懐かしやです。だから今も恩返しのボランテァ活動を続けているし、これからも続けて行こうと思っているのです。異動は新しい異文化との出会いの始まりでもあるのです。明石さん、これからも今の自分を育ててくれたことを忘れず、さらに「恩返し活動」を忘れないように頑張ってください。
「夜研修 私の話 終ったら 横一列に 並んで子ども」
「サプライズ 子ども感謝の 言葉延べ 主事も思わず もらい泣きする」
「これからは 育ててもらった 恩返し 忘れずすれば 人は見ている」
「七年で こんな立派な 子に育つ 教育大事 これから先も」