〇家庭菜園の種蒔き作業
今年は210日が9月1日、220日が9月10日です。亡くなった祖母から大根の種を播く適期はこの頃がいいと教わっているし、去年のブログを開けて見ると9月7日に種を播いているようなので、今年もそろそろ適期だと思い、一昨日と昨日の2日間畑へ出て、夏野菜の残骸や雑草を片付けたり耕運機で耕したりする農作業に追われました。今年の夏は記録的な雨量と日照不足で畑が乾く暇がなく、一昨日は前夜の雨で多少ぬかるんでいたため、耕運機で耕すのは昨日になってしまいました。
私にとって家の横に隣接している家庭菜園は、ある意味老後の生きがいとなっていますが、1反近くあるため少し広過ぎて、外に出る機会が多い私には多少持て余し気味なのです。それでも無農薬で安心安全な健康に良い野菜の自給率を高めながら食卓で味わえ、ましてや親類縁者にお裾分けして喜ばれているのですから、これに越した喜びはないのです。
近所の種物屋さんで、大根、カブ、チンゲンサイ、聖護院大根、人参、小松菜、春菊、高菜などの種を買い求め、連作障害を避けるため毎年植える場所を替えて植えつけるのです。
今年は大根については種を播く前にネットで調べてみました。「2cmの穴を30cm間隔で」が基本のようで、これまでの私の栽培法方が蜜植過ぎていたので、早速竹棒を切って定規を作りました。さあ種蒔きです。種を播き始めると小雨がポロポロしてきました。小雨にせかされつつも中腰でやらねばならない作業は足腰に堪えましたが、心配された雨も降らずどうにか夕方種を播き終えました。その後野鳥対策として脅し用のビニールテープを農協まで買いに行き用意をしましたが、昨日は南西のやまぜ風が強く吹いていたので、風に飛ばされることも考えられるため、テグスと糸を張って代用にしました。
今日の天気予報は朝から雨のようです。種に水分が加わると種は1週間ほどで芽吹く予定です。毎年この時期は季節の変わり目でしょうか、台風や大風の影響を受けますが、今年も無事に育って欲しい願っています。9月1日に96歳の誕生日を迎えた親父に替わって、家庭菜園の世話をするようになって3年が経ちました。妻の話によると親父も畑には草を生やさず丁寧に手入れをしていましたが、耕運機と草刈機を使える分親父より綺麗だそうです。毎年完熟牛糞を30袋も畑に振り撒いて、土作りをしている効果でしょうか、この3年間何とか無農薬で野菜ができるようになりました。安心安全は汗の代償だと思いつつ、種蒔きの終った畑を眺めていました。
「雨最多 日照最小 今年夏 これから先が 思いやられる」
「立春を 起点に数え 2百10 そろそろ適期 亡き祖母教え」
「1反の 畑私にゃ 多過ぎる 息子手助け いつになるやら」
「牛糞を 沢山入れた お陰にて 農薬頼らず 何とか3年」